なんだか原発の四号機のこと、よくわからなくて不安。
わからないから、原発関係のことをつぶやく人をツイッターでフォローするけど、
それを読むとまたどーんと不安になるという悪循環。
よくない~・・・。
とりあえず外に出る時はマスクして出る。
・・・一応。
そんな中、ミステリーファンとしては今日は見逃せない日だった。
綾辻行人さんの館シリーズの新刊『奇面館の殺人』が今日発売!
・・・興味ない人にはとことん興味ない話題で(汗)。
初めて館シリーズを読んだのは大学生のときだから、もう何年?
いわくつきの建築家中村青司の建てた奇妙な家々で起こる事件、そこに住む不思議な人たち。
まるで異様な建物の存在が事件をいざなったかのように起こる奇妙な殺人。
この薄暗い世界観に見事にはまってしまった。
エラリー・クイーン好きなら必ずはまる。
大人気だってことがよくわかるのは、
さっきAmazonで注文しようかなと思ったら、
もう一時的に在庫がないって!!!ショック~

往年のファンは飛びついたみたい。
読めないからますます読みたくなってくるこの悪循環。
最初は純粋にミステリーだった綾辻さんの館シリーズも、
『時計館の殺人』は悲劇的なロマンチック路線、
『暗黒館の殺人』では完全にゴシックホラー。
すでに幻想文学の域。
『時計館の殺人』では小説をイメージしたCDを谷山浩子さんと出しちゃってるし。
綾辻さん、バックコーラスで歌ってんじゃん!!!!

谷山さんの不思議で、ちょっと不安感をなでなでする感じと、
時計館の閉じた不安な世界が合ってるんだなこれが!
私は『時計館~』が館シリーズでは一番だと思う。
ラストは驚いた。このラストはほんとにびっくりだ。
でも、最近ちょっと綾辻さんのパターンのようなものが薄々感じられるようになり・・
危うい人間関係っていうかなんて言うか・・・読めちゃうっていうか。
・・・いや、私、生意気なこと今言いましたっ

こんな私の生意気を、『奇面館の殺人』が見事裏切ってくれるのを期待しつつ・・・。
ってか、まず手に入ってないしっ!!!
わかんないことに飛び込んでいくのが大好き。
ずっとワクワクどきどきしていられる。
謎が私を呼んでる!!!!
こうなると、仕事が手につかなくなっちゃうんだよね。
ああ、悪循環・・・・
