波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

あいさつ は たいせつ

2008年10月06日 | 2008年釣行記

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今回は土曜の夕~夜にカゴ鯵、日曜の早朝から昼前まで団子投げ、と決めて出発。

久しぶりの単独釣行なので、館山方面からなるべく安全そうな漁港や、お手軽地磯をみてまわるものの・・・
ようやく気候が落ち着いた週末とあって、どこも既に満席状態。

白浜方面へ一気に・・・

「あれ?・・・」

いつも必ず先客がいて通り過ぎていた場所・・・ウキフカセの人が1人。

「ひょっとして・・・夕方までかな?」

車を止めて、様子を訊きに行くと、竿を小脇に抱えながら掛かったアイゴの針ハズシにてこずっているところだった。

「こんにちは、竿持っていましょうか?」

「あ・・・すみません。」

「あのう・・・鯵をやりに来たのですけど、ご一緒させてもらっていいですか?」

「僕もこれからやりますけど、どうぞやってください。」

夕焼けに照らされる中、こんなやり取りが合って、6時頃開始。

初めて竿を出す上に、何の下調べもしていない。
沖に抜けている溝の真ん中に遠投。
浅いのではないか・・・という記憶の下にカゴまで1ヒロのタナで始めたが、距離によって潮が左右にぶれて安定しない。
そして根掛り・・・

「う~~む? 今回はハズレをひいたか?」

・・・と、期待が萎み始めた頃、先行者の方が30cm近い鯵を上げる!
しかもウキフカセで!

直後にワシにも25cmほどの中型がヒット!
根掛りの後、タナを1mほどに上げたのがよかったようだ。

これを機に、ポツポツとアタリが出始めたが、目標となるものが無いところで、ポイントを絞りきれない。
しかし、型は良く30cm近い良型が中心で強い引きを楽しめた。

アタリが出始めて2時間ほどで10尾、先行者の方が帰ってから2尾追加したが、潮位が更に下がってしまい根掛りが頻発。
明日のことも考え、22時時過ぎに鯵の部を終了。

zzzz 車中泊 zzzz

4時起床、毎年必ず竿を出す通称:金谷某所へ到着。
当初は大型の期待が持てる館山周辺と思っていたが、重たい荷物を持って長い堤防を歩く気力が持てず、車からすぐのお手軽釣り場に直行してしまった。
・・・なのに、誰もいない釣り座。
閑散とした雰囲気に・・・

「今年は釣れていないのかな?」

不安がよぎる。

準備をして夜明けを待っていると、同業者が隣に入ってきたので声を掛けてみた。

「おはようございます。団子ですか?・・・最近ココはどうですか?」
「おはようございます。うん、毎週来てるけど、10尾位は出るよ。・・・まあ、陽が出てからだね。」

2年前まで、そこそこ良い思いをしていたが、昨年は撃沈していたので気持ちを立て直す情報だった。

久しぶりに投げる団子、久しぶりに外気を浴びる自作ウキ「舞烏賊」、どっかり椅子に腰掛けてウキの動きに集中する。

まだ、タナ取りが決まらない状態の中、スポーン!とウキが入りチンチンが上がる!

幸先よし!と思ったのもつかの間、フグとカワハギの稚魚に付け餌が秒殺される。
付け餌をオキアミから岩イソメにチェンジしてもたいして変わらず、時おりパチンコ玉のような小フグがスレ掛りしてくる。

開始から1時間、まだ団子が割れないうちからウキに・・・
・・・カツン・・・という感じの前アタリ!
すぐに団子が割れ、トップ半分だけ見えていたウキが、ゆっくりとボディの上端まで浮いてきた。
ムズッ・・・という感じで5cmほど入った瞬間・・・即合わせ!

再び20cmほどのチンチン。
すぐ打ち返して同型を追加。

そしてまた餌取り猛襲が30分続く・・・・

どうやら回遊があるときだけ食いが立つようで、30~40分の間隔でウキへの反応があるように感じた。

そんな調子で、チンチンばかり12尾、25cmほどのメジナも2尾混じり、用意した団子がなくなる11時頃、片付けを始めようとしたとき・・・

「また岩イソメでやってるの?」

と声を掛けられた。

「えっ?前にお会いしてましたっけ?」

どうやら、2年前に良く通っていた頃に、釣り場で何回か出会っていたらしい。

「最近来てなかったよね。」

「えへへへ、白浜方面の鯵釣りに浮気してまして・・・」

単独釣行は、寂しい反面、新たな出会いや発見がある。

釣果はたいしたことは無いが、充実した釣行だった。

日時:2008年10月4日18:30~22:00

釣果:鯵24~29cm×12尾

場所:白浜某所

潮汐:中潮

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日時:2008年10月5日5:30~11:00

釣果:黒鯛20cm前後×12尾、メジナ25cm前後×2尾

場所:金谷某所

潮汐:小潮

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