しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

混沌として

2012-03-05 21:44:16 | 日記
今週の金曜日が第26回卒業証書授与式。
3年生達は特別時間割の中で、何度も歌や呼名の時の練習を行っているけど、
1、2年生は今日が初めて。
午後、雨が降りしきる寒い中での卒業式練習。
昔のように、集団で言う、
「楽しかった、(全員で)たいいくたいかーい!」
みたいな送る言葉とか無いから、練習も単純だ。

座礼のタイミング、歌の練習。
こういう厳粛な式の練習は、たいがい学校でも一、二を争う『怖い先生』がとりしきる。
うちの学校なら、我が2学年の主任が、まさにその役だ。
常にピリピリとして、生徒はもちろん、同僚からも恐れられている。
今日も朝の打ち合わせで、自分の意見をゴリ押しして職員室の空気を凍らせていた。
聞き流してコーヒーを飲んでいた私。

昨年の自然教室で、うちのクラスの子に対する扱いがどうしてもどうしても許せなくて、
深夜のミーティングでこの人と大々的に口喧嘩をしてからというもの、
私には「意外にも勇気あるね」という同僚たちの嬉しくもない評価がついた。
普段はおとなしくしているけど、もしかしたら羊の皮を被っているだけかもしれない。

以来、主任とは当たらず触らずのおつきあいを心がけている。
悪い人では決してないのだけど、こだわりが強すぎて私には辛い。
おまけに今時珍しい「男尊女卑」の考え方の日本男児だ。まだいるのねー。
「女なんて・・・」とよく言う。たぶんこれが一番私にひっかかってる。
でもね、その女の私はもう成績処理終わってるんですけどー、しかも2学年分!
と、数クラスしか持ってないのに、まだ成績処理が終わっていない主任に向けて、
ひそかにドヤ顔で心の波動砲を帰り際に放つ(笑)。
あなたより確実に仕事してるよ私。
別にフェミニストなわけじゃないけど、人間を観ずして、性別で区別するのは最悪だと思う。

向こうも私のことを、自分に逆らう「よくわからない奴」のカテゴリーに入れて、
深くは関わらないようにしている様子。
自分に逆らう人間なんて、ましてや、自分に逆らう女性なんて今までいなかったんだろうね。
来年度も私、この人の下で働くようだけど。
変だったら、それ変ですよってはっきり言うつもり。
まさに主任の天敵な私。
いや、どこに行ってもこういう人はいるのよね。仕方ない。
毒をはいてしまった。

卒業生に在校生たちが思いを伝えるというのは、歌でしかできないから、
歌の指導に力が入る。
うちは珍しく校歌が混成四部合唱でかなり難しいけど、うまくハモれば美しい。
「旅立ちの日に」は卒業式の定番曲。この曲はジンと胸に迫ってくる。
歌って、いいね。心を揺さぶる。
自分が3年担任だったときも、呼名まではなんとか耐えられた。
クラスの子どもの名前を、泣きながら呼ぶわけにはいかない。
けど、3年が「大地讃頌」を歌い、在校生が「旅立ちの日に」を歌ったときから
涙が止まらなくなった。いろんな思いが、メロディーにのって思い出させる。
3年も、歌いながら泣いている生徒もいて、それを見て更に泣く。
最後の学活でも泣き、「先生、泣き過ぎー」と呆れられた。

今年の卒業式はやっぱり寒いのだろうか。
なんだかんだと忙しくても、この日に向けて、どこか厳粛な気持ちになる。

それにしても、
今日は、卒業式のことを書きたかったのか、
主任に腹が立ったことが書きたかったのか、
主旨が自分でも判然としないまま終了。
たぶん、どっちも書きたかったのね。混沌としてるこの気持ち。
やっぱり痛いんだもんなあ、左の胸の上が。
でも心電図をとっても、何も結果が出ない気もする。

どう考えても、パニック障害に陥っている気がする。
症状から、今までの積み重なる我慢から。もう限界かも。

明日は授業ないから午前年休取って、やっと病院に行く。
一応、先に内科が常識だろう。
結果がはっきりわかれば、様々混沌とした心も、少しは落ち着くだろう。








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