しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

決戦は日曜日から

2013-02-09 01:18:09 | 日記

 全くもって忙しすぎて、
 椅子やら電車やらで座ると寝てしまう一週間。

 極めつけは、昨日から今日の2日間の志願変更期間。

 神奈川の公立高校は、出願後、志願倍率が出た翌日から2日間、
 1回だけなら志願変更ができるのだ。
 しかしこれがなかなか面倒。
 この制度、無くして欲しいよ・・・・。



 【志願変更の流れ】
  志願変更届を保護者に来校していただいて記入してもらう。
 →印鑑もらう。
 →校長確認後、公印、コピーをとる。
 →本人がそれと受験票を持って、元々の志願校へ書類を取り下げに行く。
 →願書などの書類を返還される。
 →願書の志願校名を書き直す。
 
 →志願変更先の高校へ、先ほどの願書と、新しい学校用に書いた面接シートを提出。
 →新しい受験番号と面接時間の書かれた用紙をもらう。
 →中学校へ帰って、受験番号などを先生に報告。

 
 めんどくさい!!


 これを2日間以内に生徒と保護者でやる。
 もし、2日目の16時までに変更が間に合わなかったら、
 公立高校の受験資格が失効する。

 何が面倒かって、
 面接シートを、変更先の学校仕様に書き換えるのが面倒なのだ。

 面接シートチェックのため、今日は4時半起きで学校へ。
 授業が少なければそんな早起きはしなくても空き時間でできるから良かったのだけど、
 泣きっ面に蜂、今日はフル授業。
 早めに来て面接シートを添削し、書き直してもらう。
 数名を志願変更で送り出し、朝学活と授業へ。
 立ちくらみ。
 

 今回、神奈川県の入試制度が変わった初年度なので、
 公立高校を敬遠している人が多かったのか、倍率はかなり低めだった。

 うちの生徒達に人気のあったとある学校は、
 志願倍率が1.7倍だったのだけど、
 生徒と保護者は「高い!」と大騒ぎだった・・正直全然、高くない。
 学校の近所のとある高校は定員割れを起こした。
 別に人気のない学校ではないはずなのに・・。
 
 ただその倍率を見て、
 楽勝ということか、志願者はここ2日間の志願変更期間で増加。
 最終的には、そこは1.2倍くらいで落ち着きそうだ。

 一度出願したのに、
 倍率を見たくらいで、
 しかも、軒並みものすごい低倍率なのにも関わらず変更してしまうのって、
 軸がぶれてるよなあと思う。


 しかも明後日から私立併願・一般入試が始まるというのに、
 下痢が止まらない生徒1人、
 原因不明の熱が午後になると出る生徒1人、
 すぐ泣く生徒2人、などなど。

 続々と病気になるのだ。
 最初の2人は病院で血液・尿検査などを受けても何も出ない。
 結局、受験ストレスだろうと診断された。


 今日の3年の美術の授業でも、
 一クラス、どう考えても「赤ちゃん返り(?)」現象が起こっているとしか思えないのもあり・・。
 大丈夫かなあ。
 心って、どうやったら強くなるんだろうね。
 なので、私が知ってる「落ち着く方法」を学級通信でクラスの生徒に伝授してみた。
 試験会場で使ってくれると嬉しいな。
 試験会場でやっても、そんなに変ではないはず。。。


 【試験会場で落ち着く方法】
 まずは、手足をぶらぶらさせてみる。
 で、その場で軽く跳んで、つま先に重心をかけて着地する。
 そうすると、「頭に血がのぼった」状態から、
 下腹部に意識が行く状態になる。
 こういう「重心が下にある」状態の時が、
 一番自分の力を発揮できるときなのだ!!



 
 放課後、1、2年生が期末テスト期間に入って学校中が静かな中を、
 近代史の特別講座をやっている隣の教室で、
 私は、特色試験を受ける生徒と二人で原稿を作っていた。
 前回のブログで書いたクリエイティブスクールの、
 例のスピーチ問題の原稿づくり。

 いきなりは書けないから、プリントを作って自己分析から始めた。
 そのプリントから、必要な要素をピックアップして文章を作っていき、
 2分間のスピーチ原稿ができた。
 彼女は文章を書くのもしゃべるのも苦手で、
 ちょっと油断すると一文の中で主語が入れ替わったり、
 文章の末尾が文頭に対応していなかったりしてしまう。
 挙げ句の果てに、
 自分が何を言っていたかわからなくなってしまう・・・・。



 なので、少しずつ私が文章をチェックしながら書き進めさせた。
 これを芝居のセリフのように暗記するのだ。
 とりあえずは暗記!! 
 暗記をバカにするなかれ。
 入力がないと出力もないから。

 なんてったって彼女は昨年の文化祭で、
 クラスの役者の中で一番長くて難しい文章を覚えたのだ。
 だからこれくらいは簡単。
 「自分で言う」と思うと言えないのに、
 「セリフ」と考えると言えてしまう不思議。



 公務終了時間から4時間後にやっと仕事が終わる。
 長い一日。

 先日、SNS上で、学年の生徒間トラブルがこの期に及んで起こった。
 SNS、顔が見えないコミュニティーは恐るべし。
 何とか終息を迎えつつある状態まで落ち着いたので、解散。
 

 帰ろうとしてると、
 数学科のKちゃん先生が送ってくれるとのこと。
 Kちゃん先生は、6歳と8歳の子どものお母さんでもある。
 いつもなら早めに帰る人なのだけど、
 1、2年の試験問題を作るために遅くまで残っていた。
 うちの部活の3人目の顧問さんでもある。

 お子さんのお世話が今日は旦那さんにお任せできるとのことで、
 一緒に夕ご飯を食べに。
 パスタとコーヒーとケーキでおしゃべりに花が咲いた。
 来年度のことや、自分自身のこれからのこと。
 
 保護者や生徒とはたくさんしゃべるけど、
 こんなに私的に話したのは久しぶりだなあ。
 「同じ学年になれればいいのにー。」って言ってくださって、嬉しい。
  
 進路指導関係花盛りに加えての、
 学年の生徒のトラブル対応で疲れきってたから、
 気を遣って誘ってくれたのかもしれなかった。
 おかげでかなり元気になって帰宅。
 
 
 そして明後日からは、いよいよ、
 生徒たちの入試開始。
 決戦は日曜日から始まる。
 ストレスに負けないで、乗り越えたら特別時間割で遠足だぞ!!
 


 

 



 
 

 
 

 

 

 
 
 

 


 


 
 

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