ありえんやばい
好き止まらん
意味わからんすぎる
賞味期限過ぎすぎ
教えろください
ほしいしろ
山程あるエモい説あるエモい
ふとましい言わない
イケ散らかして
有難うましゅめる
うらやまけしからん
天然ボケにもほどがありやがるです
美味しゅうございます
おバズりあそばしてる
尊いしんどい
おまけ例:
違和感仕事しろ: 抽象概念に仕事しろというのが面白い
ぬっころす: 促音形複合動詞
…以上がWebから集めてきた、または以前から耳にする複合動詞のなかで面白いと思ったものたちであります。
複合動詞というか、複合形容詞であったりだとか、わざとちぐはぐな(教えろください)みたいな組み合わせが独特の効果を生んでいるのもあります。
こちらの方は動詞の複合というよりも、もとは別々であったパーツ2つの性急な動詞重ねの連結が結果としてひとつの連語的な複合動詞に見えなくもない一体性を獲得している様相を呈しているように見受けられます。
何かの叙述を逐次的に言い表した複文とひとつの複合動詞として一体句を形成しているのとの境界にあるようなユニークな例だと思います。
一般に、複合動詞には語彙的複合動詞と統語的複合動詞とがありますがこういった例は継次的複合動詞?立て続け複合動詞?とでもいうのでしょうか、なかなかに新しい立ち位置の複合動詞が認められつつあるかと思いますが皆様いかがでしょうか。
ところでちょっと関連薄いのかもしれませんが昨今使われる「--みある」みたいに助詞省略の一体句を作りたがる傾向が、「ある」「深い」みたいに強い叙述パーツとの結合で助詞抜き連結がみられるだけでなくて、
言い換えると[体言-用言]のパターンだけでなく[用言-用言]のパターンにも強い連結を試みてみよう、という潮流を感じる現象ですねこれは。
<2020.12/11追記事を投稿しました>
イケ散らかす派生形ほか/複合動詞ひとりごちる/ぴえんもあるよ - P突堤2
第2弾記事です。良かったらこちらものぞいてみてくださいね。