話をジェンサンへの移動に戻すと、そのためのホテルと到達手段になるが、両方が極めて近接しているのが望ましい。日本では大したことがないと思える距離でも、勝手のわからない熱帯の街を荷物を抱えて徒歩で動くのは大変だからだ。
なので、実質上バス駅に隣接している Casa Leticia Business Inn に移動の前日に宿泊するのが望ましいだろう。吹き抜けなどもあって、明るい造りになっている。
ここはレストランに幼児用の椅子が用意されている
ことで分かるように、行き届いたホテルで、
応対もよいし、朝食も有料だがまともだ。
何よりバス駅に近いし、場所をタクシ-の運転手が不確かなら、John Paul II College
という大きな目印がホテルの正面にあるので、間違いなく到着できると思う。
この画像の右側がレティシアの看板で、2016年7月の交換レ-トで約2500円だ。左側にロ-マ教皇の大きな看板があるところが John Paul II College の場所になる。恐らくこのカレッジで講演したことがあるのだろう。ホテルはWIFI完備だ。
若干の問題はレティシアはダバオ市内に2か所あることだ。
この、空港から見てダバオ川の手前にあるレティシアは料金が3倍くらい高いし、朝、バス駅まで行くのが徒歩では無理だし、橋を渡る時の渋滞、そもそも、このホテルにたどり着くまでのタクシ-での渋滞を考慮すると、とても勧められない。ネット予約するときに注意が必要だ。
緑色の道は大変な大回りに見えるが、空いていれば幅の広い幹線道路なので、80km、90kmで走るし、赤い道を時速10kmほどでトロトロ走るよりは断然早くホテルに着ける。
外国でタクシ-などの移動中に必ずしなければいけないことはグ-グルマップをナビ的に使うことだ。とんでもない方角に走っていないことを確認するためと、必要ならタクシ-の運転手に地図を見せること、そしてバスで移動するときには、どこで降りるかの判断を助けるためだ。(別途例を後述する)
それには、スマホのSIMを現地SIMに入れ替えることと、きちんと設定することだが、普通は空港で設定まですべてやってくれる。ネットで調べると、SIMを購入して、設定はすべて自分でやると書いてあるが、よほど時間に余裕があるか、設定に詳しいなら別として、普通はすべて任せてしまいたい。
今までのすべての到着空港で全然問題なかったが、今回だけはダバオ空港で設定不良のまま確認しないでスマホを返してもらったので、翌日モ-ルの中のモバイル通信の代理店で設定し直してもらって、100ペソの手数料を取られてしまった。
ダバオの空港で、音声通話なしの1週間分が100ペソだったので、腹立たしいが、設定の確認をしなかった自分を責めるべきだろう。症状は「インタ-ネットに接続できない」で、 試しにネットでの通信をその場で試みておけば直ぐにわかった事なのに。