最初からGPS付きのカメラを買えばよかったのに。台湾人の友人は持っていた。
で、タイムラインが使えるかとは、かなり使えるかで、過去ログを見たり、新たな実験をして確認してみたい。これも切実な問題なので。
起動画面が以下になる。
ここで、直感的に思うのは、勿論同期の問題で、カメラとの間であれば、手段は時間しかないわけだ。どれだけ正確に時間合わせが出来るかの問題になる。
だとすれば、補助的な方法として、アンドロイドにも手伝ってもらう事もできる。
というか、そもそも同期しているのは当たり前なのだから、少し面倒ではあるが、重要な局面の画像をアンドロイドでも取得することで大きな間違いをしないで済むのではないだろうか?
で、上の起動画面では地図を掴んで移動させることは出来るが、上と下の被さりメニュ-はどかす事ができない。緑の枠の中は特定の日時に関連する地名で、履歴の地名の一つに過ぎないが、押してみるとそれに関連する国内の地図が表示される。
その下に「その他の移動経路」と出ているのを押すと、国外の表示に代わる。2016年に16か所を訪れたの意味に解釈できるが、明確な基準があるとは思えない。押してみたら出たのが次の画像だ。
すべて黄色の枠内の訪問地で、正直忘れかけていた場所も含まれているので、なにがしかの役には立つと思う。
ここで、この一つを押してみて出て来たのが次の画像になる。
ここら辺りから本題に入る。これは、ボルネオの北端部へのドライブの記録で、日時と走行距離が出ている。何故、「?」の部分の色が薄いのかは、追々に分かるかも知れない。
この行程では膨大な数の画像が取得されていて、基本的には整理が終わり、CDに焼かれ、HDにも表題付きで残されている。写真のタイムラインはプロパティを見ればわかるし、重要な写真の時間情報さえアンドロイドを参考にしてわかれば、残りの写真の前後関係は類推出来ることだろう。
でも、ここで素朴に思うのは、例えばハ-ドディスクに取り込んだ画像をパソコン上でグ-グルのタイムラインに同期出来たらうれしい、という事だ。勿論、カメラにGPS機能がついているなら、自動的に出来るだろう。
だから、問題は時刻のずれはコンスタントなのだから、(せいぜい数分の違いだろう)、それを反映した、タイムラインの運用が出来るか否かになるわけで、この記事はそのために記述されている。移動の詳細は次の画面が参考になる。
左のかぶさりメニュ-の赤枠をスライドさせると、詳細が地図部分に反映される仕組みで、この地図と共に何度か道に迷った記憶が蘇ってくる、懐かしい地図だ。North Borneo Biostation という、研究所風の名前のついたコテ-ジに泊まった時の記録になる。
そもそも、GPSカメラを使ったことがないので、何をどうすれば目的を達成できるのか、あるいは出来ないのかすら分からない。ただ、現在使用中のカメラ側では、カメラメ-カ-がアプリを提供してない限り、何も出来ないだろうから、何か出来るとすればグ-グル側しかない。
時間指定、あるいは時間枠指定で特定の画像を取り込む機能をパソコン版のタイムラインは持っているのか、持っていなければ裏技を探す他はない。
少し、ウエブで調べた限りでは次のような記述を見つけた。GPSカメラなしでも目的が達成できるような希望が湧いてきた。引用:
さらにGoogleフォトを使っている場合、その場所に居た時に撮影した写真も同時に表示できます。これは撮影時間で並べているため、写真自体に位置情報を埋め込んでいなくても、ロケーション履歴とつきあわせてどこの写真だったか確認できます。
ロケーション履歴を有効にしているユーザーの場合、過去の指定した日時にどこに居たか、どの場所からどの施設にどう移動したか、などを見やすいタイムライン表示でスクロールして確認できます。さらにGoogle フォトも使っている場合、その場所で撮った写真も同時にインラインで並べてくれます。
タイムラインはウェブのGoogleマップでは段階的に、Androidアプリではv9.12アップ
そして、タイムラインには写真も表示されます。
「Googleフォト」にアップロードされた写真が表示されるので、写真をGoogleフォトで管理していると便利です。そのスマートフォンで撮影した写真だけでなく、Googleフォトにアップロードされたものならデジカメで撮ったものも対象で、タイムライン上に表示されます。
ちゃんとタイムライン上の移動場所のところに写真が表示されるので、撮影時間と照らして表示しているのでしょう。GPSデータ(位置情報)を記録していない写真でも正確にタイムライン上に表示されているので、撮影時間で見ているのだと思います。もしかしたらGPSデータ入りの写真の場合はGPS情報も見るのかもしれませんが、いずれにしてもキチンとタイムライン上に入ってくるので便利です。デートから利用可能です。
引用終了:
これを読むと、GPS機能が付いてなくても、時間情報だけで写真をGoogleフォト経由でタイムラインに並べて整理できる可能性があると思う。
それに、いくらGPSカメラが緯度、経度情報を記録出来るからと言って、本当にそれ(だけ)に頼るだろうか?
時間は自動生成で取得する必要がないわけだから、自分がデザイナ-なら絶対に時間で対照表を作ると思うからだ。
整理してみると、グ-グルのタイムラインが内部的に使うのは、元々はグ-グル時計のみ、グ-グルフォトが内部的に使うのも元々はグ-グル時計のみだが、内部の参照表にはGPS情報の項目があって、デ-タさえあれば使えるようになっている(だろう、間違いなく)。
だから、非GPSカメラの画像をGoogleフォトに格納する時にはGPS項目は空白、但し、アンドロイドのカメラ画像を格納する時や、GPSカメラの画像ではGPS項目は緯度、経度情報が記録されて、参照表はフルに活用出来る状態になる。
それとは別に、アンドロイドスマホの場合、画像とは独立して無関係にGPS情報をグ-グルのタイムラインと共有出来るので(同期した時間情報経由で)タイムライン地図が表示される仕組みだ(と思う、間違いなく)。
だから、今見極めようとしているのは、GPS情報を元々持たないカメラ画像、時間情報もグ-グルのタイムラインとは共有や同期もされていないし、時刻を設定する時の時間誤差にして、最大で恐らく数分の違いを定数として維持している(だろう)時間情報を、グ-グルフォトの参照表に書き込んでタイムラインが機能するかどうかだ。
実際にGoogleフォトを使っての実験結果は次の記事に掲載する予定だ。