波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

疑念が確信に変わるとき・・・

2008年04月22日 | 2008年釣行記

予報では、波うねり4~5mとの予報だったが、朝の現地情報では北の強風があるが海上は凪・・・とのことだったので決行!

風が弱まるのは21時頃からだが、同じことを考える釣り人がいると思い早めに現地を目指す。
現地でロコパパさん・もりちゃんさん?と合流。

「自分も無理かと思いましたけど、現地情報が凪だったので来ちゃいましたよぉ♪」

やはり、同じことを考える釣り人はいた。(笑)

結局、北の強風でできるのは白浜方面のみと判断、やはりヨタ波を警戒してか、何組か見える釣り人は必ず足場の高いところ、ウネリに強い釣り座を選んで入っている。

目の前に沈み根が横たわるが、風を背にできるところを選び、海に向かって左から、房総鯵のナビゲーター=ロコパパさん、真ん中が、笑顔が爽やかな好青年=もりちゃん、その右に、海辺の芋洗坂係長=pingが並び、16時過ぎから実釣開始!
昨夜までの雨水の影響か、手前のほうは薄濁りが入っている。

曇天だが、強風に雲が千切れる様に飛んでいく、風に乗って、仕掛けの飛ぶこと!

夕日がその隙間から覗き込むように見え隠れしながら沈もうとする頃、ようやくアタリが出た。
下針に25cm、枝針に15cm、珍しく小型が混じった。

実はこの時点で、ワシだけ声が届かない位、右方向に釣り座を移動していた。
断続的に5尾ほど釣った後・・・・

グググッ・・・・と鯵のアタリ!
5mほど巻いたところで・・・ズモモォ~~ン・・・と、海草を引っ張るような感触、その重たい中にもクンクン・・・と何かが動く気配・・・・

「あ~あ、海草に突っ込んだか?」

ゆっくりと竿を立てると少しずつ寄ってくる。
80m位先からなので、背後からの強風も竿への負荷となり、

『しんどいなぁ・・・』

と思いつつ巻いてくると、手前に来るにしたがって、海草が動き出した。

『あれ?』

このときに芽生えた小さな疑念が、後に確信に変わるのだが・・・・

夕闇が迫る中、磯際近くに寄って来たとき、事の重大さに気づいた奴は突然暴れだす!
ひと暴れの時白く丸いもの・・・無眼側?が見えた。

『まずい・・・』

無防備でいたので、ウネリを嫌い波打ち際から下がった釣り座に立っていたのが仇となった。
玉網は、背後の岩の上、手が届かない。
玉網に手が届く磯の右側に回そうと、竿を倒した瞬間、奴が一気に根沿いに走った!

ブツンンッ・・・・

緊張を失った竿先には、枝針から先が無くなった仕掛けがぶら下がっていた。

茫然自失・・・・
ビビュ~~~ウゥゥ・・・と駆け抜ける北風に我に返ったとき・・・・

『やはりヒラメ・・・いや、そんなことは・・・』

仕掛けを見ると、2本針仕掛けの枝針の付け根から下がなくなっていた。
根ズレ? 針が飲まれてラインが歯に乗ったか?

仕掛けを付け替え、再開したものの、次第に沸きあがってくる

『ヒラメだ!という確信』

そして、それ以上に膨張してくる悔しさ!

「はあはあ・・・・くっそぉ・・・」

芸を披露し終わった直後の芋洗坂係長のように、両膝に手をつき肩で息をするワシ・・・・

これを境に鯵も食わなくなってしまい、悔し紛れに中断して、ロコパパさん・もりちゃんのところへ邪魔をしにいく(←人間小さいなぁ)。

「調子どう?夕方食ったけど食わなくなっちゃったよ。」
「7つ位です。・・・でも、こっちも同じですよ。」
「(ロコパパさんのように)投げられなくて、ポイントに届きません。」

どうやら、鯵の接岸していた時間帯とエリアは同じようだった。

「もう1時間程、粘ってダメなら相談(移動を)しよう。」
「そうしよう!」

そして、1時間のフグとの対話を経て、ロコパパさんらは外房方面へ、ワシはもう少し様子を見ることにして解散。

Ca350275001

しかし状況は変わらず、小移動して1時間、ここは潮位が上がるにつれウネリも出てきて更に小移動。

こちらはやや右の向かい風になるが、コマセを捨てるつもりで強引に実釣開始。
早々に2尾の25cmクラスが出て、このまま朝マズメまで行くかと期待させたが、次第にフグ風呂状態になり、更には道具が飛ばされそうな強風になってきたので、夜明けを待たずに撤収となった。

こんな日は、海ほたるでお土産買うです。(^^ゞ

PS.鯵のマゴ茶レシピ

ご飯の上に、アジのタタキ適当に盛って、地海苔をふりかけ、鯵の中骨でとった熱い出汁を注ぎます。

好みで、醤油・塩などで味を調えて出来上がり!

うんまいよぉ~

Ca350276

日時:2008年4月19日17:00~20日4:30

場所:白浜某所~館山某所

潮汐:大潮

釣果:鯵23~25cm前後×7尾、15cm×2尾


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5 コメント

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こちらの釣り場では小魚を追っていたのがいましたが、 (ロコパパ)
2008-04-22 19:42:09
多分ヒラスズキかと思います。
ルアーを持ってなかったのでそのままアジをやってました。

それにしてもこの日は疲れました~(疲)
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ロコパパさんより「pingさんはミラクル起こしちゃ... (もりちゃん)
2008-04-22 20:00:36
短い時間でしたがありがとうございました。アジ&ヒラメの大漁釣りを自分もいつか体験したいと思います(^^)

PS・青年と言われたのは何年ぶりかなぁ(笑)
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>ロコパパさん (ping)
2008-04-23 13:21:40
今回、3cmくらいの鯵の稚魚らしき魚がスレ掛かりしてきました。
これを追っていたのかな?

いや~しんどかったね~(^^ゞ

>もりちゃん
ロコパパさんが見たのはオーラではなく、汗が湯気となって立ち上っていただけです。
あと加齢臭なら出てますけど・・・(^^ゞ

ワシから見れば青年ですよ!

釣りをやってるときは、皆、青年! いや子供かな?話が違う?(笑)
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ヒラメ惜しかったですね~ (えとりん)
2008-04-24 21:08:59
○| ̄|_←こんな感じだったんでしょうか(爆
でもアジもプリプリで引きも良さそうですね。
フグは相変わらずたくさんいるのですか・・・
海ほたるは確か何周年記念なんですよね。
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ども! (ping)
2008-04-25 19:19:30
まあ、こんなもんでしょ(^^ゞ
ヒラメが簡単に釣れてたら、値打ち下がっちゃう・・・

でも、悔しいっす!
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