JR出雲市駅から松江までは約1時間。
ゆったり走る電車から緑色と青色だけが広がる風景を見ながら、いろんなことを考えていた。
出雲でお風呂に入って、それぞれ少し眠くなってしまったのもあるだろう、会話が途切れた。
私は小学生のときに島根に行ったきり、実はうん十年ぶり。
小学校低学年のとき、曾祖父・曾祖母・祖父・祖母・父母・妹・私、
それとまだ親戚の人がいたと思うけど、総勢11名くらいで玉造温泉に宿泊した。
いろんなことの記憶があいまいな私だけど、そのときの玉造の風景が世にも美しいものだった。
今回の旅では、玉造には行けなかったのだけど(第二弾の来週の島根旅では行く予定!)、
島根は緑が美しい。いろんな緑色が重なって、
ただの林でさえもその色彩の複雑さで見てて飽きない。
一枚の日本画を見ているようだった。
一番感動したのが、東横インに荷物を置いた後、17時から松江の街を横切って宍道湖に行き、
島根県立美術館から夕日をみたとき。
今回、ここが一番の感動スポットだった。
島根県立美術館は宍道湖に向かう側がガラス張りになっており、
美術館で絵を見ない人たちにもそのスペースが開放されている。
ゆったりと椅子に座って何にも遮られることなく夕日を眺めることができる。
歩いているとき、少し曇っているなとは思っていたけど、
18時頃からいきなり雨が降った。
美術館付近で夕日を見ていた人たちは30人くらいはいただろうか、みな美術館へ雨宿り。
これじゃあもう夕日が無理か・・・。日の入りは19:03。
がっかりしながらも椅子に座ってぼんやりと西の方を見ていたら、
いきなり晴れてきた。雨降りが突然なら、やむのも突然だった。
18:30過ぎ。
そこからは、私が今までみたことのない『天体ショー』だった。
雲間からオレンジ色の、今まで見たことがないような大きさの太陽が顔を出した。
太陽って、こんなに大きく見えるの???
見た目サイズは直径2・5センチくらいはあったのではないか。
それがゆっくり、ゆっくりと落ちて行く。
そして落ちて行くと同じスピードで、色が赤く濃くなっていく。
日が落ちる直前。
あんなに赤い太陽は初めて見た。
落ちるときは速い。ストーンと落ちて行った。
30分ほど、惚けたように空を見ていた。それは私だけでなく、
周囲にいた人、みんなそうだった。
美術館のガラス張りのホールはいつの間にか電気が消され、
代わりに、地元の子どもたちが作ったらしい灯籠に、
美術館のスタッフさんたちが灯を入れていた。
ぼんやりとまだ日の余韻が残って明るい西の空と湖の風景に、
灯籠が浮かび上がる。夢のような風景だなと思った。
我に返ると、お腹も空いているし、のども乾いていた。
夕飯は、絶対に海の幸にしよう!って3人で決めていた。
神奈川ではほとんど食べていない。正確には、もう食べることができない。
『荒木屋』という海鮮のお店へ。
のどぐろという魚が美味しい、岩ガキの塩辛もいいと聞き、
それらや、お魚のカルパッチョやらいろいろ注文して、
積もる話もあるので、ゆっくりと食べた。私はお酒は控えて。
ふたりともそれぞれ学校のことやもっとプライベートなことまで、
様々な悩みや話したいことがある。
私は主に自分の体調面だけど、
2人は若いだけあって(私より6歳ほど若い)、恋愛話に華が咲いた。
聞いていて笑える話ばかりで、
結局まだまだ仕事中毒な美術科教諭集団だった。。。
旅の空の下、気持ちも開放的になっているから、
長々と話してしまった。とはいえ、閉店の21時に合わせてお会計をして、
最後はしじみ汁。美味しかった・・・。
バスで帰るまでもなく、夜は涼しかったので歩いてホテルまで。
1人一部屋だったのだけど、
一人の部屋に集まって、しばらくは次の日の作戦会議&おしゃべり。
これが楽しいんだよね!! 修学旅行でも!!完全に生徒の気持ちだ。
自分の部屋にかえって、荷物の整理をしたりお風呂にもう一度入ったりしていたら、
零時を回っていた。00:30就寝。
何か夢を見た気がするのだけど、覚えていない。歩き疲れて、ぐっすり。
寝る前に、朝に引いたおみくじの内容が頭をよぎった。
うーん。やっぱり今年は無理しすぎたのかなあ。。。。「労多くして益少なし』か・・。
『自暴自棄』、もう辞めようかなと思ったから。
おみくじって、自分の無意識が内容を引き寄せてんだろうなあと思いながらも、
それでも神様っているのかなあと思わずにいられない。
なので、神様にお祈りするときには、昔、祖母に言われたとおり、
決められた礼(島根では、二礼、右手を下にずらして4回柏手をうつ、一礼)を尽くすだけでなく、
住所から名前を全部神様に告げとく、というのを未だやってしまう。
さすがに声には出せないので、心の中で。
でも、神様っているのかも。それは・・・・。
