しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

修学旅行の振り返りをしてみる その2

2012-05-28 12:26:23 | 日記
2日目、生徒たちが楽しみにしている京都班別自主行動。
この日は、生徒たちが事前に立てた計画に基づいて京都の名所を班でまわる。
午前中は涼しかったけど、午後から少し蒸し暑くなってきた。盆地の気候だ。
前日の夜にはしゃぎすぎて寝てなかった子は、てきめんに体調が悪くなった。
また、集団に慣れず眠れなかった子もいて、そういう子は
午前中は宿舎で休んで、午後から養護の先生と別ルートを回って京都見学をしていた。
養護の先生は、朝から猛烈に忙しかった。
あちこちで気持ち悪いだの、お腹が痛いだの、足が痛いだの。
そのほとんどがはしゃぎすぎの睡眠不足か、食べ過ぎの腹痛か、筋肉痛だ。

うちのクラスは2名が病院にお世話になった。
一人は、カラーコンタクト(!)が痛くて目が腫れるの巻。
修学旅行当日はしてなかったけど、前日までしていたらしい。
1日目の夜、保護者に連絡をして、京都の眼科へ。
その後、この子は生理痛もひどくて、叫びまくる(・・)ので他の子が寝られず、私と同じ部屋に寝た。
もう一人は3日目、熱中症で脱水症状を起こして、新幹線内の救護室に寝ていて新横浜駅から救急病院へ。
この子は、昨日の夜にもう症状は落ち着いて、点滴もしなくていいよと言われた。
慣れない環境で緊張したのも調子が悪くなる原因だったようで、横浜に着いたとたん、症状が軽減していた。

4月に小学校から赴任してきたばかりの養護の先生は、このあまりの忙しさに驚いて、
「中学の修学旅行って、病人とかいないと思ってた。間違いだったわ。」
と。中学生もまだ子どもっていう証拠。宿泊してみるとよくわかる。



で、2日目班別自主行動。教員は巡回スケジュールが決まっていて、
私は午前は銀閣寺を中心とした東山エリアを、午後は二条城付近と西陣あたりを、
というのと、昼ご飯場所での通過チェックが仕事。
午前中は、哲学の道から銀閣寺へ、その後平安神宮付近へ。
銀閣寺で三班、平安神宮で一班と遭遇する。見知らぬ土地でへとへとながらも楽しく旅していた。

その間、岡崎カフェという、町家を改造した素敵なカフェを見つけてお茶をする。
探したらネットに画像があった。店の中が素敵だったんだけど、外のしかないなー。

そうこうしているうちに、通過チェックをする西陣に行かなきゃの時間に。

しかし、予定より昼食時の通過がどの班も早めで、
午前中担当の先生がほぼやってくれてたこともあって、13:00には仕事がフリーになる。
よし!二条城・西陣エリアを旅してみよう、と決めた。
東西線や烏丸線、京阪電車が走っているところ以外はかなり不便。
なので、この電車路線付近で。
まずは相国寺。
鳴き龍で有名。手を叩くと天井に反射した音が鳴いた龍の声に似てるというもの。
龍がどうやって鳴くのかは知らないけど、確かに面白い響き方をする。
その後、その隣にある同志社大学今出川校舎。
神学館からはパイプオルガンの音がしていた。大学にいた頃と変わらない。
キャンパスに立つと、その頃に自分の気持ちが蘇って来たのには驚いた。

懐かしい気持ちの後は、二条城。
しかし、二条城の周辺だけを巡回した。数班とすれ違う。
本当の目的は、二条城近くの丸太町堀川にある小さなギャラリー、モーネンスコンピス。

ギャラリー モーネンスコンピス http://www.maane-moon.com/galleri/
小さな町工場の上にあるギャラリー。自費出版っぽい、和菓子の写真集をゲット。

そんな風に、午後は完全に一人旅状態。15:30、そろそろ宿舎に帰ろうと東西線へ。
二条城前から烏丸御池へ。そこから更に烏丸線に乗り換えて京都駅付近の宿舎へ帰ろうと思いきや、
そこで指示が来た。私が持っていた本部用携帯に連絡が入る。
「今、その周辺にいるはずの◯組◯班が、予定表と違う動きをしているようだから、
見にいって。」というものだった。

【続】



















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