猛暑日が続く8月13日、京葉道路の渋滞を抜け、海沿いの渋滞を避けて、410号を南下、千倉からごった返す海水浴場を横目に、一路館山某所を目指す。
今夜の予報は、南~南東の風4m、波うねり2mというものだったので、まともに影響を受ける白浜方面は厳しいと思い、風裏となる場所選びとなったが、そうなると確率の高い釣り場は限られてくる。
世間は盆休みで同じことを考える釣り人が居ることを考え、14時30分と早めの現地入りしたのは良かったが、釣り場で道具を置いて見ると、当たり前のことだが・・・・暑い!
この暑さでは、釣りどころではない・・・と云ったところが一般的なようで、人影もまばらな情況。
こりゃしんどいな・・・・
と思い、日陰を探しているとロコパパさんが登場、追いかけるようにkeiさんも到着して、日陰でしばらく雑談、そうしていても汗が流れ出る。
夕日がようやく沈みかけた6時頃、既に始めていたロコパパさんの竿にアタリ・・・幸先良くレギュラーサイズの鯵が上がる。
これを皮切りに、keiさんにも連続でアタリ、夕日の逆光でウキが見えにくい分、竿先でアタリを取っての釣りになる。
そして、薄暗くなり始めた時、ロコパパさんが・・・
「!!!・・・・・」
リールを巻く後姿に緊張感が見て取れたので
「ん?・・・大きいの?」
と声を掛けると
「ハイッ・・・良く引くっす・・・」
大きく竿をしならせて抜き上げたのは、実測31cmの尺アジ!
「おおっ!やったね! 今日はいいぞぉ!」
引き込んだ時に根に当たったのか、わき腹に大きな傷があったが、夕日に照らされた魚体は黄金色に輝いていた。
出足好調の二人に遅れを取るまいと、準備をして第1投。
竿先でアタリを取りつつ、2尾ほどレギュラーサイズを上げたところで、ようやく日が落ち夜釣りモードに突入。
23時30頃が干潮で、それまでが勝負と打ち返す。
台風4、5号が連続して通過する前は、中途半端な情況が続いていたが、ようやく好転したようで、食い込みが悪くばれることもあるが、毎回のようにウキに変化があり、入れ食いとまではいかないが、時にはダブルもあり実に楽しい。
しかし、皆、なかなか数が伸びない。
何故かと言うと、ポイントに向かってやや左からの向かい風で、大きく右にラインがふけたり、そのせいで仕掛けが潮流と合致して流れなかったり、投入そのものが風の影響を受けてままならなかったり・・・と、2~3投に1回くらいしかまともにポイントに入らない・・・お互いのラインが交錯してトラブルに対応したりと、難しい釣りになってしまった。
それでも、台風前のように1点でしか食わない・・・と言うことは無く、確率を考えなければ、従来のメインポイント、やや左沖の最新ポイントなど遠近含め広い範囲でアタリがあり、特に良型は、従来の根際で食うことが多かった。
この釣りは、持ち竿・立ちっぱなしの釣りになる。
いつもなら、時間の経過が早く感じられるのだが、今夜はやけに長く感じる。
猛暑の中、早く出てきて日陰とはいえ、猛暑日の南房の屋外で時間を潰していたのが災いしたか、持参した1リットルの水分があっという間に無くなり、背中から足に掛けて普段感じない疲れがどっと来て、日付が変わる頃には、かなり限界に来ていた。
「・・・いや~疲れたなぁ」
「そーだねぇ・・・・場所取りが堪えたね。」
「ばんやでさっぱりしたくなってきた」
「そーだねぇ・・・・行っちゃう!」
keiさんの一言に、折れてこれで仕舞おうと思って投げた仕掛けに・・・アタリ!
「またこのパターン・・・か(でも嬉い)」
結局、用意したコマセをきっちり使い切った。午前3時に終了。
まだ、釣魂が燃え尽きていないロコパパさんを残し、早上がり。
ばんやでの風呂上り、脱衣所のベンチで涼みながら・・・
「pingさん、次はいつ?」
「う~ん・・・これだけ暑いとしんどいね。9月かな?・・・でもそろそろ団子もやりたいね。」
「カゴ鯵~団子のリレーはやらないの?」
「この暑さだものね・・・とりあえず、今は考えられない。」(笑)
強烈な陽射しがよみがえる頃、重そうな雲塊が転がるように流れてゆく・・・
日時:2007年8月13日18:30~14日3:00
場所:館山某所
潮汐:大潮
釣果:アジ 20~25cm×40尾、
20cm程が18尾、まだまだ修行が足りませんね。
あの後はゴールデンタイムは魚が来なくて、
pingさん達が帰ったあとの追加はなく、
早々に引き上げました。
開始早々は飛ばしてたんですが、
後半はしんどかったですね~
でも、家で数えたら20匹で、
念願の尺越えも果たし良かったです。
早いとこカゴ仕掛けの自作に着手しないと・・・・。
投入動作の件、ロコパパさんにも同じことが言えるのだけど、バックスイングを使わないで、背後にカゴを下につけるくらいまで竿先を下ろし、投入目標に対して、カゴと体が直線上になることを確認した後、目標を向いてオーバースローで投入すれば、そんなに大きくブレないと思うよ。
その際、前方上空45度の角度に右手で押し出すイメージで投げるとスムーズにいくと思うけど。
う~ん・・・書くと難しいね。(^^ゞ
>ロコパパさん
尺アジゲット!おめでとうございます!
あの調子なら、深夜に大きいのが来るかと思ったけど、無かったですね。(^^ゞ
自作カゴウキで釣れると、楽しさ倍増ですよ!