しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

たそがれジプシー

2012-01-12 23:21:15 | 日記

今日お昼の緊急地震速報には驚いた。
4時間目終了直前、職員室で、先生たちのケイタイが一斉に鳴った。
反射的に、誰かがすぐNHKをつけた。
幸いなことに、わからないほど小さな揺れだったけど、3月11日を思い出すには十分だった。
ここ3日間ほどずっと、電子機器の暴走や耳鳴りなんて現象があるらしく、
ツイッター内では近々大きめな地震がという噂はたっていたけど、
まあ確かに、いつかは来ると思ってはいたものの、
まさか今日くるなんて、という感じだった。
関東はそうでもなかったけど、福島では震度4。
「安全性バイアス」というんだっけ? 
どんな状況でも自分たちは常に安全なんだと思い続けてしまうこと、という意味だった気がする。
そんなバイアスが、心にかかってしまっている気もする。

ほんとにマスクしてる人なんて少ない。
うちの技術員さんは、放射線に対する知識が豊富で、
青いマスクをしてる。あれ、たしか高性能のマスクだよね。
学校でマスク姿は、その人だけ。
私は一応、通勤の時はずっとマスク着用をしている。
マスクなしでは今ではなんとなく怖いけど、学校内では着けてる「勇気」がない。

今日の地震のとき、ニュースをみつつ思わず、
「今福島に地震が来るとまずいんですよね?福島第一原発の4号機が壊れかけなんですよ?
壊れたら、関東も住めなくなるくらい汚染されるんですよ。」
と隣にいる先生に言うと、
「え!そうなの?」
と、ものすごく驚かれた。
自分が間違った情報を言っているような気がして恥ずかしくなった。

なんでツイッターっていう限定された場で、噂のような形でしか知らされていないんだろう。
公務員だから、国や県の言うことを聞いて仕事するのが私たちだけど、
なんか、公務員ってやだなあと、最近とみに思う。
国、全然信頼できないもんねえ。
学校では子どもの命を預かっているけど、こんなんじゃ責任持てないじゃん。
学校の給食に、福島産のものを使います、と宣言した市もある。
放射線に対する安全を保障できないと思う。親が怒ってもいい。
私が親だったら、お弁当持っていかせる。
スーパーで買い物するときも産地をしっかりみて、吟味しながら購入しなければいけない時代なのに。
そういえば関東の野菜って、ほんとに北関東に頼っているけど、
北関東の土壌汚染だって進んでいるから、買えるものもどんどん限定されてきている。
私は最近、完全にOKな鹿児島産のピーマンと岡山産の茄子ばっかり料理に使ってる。
もやしやキノコ類、白菜は、最近食べてない。悲しいなー。
そんな中で、である。

日本という国は子どもを守ってはくれない。
一回潰れて、新しい国ができた方がいいかもしれない。
・・・とか思っているグレーな公務員な私。
子どものためにはがんばれるけど、国のためにがんばるとか今や思わないもん。

横浜市は市の学校の何カ所かで、放射線測定を再びやるようだ。(神奈川新聞、今日の記事で)
継続してずっとやって欲しい。

神経が張っていたのか、家に帰ってご飯を作って食べたら、こたつで1時間のうたた寝。
コーヒー飲んでももはや眠いものは眠い。
明日やっと週末だ。

最近、英語の勉強を再開しようとしている。
一時期、英会話学校に行ったりアルクの1000時間ヒヤリングマラソンをやったり、
CNN聴いたりTOEIC受験したりとひたすら語学熱が高かった。
前の職場で外国人の英会話講師の人に触発されて始めたのだけど、
ここ2年ほど怠けていた。全然使わないし、英語。
日本が大好きだったし。

でもなんか日本に嫌気がさしてきたから、もう一度ちょっとずつ復活させようかなと思っている。
いつか日本に住めなくなったときのために。
そんな日は来なければいいけど、
来ないという保障なんて、どこにもないからね。