今朝起きて来てベランダに顔出した瞬間は、「お、ちょっと涼しい?」と思ったんだけど、その後すぐに「まだ真夏だ・・・」と思いなおした。
とにかく陽射しが痛くて、おまけに蒸し蒸し。
予報によればこれも今度の日曜日くらいまでとか。喜んでいいのか悲しんでいいのか。。。
きょろちゃん。
今日は珍しく昼頃にシェルターの上で起きてた。慌てて別荘のセットを始めたら、その間にスロープを登って来てしまった。仕方がないのでそのままテーブルの下におろした。ちょっとだけウロウロすると、ラックの下のトイレにスタスタスタ。しばらくしたら、いかにも「💩出た~」な感じで顔を出した。
そして、テーブルの下を抜け、セットし終わってた別荘に入っていった。
この子、ちゃんと覚えてるのねw。
5年前の今日のぼあちゃん。
4年前の今日のぼあちゃん。
3年前の今日のぼあちゃん。
ちょっと忙しくて2日開いちゃったけど、連載3回目。
とりあえずマスクのことは書いたので、次はやっぱりワクチンのことかな。ただ、マスクのことは要は好き嫌いの問題なので簡単なんだけど、ワクチンの話しは本当に難しいことが多い。だからそう簡単にはいかないので、何回かに分けて書こうかと思う。今日はまずそのさわりっていう感じかな。
まずはじめに、儂のコロナワクチンついての考えは以前に書いた通りで、今も基本は変わっていない。
簡単に言っちゃうと「製品としてはとても褒められるものじゃないけど、明らかに効果も認められるので、時と場合によっては使わざるを得ないもの」いうことかな。
以前は、投与回数が多いとか副反応が酷いとか書いた。でも、例えばインフルエンザのワクチンも実際には効力はそう長くは続かないし、他のワクチンでも同じような、あるいはそれ以上に副反応が出ちゃうものもなくはない。以前に書いた時とちょっとニュアンスが変わってるとしたらこんなところかな。
このワクチン、確かに副反応が多くてその中には致命的になりかねないものもある。でも間違いなく効果もある。
これは世界中で認められていること。
「ワクチンがコロナに効く証拠を出せ」とか「証拠はない」とか言う方がいらっしゃいます。
— takua フリザード (@takua_scientist) September 18, 2024
証拠は無数にあるのに。
原因には「①探し方が分からない」か「②難癖付けて否定」の2パターンがあります。
(この2つが複雑に絡み合うパターンもありそう)
まずは、NEJMを見てみたら良いかと思います。… pic.twitter.com/mKvmEQul0X
Xを見てると、未だに効果のデータに対して捏造だの嘘だのなんだという人もいるけど、それはほぼ陰謀論かそれに近いレベルだと思うw。
安全性も、儂が目にした範囲では、ワクチン反対の人達が言ってるほどではないなと考えてる。ただ、絶対安全とか安心とか言い切ってしまうのは少し違うかなとも思う。特に、何をもって安心というかは個人個人で異なるんじゃないかと思うんだよね。
例えば、インフルエンザワクチンに比べると、ワクチン接種後に亡くなってる人が多いことも事実。
これ、コロナワクチン(コミナティ)とインフルエンザワクチンの数字。
ただし、この2つは調査期間も時期もまったく違うし、そもそも比較すること自体に科学的な意味がどのくらいあるのかと思うけど、とりあえず話をわかりやすくするために書いてみた。
ワクチン | 推定接種回数 | 死亡報告数 |
---|---|---|
コロナ(コミナティ)※1 | 23,864,305 | 26 |
インフルエンザ ※2 | 56,496,152 | 6 |
推定接種回数に対する死亡報告数の割合を計算してみると、コロナが0.00011%、インフルエンザが0.00001%。見方によっては「コロナワクチンってインフルエンザワクチンの10倍ヤバいじゃん」ともとれる。でもこれって、コロナワクチンを100万回打って1回ということ。ここのデータを使って計算すると、1人の平均摂取回数が2.93回だから、約34万人が接種するとそのうちの1人が亡くなることになる。ちなみに、交通事故で亡くなるのは10万人あたり4人らしい(googleのAIによる検索結果)。
ここらあたりがこのワクチンの危険性に対するとらえ方の分かれ目の一つなんだと思う。つまり、この数字を多いと考えるか少ないと考えるか、そして安心と思うかどうか。。。
