フトアゴのパパ、ママ以外にはおもしろくないであろう話です。
写真もありません。
フトアゴの調子が悪い時の対処なんかをネットで調べると、温度のことが良く出てきて、「○○℃は低すぎる」、「○○℃以上に」と、よく書いてある。
儂も少し前まではそう考えていたんだけど、ホントにそうなのかな~と、最近はちょっと思ってるんだよね。
確かに温度を上げると調子が戻ることも多いと思うけど、この温度って、すべての子に共通な絶対温度ではなく、個体ごとに異なる相対温度でしょ。
この子は、去年我が家にお迎えした時から、どちらかというとあまり高い温度は得意じゃなかったように思う。
特に冬から春にかけては自分の居場所が25、6℃を超えると、自分から涼しい所を探しに行って、ママと「この子、夏になったらどうするんだろうね」と話していたのを思い出す。(夏になったら平気の平左だったけどねwww)
実は、一昨日の"しゃっくり"の日、自分でシェルターから出てきたというのがポイントだったかもしれない。
シェルターの下にはヒーターが入っていて、温度的には32℃位になっている。
シェルターの下にはヒーターが入っていて、温度的には32℃位になっている。
一般的にはそれ程高過ぎることはないと思うけど、少なくともこの子にとってあの時の体調では「暑い」温度だったので、外に出てきちゃったんじゃないのかなと思ってる。もしかしたら"しゃっくり"もそのせいだったのかもしれない。
温度が高ければ代謝が上がるので、免疫力や自己治癒力といったものも当然上がるだろう。でも、その分体力も消耗するんじゃないかな。なので、体を休ませるためには、温度が高くない方が良いし、夜、温度を下げる理由はまさにこれでしょ。
この子、昨日も今日も自分でお日様にあたって十分に体が暖まったので、涼しい所に移動して休みたかったんじゃないのかなと思う。
だから、今日はできるだけあの子の好きなようにさせておいた。
本当はいつもそうしたいんだけど、問題が一つ。
それは、一度涼しい所に移動すると、その後体が冷えてきても、もう一度自分で暖かい所に行くことがないこと。
もちろん、もっと暖かくなってくれば問題はないんだけど、今の時期はまだちょっと無理かな。
この子達の飼育環境を考える上で温度はとても重要なファクターの一つだけど、もう少し"温度の呪縛"から逃れたいな~と、儂は思ってるんだよね。
ちなみに、温度についてはこのサイトは多少参考になる。
ただし、ここに書いてある、
爬虫類の飼育環境を作るにあたり、判断に迷った際の指標の一つが「野生下の飼育環境」です。野生動物である爬虫類の体は、本来の生息域に適応するようにできているからです。
について、理屈ではそうだと思うんだけど、実際にはすでに野生ではなく、ほとんどが何世代にもわたって人工的な繁殖で生まれた子だと思うので、あくまでも「自分で考えて自分で決めるための参考に」ということじゃないのかな。
つまりそれが「判断に迷った際の指標の一つ」ということでしょう。
以上、ここに書いたことはあくまでも儂の勝手な解釈と考えなので、悪しからず。