ゆったり走る電車から緑色と青色だけが広がる風景を見ながら、いろんなことを考えていた。
出雲でお風呂に入って、それぞれ少し眠くなってしまったのもあるだろう、会話が途切れた。
私は小学生のときに島根に行ったきり、実はうん十年ぶり。
小学校低学年のとき、曾祖父・曾祖母・祖父・祖母・父母・妹・私、
それとまだ親戚の人がいたと思うけど、総勢11名くらいで玉造温泉に宿泊した。
いろんなことの記憶があいまいな私だけど、そのときの玉造の風景が世にも美しいものだった。
今回の旅では、玉造には行けなかったのだけど(第二弾の来週の島根旅では行く予定!)、
島根は緑が美しい。いろんな緑色が重なって、
ただの林でさえもその色彩の複雑さで見てて飽きない。
一枚の日本画を見ているようだった。
一番感動したのが、東横インに荷物を置いた後、17時から松江の街を横切って宍道湖に行き、
島根県立美術館から夕日をみたとき。
今回、ここが一番の感動スポットだった。
島根県立美術館は宍道湖に向かう側がガラス張りになっており、
美術館で絵を見ない人たちにもそのスペースが開放されている。
ゆったりと椅子に座って何にも遮られることなく夕日を眺めることができる。
歩いているとき、少し曇っているなとは思っていたけど、
18時頃からいきなり雨が降った。
美術館付近で夕日を見ていた人たちは30人くらいはいただろうか、みな美術館へ雨宿り。
これじゃあもう夕日が無理か・・・。日の入りは19:03。
がっかりしながらも椅子に座ってぼんやりと西の方を見ていたら、
いきなり晴れてきた。雨降りが突然なら、やむのも突然だった。
18:30過ぎ。
そこからは、私が今までみたことのない『天体ショー』だった。
雲間からオレンジ色の、今まで見たことがないような大きさの太陽が顔を出した。
太陽って、こんなに大きく見えるの???
見た目サイズは直径2・5センチくらいはあったのではないか。
それがゆっくり、ゆっくりと落ちて行く。
そして落ちて行くと同じスピードで、色が赤く濃くなっていく。
日が落ちる直前。
あんなに赤い太陽は初めて見た。
落ちるときは速い。ストーンと落ちて行った。
30分ほど、惚けたように空を見ていた。それは私だけでなく、
周囲にいた人、みんなそうだった。
美術館のガラス張りのホールはいつの間にか電気が消され、
代わりに、地元の子どもたちが作ったらしい灯籠に、
美術館のスタッフさんたちが灯を入れていた。
ぼんやりとまだ日の余韻が残って明るい西の空と湖の風景に、
灯籠が浮かび上がる。夢のような風景だなと思った。
我に返ると、お腹も空いているし、のども乾いていた。
夕飯は、絶対に海の幸にしよう!って3人で決めていた。
神奈川ではほとんど食べていない。正確には、もう食べることができない。
『荒木屋』という海鮮のお店へ。
のどぐろという魚が美味しい、岩ガキの塩辛もいいと聞き、
それらや、お魚のカルパッチョやらいろいろ注文して、
積もる話もあるので、ゆっくりと食べた。私はお酒は控えて。
ふたりともそれぞれ学校のことやもっとプライベートなことまで、
様々な悩みや話したいことがある。
私は主に自分の体調面だけど、
2人は若いだけあって(私より6歳ほど若い)、恋愛話に華が咲いた。
聞いていて笑える話ばかりで、
結局まだまだ仕事中毒な美術科教諭集団だった。。。
旅の空の下、気持ちも開放的になっているから、
長々と話してしまった。とはいえ、閉店の21時に合わせてお会計をして、
最後はしじみ汁。美味しかった・・・。
バスで帰るまでもなく、夜は涼しかったので歩いてホテルまで。
1人一部屋だったのだけど、
一人の部屋に集まって、しばらくは次の日の作戦会議&おしゃべり。
これが楽しいんだよね!! 修学旅行でも!!完全に生徒の気持ちだ。
自分の部屋にかえって、荷物の整理をしたりお風呂にもう一度入ったりしていたら、
零時を回っていた。00:30就寝。
何か夢を見た気がするのだけど、覚えていない。歩き疲れて、ぐっすり。
寝る前に、朝に引いたおみくじの内容が頭をよぎった。
うーん。やっぱり今年は無理しすぎたのかなあ。。。。「労多くして益少なし』か・・。
『自暴自棄』、もう辞めようかなと思ったから。
おみくじって、自分の無意識が内容を引き寄せてんだろうなあと思いながらも、
それでも神様っているのかなあと思わずにいられない。
なので、神様にお祈りするときには、昔、祖母に言われたとおり、
決められた礼(島根では、二礼、右手を下にずらして4回柏手をうつ、一礼)を尽くすだけでなく、
住所から名前を全部神様に告げとく、というのを未だやってしまう。
さすがに声には出せないので、心の中で。
でも、神様っているのかも。それは・・・・。
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