波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

貧果の中でこそ、友情は輝きを増す!

2007年10月08日 | 2007年釣行記

夕方仕事を終えてロコパパさんに連絡を取ると・・・

「今、南房にいますけど・・・ウネリが大きくて危ないですね。・・・やってる人?・・・・見渡したところ居ないですよ。・・・・だんだん強まる傾向があるので、どこか安全な漁港の中ででも時間を潰して帰ります。・・・・えっ?無理ですよぉ、やめたほうがいいっすよ」

とのこと、台風は発生していたが遠いので、まだ影響は小さいかと思ったが、南房アジを諦めて翌朝入った金谷某所の周辺も、波長の長いウネリが入っており、いつもは静かな佇まいの沖磯が波を被って、白いサラシの化粧をまとっている。

今回は、9月に半分残してしまった団子餌に、房州ダンゴを1袋加え、午前中のみの勝負に出る。

周辺の情報ではそこそこ上がっているようだが、釣り座から見る潮色がどうもよくない・・・泥色の濁り・・・

Ca350130

丁度下げ止まりに近い時間帯なので、港内の淀んだものが出て行くのは解るが、それにしても汚いと思えるほど濁っている。

開始早々はゴンズイ・・・今までの経験では、悪い状況下で来る外道じゃ無いので、前向きに考えていたが、しばらくして餌がウキに変化を出さずに取られるようになる。

隣でサビキを垂らしていた人の声に視線を向けると、何やら白いパチンコ玉くらいのものがサビキに3個ほど連なっている・・・・どうやらフグらしい・・・・

そのサイズで攻撃されたら、アタリは出ないか・・・(ToT)

気がついて見回すと同業者は4人、昨年見かけた人がいたので話を聞くと今年は2回目とのこと、釣れないことは無いが数は出ないのが今年の傾向のようだ。

9時近くなり、ようやくウキに前アタリらしき・・・ゴツゴツッとした動きが出た!

ダンゴが割れてすぐ、ボデイから2目盛ほど押さえ込んで手のひらほどのチンチンが上がる。

さあこれから!

思ったが次も続かず、ヒイラギのいたずらが多くなり、前アタリも出なくなって気配を感じられなくなってしまった。

Ca350132

その後、1尾追加したが結局ここまで、2尾とも放流して12時過ぎに撤収、残ったアカイソメをどうしようか考えながら木更津方面へ向かっていたとき、桜の園さんから・・・

「湾奥某所でアイナメの釣れているようだから、元気があれば行ってみんしゃい!ほっほほほ♪」

と連絡があり、半々だった気持ちが一気にやる気モードに変換!

としまやのチャーシュー弁当で気合を入れて現場に突入!

Ca350133

南西風がそよそよと吹く中、5.4mの前打ち竿に餌はアカイソメ、木更津沖提での攻め方をそのまま実践する。

しかし、どうやら先行者のほとんどがチョイ投げスタイル、確かにこの周辺は浅いので沖の粒根回りを狙った方が良いのかもしれないが、ここまで来た以上、前打ちでと通すことにした。

ここでの餌取りはアナハゼ、元気に食いついて根に飛び込むので厄介だ。

何尾かアナハゼを釣ったあと、ようやくデキアイナメが来たが、後が続かず、周囲も既に終わりモードでシーバス狙いのルアーマンと交代するように帰っていく。

Ca350135

Ca350136

Ca350138

相変わらずアナハゼなどに餌を取られながら、合間にシマダイ、クジメなどを釣っては放し、16時頃に餌が無くなり、すっきりして?車に戻る途中・・・

「あれ?」

「あれ?こんにちは!」

・・・とは、釣友のHIDEさん。

ワシが入って1時間後くらいに来ていたらしい。

ここでしばらくHIDEさんの釣りを見学しつつ、釣り談義。

サヨリを狙ってきたそうだが、すでに時合いは過ぎてしまったようで、時折木っ端メジナがいたずらするそうだ。

結局、愚痴というか・・・釣れない言い訳をHIDEさんにたっぷりと聴いてもらい、東京湾に落ちる美しい夕陽に慰めてもらい、帰路についた。

南房の情況を教えてくれたロコパパさん、湾奥のアイナメ情報をくれた桜の園さん、釣れない言い訳に付き合ってくれたHIDEさん、ありがとう!m(__)m

日時:2007年10月7日6:00~、14:00~

場所:金谷某所~湾奥某所

潮汐:中潮

釣果:金谷某所=チンチン×2尾、湾奥某所=デキアイナメ・クジメ・シマダイ・アナハゼ多数

追記:

