波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

必然の出逢い、突然の引っ張り合い・・・

2016年08月14日 | 2016年釣行記

さて、懲りずに南房釣行でございます。

 最近は首都高を使わず、直接アクアラインまで走り、木更津からも一般道を内房沿いに抜けることが多いので、休憩がてら漁港から海の様子を見てるのだが、前回までは赤潮がどこも出ていて、お魚でなくても気持ちの悪い色をしたいた。

ようやく発生した台風が、沿岸をかき回してくれたおかげか、水質がとてもよくなった気がする。

やはり、自然のサイクルとして台風とは必要な現象ということか、被害の出ない程度にして欲しいとところだが・・・

結果、たどり着いた南房のエリアもかなり改善していて、運よく海ガメが複数頭気持ち良さそうに泳ぐのを見ることができた。

 

「ご無沙汰で~っす♪」

現地で合流した髭のshinjiさんの釣りを拝見しながら、今夜の釣り場を模索する。

思ったより風は弱く、うねりも小さい・・・・・ならば・・・と、風を背に遠投で攻めるポイントを選択、翌朝サーフで青物を・・・という髭のshinjiさんと別れ、18時頃に釣り場に入り準備を開始。

すると・・・

「こんばんは、どうですか?」

「こんばんは、・・・あれ?、前回お会いしましたよね?」

「そうですね。はは・・・」

 

・・・と、地元の方が二人、近くに入るのでよろしく・・・とのこと、磯の危険な夜釣りは、釣り人同士コミュニケーションが取れていた方がお互いの安全のためにもよいのだ。

 

薄暮時は、木っ端メジナから始まり、ウキのLEDに灯が活きてくる頃に小型ながらイサキ、さらに25cmほどのアジが来て、これは久しぶりの爆釣か!・・・と思ったが、その後沈黙・・・

それでも、ポツリ・・・ポツリ・・・25cm前後のアジが、ウリンボ(縦じまの残る小型のイサキ)をはさみながらもあがるようになった。

前回も似たようなペースだったが、前回のような15cm以下の小アジま混ざらず、サイズ的にはようやく例年のようなパターンに近づいた感じだ。

遅れて始めた地元の方たちも、遠目には似たようなペースで浮きが入っているようで、調子が良さそう・・・

と思っていると、明らかに取り込みでてこずっている様子・・・・

『そういえば、玉網持ってなかったような・・・』

玉網を持って駆け寄ったが、すでにバラしてしまったようだ。

聞けば、大型のイサキだったとのこと、抜きあげようとして口切れでバレたらしい。

こちらにもチャンスが来るかと、慎重に投入を繰り返すが、この日はその方のところへ集中していたようで、しばらくしてまた先ほどのようなバタバタが・・・、今度は間に合い無事玉入れさせてもらった。

やはり大型イサキ!

うらやましい!

なんでワシに釣れんのだ!

実は、そんなパターンがその後2度ほどあり、その方は正に恵比須顔!

一緒に来ていた方は、ガイド役だったそうだが・・・

「教えてあげるはずだったのだけど、教えてもらうことになりそうです・・・ははは」

とのこと。

ガイド役なら、釣ってもらってなんぼだから、面目が立って結果オーライなのでしょう。

こちらとしては、何とか良型イサキを1本ほしいと身構えていたのだけど、来ればウリンボかアジ、棚を変えてみたり、攻めるポイントを変えてみたり、少ない引き出しを全開にしてみたものの、『これ』というものが見当たらず。

「う~~~む・・・」

とうなっていたときに、投入直後に一気に持ってゆく強いアタリ!

「ええ~~っ?何々?・・・」

左右に横走りしてあがってきたのは、大きな鯖!(たぶんゴマ鯖)

血抜きしてバッカンヘ、頃合を見て内臓を抜きクーラーへ(このひと手間で美味しくいただけます)

悩みつつもウリンボとアジを釣り続けていると、地元の二人組さんは・・・

「はらぺこなのであがります。」

「玉網ありがとうございました。またお会いしましょう」

・・・と、日付を跨いだところで撤収

こちらも、コマセの残り具合から、あと1時間半くらいかな・・・と思って、クーラーに竿を立てかけ、散らかした道具の整理や血抜きしたアジをクーラーに移す作業をしていたとき・・・・

ガタンンッ・・・バタッ!!

ゴッ!(竿がワシの頭を直撃する音)

投げ込んだ仕掛けに背を向け、立てかけた竿の下に屈んで作業していたのが幸いしたのだが、目を放した隙に竿ごと持って行かれそうになってたのだ!

ちょうど真剣白刃取りを失敗して頭を打たれるコントのような体で、辛うじて竿に抱きつき体勢を整えやり取りに入る。
ようやく足元へ寄せると、大型のイサキ!
よりによって、この夜、唯一気を抜いていたときのアタリだっただけに、慎重に玉入れしてほっと一息。
誰かに見られているわけではないのに、『かっこ悪いなぁ~』と思ってしまった。

その後、アジ、小型のイサキとつづき、もう一本大型をと思ったが、餌切れとなり体力的にも限界が来ていたので終了。

ようやく始まった感じの南房、気持ちの良い釣り人との必然の出逢いに、突然の大型魚との引っ張り合いに、萎えかけていた釣りへのモチベーションが回復してきた!

さあ!これからだ!

日時:8月11~12日 小潮

場所:南房某所

釣果:イサキ37cm1尾、25~20cm10尾、アジ25cm前後10尾、ゴマ鯖40cm1尾

実は、さらに地元の二人組さんから、30cm前後のメジナを2尾もらったので、我が家の夕餉は二晩続けて刺身祭りでした♪

イサキ・メジナは刺身に、アジはたたきで、鯖はしめ鯖で、ご馳走様でした♪ 



最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kei)
2016-08-15 06:13:52
お疲れ様でした、待ちに待った開幕ですね。
私も次の日そこそこの釣果を得ることができました。
今回は一日違いでしたが、またご一緒してください。
あの磯は平日じゃないと競争率高いし、当方有給持て余してますので(^^;
返信する
お疲れ様でした (髭のshinji)
2016-08-15 13:55:32
イサキ羨ましいです~♪
まだイサキングは確立していないので頑張ります。
それと、あのわけの分からないバイトは何だったんでしょうかね~?
次回は釣り上げたいです。

ではまた®
返信する
Unknown (ping@スマホ)
2016-08-15 17:25:35
>keiさん
いきなり熱くなってきましたね
他所でも二人で良型ばかりをクーラーいっぱい!なんて情報が入ってきましたので、ウズウズしています。
場荒れしないうちにご一緒しましょう!
(^.^)

>髭のshinjiさん
お疲れ様でした。
地元の人の話だと、自衛隊堤防で釣れていたサバが、広範囲にいるそうです。
だとしたら、弓角の方が釣りやすいかな?
翌朝狙ってみても面白そうでしたが、疲れて寝ちゃいました。
(^_^;)
返信する

コメントを投稿