儂は医薬品を提供することを生業にしてきた人間なので、効果だけあって副作用や死亡リスクがまったくないものを作ることは残念ながら不可能という考え。だから、この数字は少なくないかもしれないけど、その効果から考えれば多くもないと考える。もう少しはっきり言うと仕方がないということか。
Xにはこういう考え方を非難するポストも見受ける。一般の方はもちろん、医師にもそういう人がいるので、ちょっと驚く。
なお、これはあくまでもワクチン接種後に死亡したという“報告数”であり、死亡とワクチンとの因果関係が合理的に認められているものはない。因果関係が否定できないというケースはあるけど、これは必ずしも因果関係があるという意味ではない。
「因果関係が否定できない」と「因果関係がない」は、ある事象と別の事象の関係性を評価する上で、全く異なる意味を持ちます。前者は、ある程度の証拠に基づいて因果関係の可能性が高いと判断される状態を、後者は、因果関係が全く存在しないと結論づけられる状態を表します。例えば、
喫煙と肺がん多くの研究により、喫煙と肺がんの間に強い相関関係が見られ、喫煙が肺がんを引き起こす主要な原因であると考えられています。この場合、「喫煙が肺がんを引き起こすという因果関係を否定することはできない」と表現されます。星座と性格自分の星座によって性格が決まると考える人もいますが、科学的な根拠はほとんどありません。この場合、「星座と性格の間に因果関係はない」と結論づけられます。(by gemini)
この考え方が難しいのかもしれないけど、あくまでも「あるかないか」ではない、つまりゼロヒャクではないということね。
ちなみに、今この考え方で副作用被害の認定をしてるのは日本だけ。欧米では合理的な可能性で因果関係判定をしてるみたい。
今現在儂的に一番のポイントだと思うのは「時と場合によっては使わざるを得ない」ということかな。
Xに「医療クラスターはリスクという概念がわかってない」というポストがあった。「リスクの定量的な基準がない」という主張かと思うんだけど、これって他の分野ではそうなのかもしれない。でも、医療、特に感染症やそのワクチンの場合はある程度仕方がないことじゃないのかなと思う。多分、リスクの基準はその時々の状況で変わらざるを得ない。なぜなら、感染症は必ずしも個々の患者だけの問題で済まないから。
コロナワクチンで言えば、今はリスクを冒してまで接種する必要はないかなというのが儂の考え。でも、これは周りの状況によって違う。例えば、家族の中に免疫能が落ちている人がいるような場合には、やっぱり接種すべき。あるいは、この先、また感染者数や入院する患者が増えて来たら接種した方がいいということになるだろう。
長くなったのでとりあえずこの辺にしておこうかなと思うんだけど、あと一つだけ。
「ワクチン打った」→「亡くなった」→「ワクチンのせいだ」となる気持ちはわかる。わかるんだけど、やっぱり科学的には正しくなくて、「3た論法」と同じようなもんなんだよね。
実は、儂がメーカーにいた時から仕事を辞めるまで、ずっと一緒に仕事してた人のお父様がワクチン接種後に亡くなった。この人は薬剤師でもあるんだけど、「ワクチンのせいかもしれないとは思うけどわからないから」と言ってた。悔しい悲しい胸の内を押し殺していたんだろなと思う。
ただね、因果関係については、もっときちんと調べた方がいいというのが儂の考えでもある。
以前にも書いたことなんだけど、治療で使用する医薬品と違って、ワクチンの場合は基本健康な人が接種する。だから、それで亡くなったら、ご本人はもちろんご家族や関係者等にとって、その悲しみや衝撃は計り知れないよね。これは十二分に理解できる。
不幸にも重篤な副反応が発現したり亡くなったりした場合、その損害や被害について国なりなんなりを提訴したりするのは仕方がないと思う。でも、だからと言ってワクチン接種を中止しろとまで言うのは違うんじゃないかなと、儂は思う。
「これ以上ワクチンで悲しんだり苦しんだりする人を増やしたくないから」というのは、気持ちとしてはよくわかる。でも、このワクチンで助かってる人も数多くいるわけで、その人達がワクチンの恩恵を受ける権利まで奪うのは正しくない、と儂は思う。
一応、厚労省のこのページをリンクしておく。
まあ、国の言うことは信じられないという人には無意味だと思うけど。
儂も国が言ってることが隅から隅まで正しいとは思ってない。でも、国の言うことは信じられなくてYouTubeの動画は信じられるのか?w