私有地やソーラス条約や漁業権などで、本来は立ち入り禁止の場所が釣り場になるケースがある。

場所によってそうなった経緯とケースは様々で、かなり緩い黙認状態?の場所も多くあるのはご存知だと思う。

近年様々な業種で、その管理者責任が問われることが多くなってきたので、このようなグレーゾーン釣り場は、いずれ無くなる傾向にあると云える。

この日も、本来は入ってはいけない場所で、自分も釣りをし、また同じ場所には家族連れも来ていて、穏やかな秋の日差しの中で釣りを楽しんでいた。

そこは、静かな港湾でたくさんの大人の目線があって、危険を感じさせるものは少ない。

このような環境まで少なくなるのはとても残念だ。

利用する側のマナーと責任、管理する側のビジョンと覚悟、

互いの歩み寄りが無ければ海釣りに未来は無い。

ライセンス制も必要かもしれない・・・

入釣者を厄介者とするのか、観光資源と捉えるのか・・・

関係者の方々の英断に期待します。

Ca350141

南房某所で見た夕陽も、湾奥某所で見た夕陽も、実に感動的だった。


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (ロコパパ)
2007-10-08 17:01:40
あの日は行かなくて正解でした。

あの日は各港を見て回ってコマセを消費し切って帰りました(笑)
もちろん「ボ」です。

またお付き合いをお願いしますね~
返信する
pingさん (浜風)
2007-10-08 23:28:01
さすが良い事言うね。

最後の、「で見た夕日も・・・・」

含蓄があるね~
返信する
>ロコパパさん (ping)
2007-10-09 18:29:09
ありがとうございます。
なんだか、結果的に様子見に行かせちゃった形になってごめんなさい。m(__)m
 あんなに遠いのにうねりの影響があるなんて・・・・
台風は怖いね。

>浜風さん
また木に登らなくちゃ・・・ブヒッ
なんだかなぁ~・・・でしょ?
返信する
こんはんは、安吉です。 (安吉)
2007-10-09 23:34:04
南房地区の釣り場、綺麗ですね。
うらやましい限りです。

鹿島調査委員である、拙者の魚影報告いたします。
先週、土曜日、つりに行ってきました。

30cm程度のサバ、50匹以上GET
うち、12匹持ち帰りました。
アジ、30匹ゲット、3週間前より、小ぶりのアジ

そのアジを泳がせ釣して、カンパチ狙いをしました。
しかし、竿がギュインと持っていかれ、慌てて、引いたのですが、ばらしてしまいました。
それが、2回

周りでは、カンパチのHITの嵐

お隣さんが、50cm近いカンパチゲットでした。
平均で35cmはあります。

いま、鹿島はとても、魚影が濃くなってきています。
しかも、なんと、今年もマイワシが来始めました。

今回は、写真を撮ることを忘れましたが、これから、マイワシの季節、油が乗って、とってもおいしいです。

そして、マイワシときたら、ヒ・ラ・メ
マイワシを追いかけて、ヒラメがステルス戦闘機のように、現れます。楽しみです。

以上、報告終了します。

このコメントで、報告することをお詫びいたします。
すみません。
返信する
>安吉さん (ping)
2007-10-10 18:50:13
鯖といいカンパチといい、凄いっすね!
南房に行くことを考えれば、鹿島は十分に射程距離です!
そのうち、たぶん、きっと・・・必ず!お世話になると思います。
ヒラメ釣らせてください!m(__)m
返信する

コメントを投稿