2日目。明け方に大雨。夜中にそういえば雷も鳴っていた気が。
朝ご飯のとき、民宿に宿泊してたご夫婦が、
「4時とか、とにかくまだ暗い時間に、川が増水してますっていう村内放送があって驚いた。」
とおっしゃっていた。私は深く眠っていたからか、聞こえていなかった。
お腹いっぱいに朝ご飯を食べると、サランラップと食卓塩と梅干しを持ってきてくださり、
「炊飯器にあるご飯でおにぎり作って持って行ってー!」と言われた。
梅干しを入れたおにぎりを2つ作り、持っていくことにした。
2日目は天川川合のバス停から20分ほどのところにある洞川(どろかわ)温泉というところに行ってみることにした。
ここは修験道の登山基地として栄え、旅館やお土産物屋、食事処が軒を連ねて、小さな温泉街を形づくっているところ。
こういう感じの風情ある旅館がたくさん。雨降りで、一見すると人は少ないように見えたが…。
もらったマップ片手に、自然遊歩道と記されたところに行ってみることにした。しかし、遊歩道とは名ばかり(?)の、アップダウンの激しい、結構険しい道だった。
通り過ぎる人も少ない鬱蒼とした木立が続く。薄暗い。かなり不安になる。
八幡宮のあたりでは白装束を来た人たちもいた。修験道の行者さんたちだろうが、女性が多い、というかほとんど女性だったのには驚いた。
木立を20~30分ほど歩き、龍泉寺というお寺へ。写真さすがに撮りづらかったんだけど、甚平をきて、法螺貝吹いてる人がいた。時々、プヒッ、とか明らかに失敗した音を出していた。あの人は一体…。
あれ?鳥居?…お寺じゃないっけ?
この形の鳥居、天河大辨財天社にもあった。奈良県スタンダード? 初めてみた形。いろいろ不思議。
この時点でまだ午前11時ぐらい。14時後半のバスに乗って天川川合に帰る予定だったので、まだまだ時間がある。
自然遊歩道に戻り、かりがね橋という吊り橋を見る。
景色、綺麗だな。
そこからまた引き返して、面不動鍾乳洞へ。歩いても登れる場所にあるけど、頭が痛かったので、モノレールで登ることに。ここで初めて、結構たくさんの家族連れがいることに気がついた。鍾乳洞は子どもたちにとって、ドキドキするところだろうな。
鍾乳洞の中は平均8度らしい。入り口に入ると、寒っ! 半袖が辛い。ライトアップされた岩が人工的にみえるけど、全部自然のもの。しかも中はかなり広い。
そうこうしてたら雨が強くなってきた。普段あまり食べないのに民宿で夜も朝もたくさん食べているので、お腹いっぱい。だからお茶しよう、どこかでひと休み、と思って歩いていたら、不思議な雰囲気のカフェ兼アクセサリーショップが。
天然石や布、金属を使ったアクセサリーが個性的で、特に金属のに見入っていると、店主の女性に声をかけられた。
「それはタイの“カレン族”という少数民族の使っている印の型を押してます。魔除けの意味があるんです。」
アクセサリーは全て、この方の手作りで、金属のシリーズはタイに行ったときに、自分で買い揃えてきたパーツで作ったという。織物作家さんだという。
織り機が置いてある。
大阪にいたのだけど、その時は「売れるブランド」を意識してモノづくりをしていたらしい。生まれ育った洞川に戻ってきて、いらない情報があまりないためか、自分の中でいろいろなものが削ぎ落とされていくことを感じ、本当に作りたいな~と思うものが作れるようになったという。カフェも、やってみたいからやってみた、とのこと。
豆乳チョコレートのケーキとチャイを飲む。美味しい!
訪れた人が書くノートがあった。前のノートが書き込みでいっぱいになっていたので、新しいノートを持ってきてくださった。なんとそのノートで42冊目!!
こんなふうにびっしり書いてある。何年か後に来て、自分が書いたのを探して盛り上がったりするらしい。そういうのも楽しい。
私も書いたよ。
何年か後に来て見たい!その時の私は、どんな生活してるだろうな。未来へのお手紙みたい。
その後、雨上がりの道をふらふらする。道々に『陀羅尼助』という看板が。
うーん、妖しげ…。
なんだろうなーと思っていたら和漢の胃腸薬だった。だらにすけ、と読む。由来は古く飛鳥時代まで遡るらしい。
今でも名産品なんだな。
あと50分ほどバスの時間まであるので、バス停近くで名水珈琲と葛餅を食べる。
もう珈琲が美味しくて!部屋にもインスタントコーヒーが置いてあるのだけど、水がきれいだからほんとに美味しいのだ。
水と葛はここの名産だから、堪能し尽くした。
砂糖いらない。
天川川合まで帰ると、民宿の方が迎えに来てくださっている。車に乗って、みたらい渓谷へ。
ここ、映画で使われた気がする…。
エメラルドグリーンの水、なんて美しい。流れはわりと急。
その後、またまた天の川温泉へ。空いてた~、のんびり入る。昨日は人が多くて露天風呂は諦めたけど、2日目は入ることができた。
夕飯のボリュームが…!
普段、お肉は食べないのだけど、民宿の方がじっーとみてる中で、残すわけにはいかないでしょう!!
