パエ-リャ

木製カトラリ-

ミンダナオ紀行-ダバオからジェネラル サントス (1)

2016-08-02 11:01:35 | Weblog

ダバオの空港は今年で3回目か、4回目になる。

ダバオ空港の国内線の荷物検査  (この画像の奥が荷物検査)

の直後の場所にはレストランが二つあり、両方ともビ-ルは飲める。この場所は空港の2階になっている。この通路を歩いてくると左右にレストランがある。ゲ-トへの途中になる。

      この店は、通路の右側の店で、トイレの右側にあり、中は明るくてビ-ルも飲めるし、良いのだが、狭くて椅子が固いのが難点で長い時間フライトを待つにはつらい。

ゲ-トはこの画像のすぐ左側にある。この画像を取得した際に、背後にあるレストランが次の画像

になる。 このレストランは中が薄暗いのが難点だが、椅子は柔らかいし、大きいし、フライトを長時間待つにはこちらのほうが良いと思う。日本食

のメニュ-が次の画像だ。 牛丼、かつ丼から各種ら-めんもあるので、日本の定食屋にいる気分になる。何故、日本食があるのかはわからない。

今回はダバオから国内便のエア-フィリピンでセブに移動したが、前回4月にダバオからマニラ経由で帰国した時には、この場所を通過していないような気がする。でも、2月にマニラ経由でコタキナバルに戻った時には確か、このレストランでフライト待ちをした記憶があるが。。。

さて、今回、ダバオからジェネラル サントス(ジェンサンと略呼、略称される)へ行った目的は、ジェンサンとインドネシアのスラウエシ島北部 Bitung という港の間に国際フェリ-が運行されているか、確認して世界中に発信するためだった。

以下の地図でダバオの場所を示す。

マニラより1000km以上南の、ミンダナオ島南部にあり、ダバオはフィリピン第三の都会と言われているが、実際に行くと町の大きさは鹿児島位との印象しかもたない。日差しは強烈で、戦前は日本人が3万人近く住んでいたため、今でも町の中心部に日系人の互助会的な組織があって活発に活動してるようだ。

ジェンサンはダバオからバスで更に3時間以上かかる、実質上ミンダナオ島最南端の、つまり、フィリピンで実質上最南端の町になる。大きな港もあり、日本向けのマグロの集積地なので、入口に

マグロの巨大な像が飾られている。 漁獲の9

割は日本に運ばれている。   この画像はマグロの正面になる。

ジェンサンの町に行くにはマニラから空路もあるが、普通はダバオからバスになると思う。勿論、フィリピン各地からフェリ-もあるが、途中でサンボアンガの半島を大きく回り込むので時間がかかりすぎる。

なので、ダバオ空港からダバオ市内の Overland Transport Terminal というバス駅経由で行くのが一番無難だろう。勿論、その日のうちに強引にジェンサン市内までバスで移動することも出来るが、強行軍だと思う。

ダバオ空港から Overland Transport Termial というバス駅方面へのロ-カルバスは勿論あるし、現地人の知り合いはよく使っているが、日本人の単なる旅行者には空港から最寄りのバス停までの距離と、待ち時間を考えると無理だろうし、所謂トライシクルで移動できる距離ではない。

日本からダバオに午前中に着くには、マニラで1泊しないと無理だし、マニラはごみの街なのでそうする理由もない。

なので、今回はバス駅直近のホテルで1泊して、翌日にジェンサンに移動した時の詳細な記録になる。

まず、空港ビルを出ると必然的に正面にある広大な駐車場に向かう歩道を歩くことになる。

空港ビルと駐車場の間には、その歩道に直行していて、空港ビルに並行する道路がある。空港に乗り入れるタクシ-はそこに止まって客を降ろすが、客を乗せるためのタクシ-乗り場は、その道路より1m程高い駐車場の南東の端にあり、空港を右手に見ながら歩いて行くと、警官がタクシ-に指図をしているので直ぐわかる。

詳しく話すと、空港ビルを出て、道路を渡ると5,6段あるコンクリ-トの階段を上がって右に、道路沿いに進むと空港タクシ-の正規の乗り場、つまりメ-タ-制のタクシ-乗り場になる。距離にして階段の位置から50mくらいだ。見取り図を以下に示す。

          この階段を昇りきった時にタクシ-の声をかけられるが、メ-タ-もなく、ぼられるので無視して、緑色の線に沿って歩けばよい。空港の敷地を出る時の検問所でサ-ネ-ムを尋ねられるが、驚かないでよい。理由は全くわからない。

料金はもちろんダバオ市内の何所に行くかにもよるが、混んでなければオ-バ-ランドバス駅まで町で一番広い道路で、時間にして30分位、500円少しで行けると思う。

             

川(ダバオ川)を渡って向こう側まで行くのだが、もしそうでなくて、川の手前の繁華街というか、ダバオの町の、いわば旧市街的な場所、(世界最大の中華街も同じ旧市街にある)に行くときには、時間も料金も余分にかかると思われる。途中の渋滞がひどいからだが、マニラみたいに絶望的な重症ではないので、高くても700円、時間で1時間ではないだろうか?

この中華街に関しては注意が必要だ。入口は海に面したマグサイサイ公園

                     のそばで, ダバオはドリアンの町としても有名なので果物のヴェンダ-が多い。中華街の入口は

             とても立派なのだが、

神戸やロンドンのような飲食店が乱立する中華街ではなく、中国系フィリピン人が沢山住んでいる場所でしかない。海鮮のレストランがあるはずで、30分以上も探し回ったこともあるが、結局見つからないし、普通のレストランも実質上ないというほうが正確だろう。マックやKFCも見なかった。ただ、生活雑貨の店はとんでもなく多い。マニラ以外で物乞いを初めて見たのもこの中華街だった。

奥まで行っても特に変わり映えしないので、入り口付近を覗くだけにしたほうが無難だ。かなり面積的に大きいので。