しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

不思議空間で明けまして

2013-01-04 20:42:32 | 日記
明けましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

実家に帰ると(というか長い休みになると)、
どうしても眠る時間が遅くなる。
あんまり生活時間帯が乱れたら後でしんどくなるので、
できれば1時には寝たかったんだけども・・・。

年始、BSプレミアムで夜中の2時からチャップリンの「街の灯」と「独裁者」をやってた。
チャップリンは素晴らしい!と伝記を扱った番組などをテレビでみたことはあっても、
作品自体を見たことがなかったので、ぜひ見てみたいと思った。

チャップリン、歴史に残る人だ・・って、作品を見て実感した。
演じているのも自分なら、脚本・演出、そして作品によっては作曲も自分だという。

「街の灯」は、恋した盲目の娘のために奮闘する浮浪者をチャップリンが演じている。
チャップリンの表情がなんとも愛らしく、そして物悲しい。しかし、笑える。
コメディーって、こうやって自分をコケにして?人を笑わせるものだよなーと思った。
人をコケにして笑いをとっているコメディアンがいかに多いことか。
そして何ともロマンティックなストーリーもいい。


ラスト、ヒトラーの演説を模した、主人公の演説に感動してしまった「独裁者」。
ヒトラーのパロディーをチャップリンは演じたわけだけど、
この映画が完成した時期、ちょうど本物のヒトラーが生きて活躍している時代で、
ヒトラー自身もこの映画をみたというのだからすごい。
ヒトラーがなんて思ったか、聞いてみたかったなあ。
世界を震撼させた独裁者を皮肉った映画を作るって、すごい勇気だ。
だって、殺されちゃうかもしれない。
作品の質の高さ、そして何よりチャップリンの人としての魅力、圧倒的だった。
すっかりチャップリンのファンになってしまったよ。


自分が通った小学校の近くにある、
昔からずっと年始にはお祓いに行っている神社に行ったりと、
どこか特別なところに行くこともないお正月だけど、
親と妹と私と鍋を食べ、コーヒーを飲み、アイスを食べ、
平凡に幸せに過ごした。
田舎の街は本当に何もない。
それにしても何故、親の世代の人は雪見だいふくが好きなんだろう。
親類の人も食べてたし、うちの親も大好きだし。
確かに期間限定のベリーレアチーズケーキ味はすごく美味しかった!


それにしてもうちの実家、改装して新しくなったのだけど、
夜中にピシッ、ピシッって音がする。
これは・・・俗にいうラップ音か?
親や妹は、それぞれの部屋で寝ているから気がついてない。

私は帰省したときは、もう部屋がないので仏間に寝ている。
なんとなく悪いものではない気はするのだけど、
何にせよ「異音」であることには違いない。
気になるので、電気を消さずに寝ることにした。

電気をつけても音はしていた。
そういうもんなのかなー。
ご先祖様が何か伝えようとしてるのかなあと思ったりした。
仏間だし・・。
だったら、もっとわかりやすい方法にしてください。
子孫はアホなのですよ! ご先祖様!


そんな不思議空間で?年末年始を過ごしている。
しかしもうすぐ休みも終わり、
すぐに推薦入試の出願が始まる。
不思議空間ともしばらくお別れだなあ。