魚の食べ方が上手いわあ~と褒められた。魚、好きなんです…。
写真にはないけど、後でトマトをデザートにいただく。昨日も食べたけど、甘いの! 驚いた。
雨脚が少し強まった。満天の星は今回はお預け。また来るしかない。
豊かな自然の中で、ゆっくりと心も解けていく。もっといたいけど、明日が3日目、最後の日。
朝ご飯のとき、民宿に宿泊してたご夫婦が、
「4時とか、とにかくまだ暗い時間に、川が増水してますっていう村内放送があって驚いた。」
とおっしゃっていた。私は深く眠っていたからか、聞こえていなかった。
お腹いっぱいに朝ご飯を食べると、サランラップと食卓塩と梅干しを持ってきてくださり、
「炊飯器にあるご飯でおにぎり作って持って行ってー!」と言われた。
梅干しを入れたおにぎりを2つ作り、持っていくことにした。
2日目は天川川合のバス停から20分ほどのところにある洞川(どろかわ)温泉というところに行ってみることにした。
ここは修験道の登山基地として栄え、旅館やお土産物屋、食事処が軒を連ねて、小さな温泉街を形づくっているところ。
こういう感じの風情ある旅館がたくさん。雨降りで、一見すると人は少ないように見えたが…。
もらったマップ片手に、自然遊歩道と記されたところに行ってみることにした。しかし、遊歩道とは名ばかり(?)の、アップダウンの激しい、結構険しい道だった。
通り過ぎる人も少ない鬱蒼とした木立が続く。薄暗い。かなり不安になる。
八幡宮のあたりでは白装束を来た人たちもいた。修験道の行者さんたちだろうが、女性が多い、というかほとんど女性だったのには驚いた。
木立を20~30分ほど歩き、龍泉寺というお寺へ。写真さすがに撮りづらかったんだけど、甚平をきて、法螺貝吹いてる人がいた。時々、プヒッ、とか明らかに失敗した音を出していた。あの人は一体…。
あれ?鳥居?…お寺じゃないっけ?
この形の鳥居、天河大辨財天社にもあった。奈良県スタンダード? 初めてみた形。いろいろ不思議。
この時点でまだ午前11時ぐらい。14時後半のバスに乗って天川川合に帰る予定だったので、まだまだ時間がある。
自然遊歩道に戻り、かりがね橋という吊り橋を見る。
景色、綺麗だな。
そこからまた引き返して、面不動鍾乳洞へ。歩いても登れる場所にあるけど、頭が痛かったので、モノレールで登ることに。ここで初めて、結構たくさんの家族連れがいることに気がついた。鍾乳洞は子どもたちにとって、ドキドキするところだろうな。
鍾乳洞の中は平均8度らしい。入り口に入ると、寒っ! 半袖が辛い。ライトアップされた岩が人工的にみえるけど、全部自然のもの。しかも中はかなり広い。
そうこうしてたら雨が強くなってきた。普段あまり食べないのに民宿で夜も朝もたくさん食べているので、お腹いっぱい。だからお茶しよう、どこかでひと休み、と思って歩いていたら、不思議な雰囲気のカフェ兼アクセサリーショップが。
天然石や布、金属を使ったアクセサリーが個性的で、特に金属のに見入っていると、店主の女性に声をかけられた。
「それはタイの“カレン族”という少数民族の使っている印の型を押してます。魔除けの意味があるんです。」
アクセサリーは全て、この方の手作りで、金属のシリーズはタイに行ったときに、自分で買い揃えてきたパーツで作ったという。織物作家さんだという。
織り機が置いてある。
大阪にいたのだけど、その時は「売れるブランド」を意識してモノづくりをしていたらしい。生まれ育った洞川に戻ってきて、いらない情報があまりないためか、自分の中でいろいろなものが削ぎ落とされていくことを感じ、本当に作りたいな~と思うものが作れるようになったという。カフェも、やってみたいからやってみた、とのこと。
豆乳チョコレートのケーキとチャイを飲む。美味しい!
訪れた人が書くノートがあった。前のノートが書き込みでいっぱいになっていたので、新しいノートを持ってきてくださった。なんとそのノートで42冊目!!
こんなふうにびっしり書いてある。何年か後に来て、自分が書いたのを探して盛り上がったりするらしい。そういうのも楽しい。
私も書いたよ。
何年か後に来て見たい!その時の私は、どんな生活してるだろうな。未来へのお手紙みたい。
その後、雨上がりの道をふらふらする。道々に『陀羅尼助』という看板が。
うーん、妖しげ…。
なんだろうなーと思っていたら和漢の胃腸薬だった。だらにすけ、と読む。由来は古く飛鳥時代まで遡るらしい。
今でも名産品なんだな。
あと50分ほどバスの時間まであるので、バス停近くで名水珈琲と葛餅を食べる。
もう珈琲が美味しくて!部屋にもインスタントコーヒーが置いてあるのだけど、水がきれいだからほんとに美味しいのだ。
水と葛はここの名産だから、堪能し尽くした。
砂糖いらない。
天川川合まで帰ると、民宿の方が迎えに来てくださっている。車に乗って、みたらい渓谷へ。
ここ、映画で使われた気がする…。
エメラルドグリーンの水、なんて美しい。流れはわりと急。
その後、またまた天の川温泉へ。空いてた~、のんびり入る。昨日は人が多くて露天風呂は諦めたけど、2日目は入ることができた。
夕飯のボリュームが…!
普段、お肉は食べないのだけど、民宿の方がじっーとみてる中で、残すわけにはいかないでしょう!!
魚の食べ方が上手いわあ~と褒められた。魚、好きなんです…。
写真にはないけど、後でトマトをデザートにいただく。昨日も食べたけど、甘いの! 驚いた。
雨脚が少し強まった。満天の星は今回はお預け。また来るしかない。
豊かな自然の中で、ゆっくりと心も解けていく。もっといたいけど、明日が3日目、最後の日。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます