以前からちょっと思うところがあってつらつらと雑文。
このブログではちょっと脱線することもあったけど律儀に「番外編」「番外編の番外編」と銘打ってカテゴリを一応分けていたので節度をわきまえていた、とは思う。
音楽、映画など趣味の分野はともかく、言葉遊びやにほんごトピックなどといった雑談分野にしても日本語や言葉に関する事なので日本語入力をメインテーマに据える当ブログにとっても無関係ではないからむしろ裾野を広げるのに役立っているのだともいえる。
ここのところ接頭語接尾語のまとめ記事が一年ほどにわたってまとめきれずに放置されてきているがそんな中でも"つなぎ記事"と称してメインテーマ欄外の雑記事を書いてお茶を濁してきていたのだがこれが存外こなれてきて評判も良いものとなってきているのは進捗が思わしくない中でせめてもの救いになったところである。
目の前の懸案から「逃げちゃダメだ」と思いつつも苦し紛れに、遊び感覚、あるいは息抜きのつもりで書いたこれらの記事がむしろコンテンツ充実の主翼を担うまでになってくれて意外にも喜ばしい限りである。
これは皮肉な話というよりは、人間万事塞翁が馬、人生何が幸いするかわからない…という前向きな受け止め方で額面通り受け取っておこう、そして気持ちを新たに前へ進んでいきたい(根拠のないポジティブ)。
現実的な話、懸案課題の進捗は今後もどうなるかわからないので"つなぎ記事"などという後ろめたい言い訳じみた悪あがきをするのはみっともないので、入力基本コンセプトの完成は気長に構えていけばいいというふうに思いはじめている。
それよりも出せるものは随時逐次その時書きたいものをアップして何より更新頻度を上げていくことの方がモチベーション維持のためにも精神衛生上も断然いいに決まっている。
なので今後も雑談記事、脱線記事、雑想記事の重要性はむしろこの調子で行くと余計高まっていくという見通しであるので、そのための地ならしをしていこうかと思う。
私の悪い癖で、例えていうのならば思春期男子が「自分に自信の持てるハイスペック男になる日まで、あの娘に告白するのを控えておこう」とでもいうのか、
「物事の整合性や完璧主義にこだわるあまり、土台となる基礎事項を完成させるまでは今後夢見ていくペーパープランを披露するのはやめていこう」などといった一見謙虚風を装ったただの臆病心をいい加減捨てて、
そろそろこの辺で自分に課した(思い込みから来た)堅苦しいルールを取り払って、このブログの目指す入力基本コンセプトのその先の、単なる青写真からさらに一歩踏み込んだ野放図なペンタクラスタキーボードの立体展開の夢語りの一端を語っていきたいと思う。
時に厚かましく、時に渺茫に、そして時には身分不相応ととられても恐れずに大風呂敷を広げていきたいと思う。
そこで新たなカテゴリ「ビッグマウス(砕けた文体)(仮)」を作成しまして、その思いのたけを存分に吐露している場所をまず確保していきたい次第である。
そこで展開していくのは、ペンタクラスタキーボードのデバイスとしての可能性やOSやエコシステムの枠組みの進歩的視点、果てには業界や陣営の見立てを勝手講釈していったり、
IT・ガジェット・インフラ・哲学・人づくりなど垣根を取り払った広い議論・考察を存分にしたためていくつもりだ。
ペンタクラスタキーボードの基本理念に基づく周辺見解・プランの方は従来通り「当ブログの基本的な考え方・方針・見解」カテゴリに引き続き書いていくつもりであるが、
もうちょっと抽象的なビジョンや野心的な煽りであるとかの場外乱闘のようなトピックはこちらの「ビッグマウス(砕けた文体)(仮)」カテゴリでやっていこうと思う。いわばリミッターを解除した裏モードを用意したということである。
もうお気づきであるかとは思うが、このカテゴリでは当ブログの流儀から逸脱して、ですます調は使わずに
あえて口語体・である調の文体で
記していくことにする。
もちろん闇雲に好戦的に「世相を斬る」みたいなスタイルを狙っているわけではなく、あくまでペンタクラスタキーボード自身から出ている新たな便利の発見、醸し出しを拾っていこうという
ペンタクラスタ世界観拡張のための正のフィードバックをその目的としているということを特に強調しておきたい。
特定の何かを叩く、くさすのではなく新たな世界観、パースペクティブを獲得するためにビッグマウスをいかんなく発揮していきたい。そんな願いが込められた新たなカテゴリである。
ここで綺麗に締めたいところだが、いつもの癖でブログ主ぴとてつが感銘を受けた、マウスの先進性に関するコピペを貼っておかずにはいられなかったのでねじ込んでしまおう。
独自キーボードを提案する自分にとって、このコピペはいつでも自分を励まし、迷いを断ち切ってくれる。
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「マウスは良いアイデアだが、ビジネス ユーザーの役に立つかどうかは疑わしい」(George Vinall、PC Week、1984 年 4 月 24 日)
「ユーザーがこういったものを使いたがる根拠はどこにもない」(John C. Dvorak、San Francisco Examiner、1984 年 2 月 19 日)
「使うのはとても楽しかったが、ビジネスの視点から考えると生産性に疑問を持たざるを得ない」(George Vinall、PC Week、1984 年 4 月 24 日)
「会社役員のような特定のターゲット層にとって、マウスはコンピューターを使いやすく馴染みやすいものにしてくれるのだろうか。答えはノーだ」(Computerworld、1983 年 10 月 31 日)
「会社役員にとって、このデバイスがキーボードよりも快適に感じられる可能性はまったくない。”回転性” のあるマウスは、仕掛けばかりに凝ったおもちゃのような感が否めない」(Computerworld、1983 年 10 月 31 日)
「現段階では、マウスとその仲間は単におもしろいというだけだ。革新的に見えるものが常に有用とは限らないわけで、そこには商業的寿命という真の試練が待っている」(David A. Kay、Datamation、1983 年 10 月)
マウス登場時、その将来性に関して発表された専門家の意見 (via shibata616)
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