『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

お腹の風邪

2025-02-21 23:18:08 | 日常
2023年末から24年にかけての冬場は寒暖差アレルギーになり散々でした。

蛇口をひねったように流れ出す鼻水、それに伴う喉の荒れ、咳などなど、笛吹きとしては最悪のコンディションでした。

その後持ち直して、スギ花粉のない南イタリア・シチリアでは体調も持ち直したものの、帰国するともうすぐに花粉症で、4月あたりからは咳が残る風邪がずっと長引いて気力体力ともにかなりダウンしていました。

23年秋に弟が逝ってしまった影響はもちろんあっただろうけれど、やはり年齢的な衰えを感じずにはいられない反省ばかりの冬と春だったので、23年末に、24年末の奏楽堂でのコンサートを決めた時に、「とにかく冬場の体調管理」というのが一番の課題でした。

それからは年賀状にも書いたけれど「早寝早起き飲酒控えめ」をモットーにして、宴会も減らし、出ても1次回で帰宅という、昔の私を知っている人が聞いたら信じないだろう暮らしぶりとなりました。

音楽家講座の懇親会でも、前回、ウーロン茶を飲んでいたら、甲野先生が

「え?白川さん、ビールじゃないんですか!?」

ととても驚かれていらした。

自分でも信じられない程です。

加えて、青汁、プロポリス、漢方薬で、驚くほど元気になったし、3キロ痩せた。
(本当はもう3キロくらい痩せると健康体重ですが、まあおいおいに。)

マルタで同行した大阪の若いご夫妻のご主人がワイン好きで、色々お話しした後、
「でも、かくかくしかじか、今はワインはもう外で飲むだけで、家では毎日青汁なんですよ」と言ったら、

「ナルホド。赤と白から青にですね~」

と上手い事言っていたのも今思い出しました。流石大阪。

ちなみに「塩浴」も毎日ではなくなったけれど、続いているし、化粧水を使わなくなって1年と3か月経ちましたが、何ら問題なかった。というかむしろ調子良い?

ともあれ、本当に色々調子は良かった。
風邪も全くひかなかったし、奏法の進展もあり、肩の凝りも激減で、階段なんかは人生最新記録の速さで上っていたし。

それが一昨日の水曜日。
その前日火曜日から、妙にお腹が張る兆候があり、「?」と思っていたものの、特に不調はなく水曜日も夜は普通にレッスンに行くつもりで準備していました。
午前中は夫とスーパーに買い出しに。
そこにあるリペアコーナーでヴァレッタで買ったその日に強風で壊れた赤い傘をみてもらったところ、その場で400円で修理してもらえて喜んだりして普通に元気だった。

ただ今から思えば、スーパーでカートを押して歩く時、ちょっといつもより重たい気がしたし、前回はランチの夫のお寿司に対抗して鰻弁当を買ったりしていたのに、あまり食欲がなく混ぜご飯の小さなおにぎり2個だけにしたり、とちょっといつも通りではありませんでした。

でも、普通に御昼を食べて、1時からは二人ではまっている中国ドラマ
「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」を観ていたのだけれど、その後、お腹がゴロゴロしだし、膨満感も増し、吐き気も。
ついでにボーっとして急激な眠気も。
でも、それほど大したことないので、寝れば治るか、と思い昼寝して3時に起きて出かける準備をし始めたのですが、よりボーっとしていて熱を測るとまさかの38度2分。

お腹の風邪(ノロウィルス?)とは思うけれど、万が一インフルやコロナの可能性もあるし、ノロウィルスも感染するので、直前で本当に申し訳なかったのですが、「38度越えの熱があるのにレッスンという訳にはいかない」と会場に電話して生徒さん達にお休み連絡をしていただきました。

お腹に来る風邪は息子が小さい頃、もっと酷いのをもらって以来、おそらくひいていないこともあり、ちょっと対応にとまどいましたが、とりあえず、葛根湯はウィルスの増殖を抑える作用もあるかも?とも言われているので、プロポリスと一緒に飲んで、またひたすら眠りました。

夜には大分下がりましたが、37度2分。

去年までの平熱は35度6分とやたら低かったのですが、青汁を飲み始めてからは36度3分になったので、まあ人並みに。
でも、やはり37度越えは私にとっては高熱。

何より、いくらでも眠れるというのが異常事態。

夕方、6時頃、ピピが心配したのか、お父さんもリビングで寝ていて起きなかったせいで、ごはんの催促なのか(絶対こっちだね)フミフミゴロゴロして起しにきてくれたけれど、それがなければ、多分ずっと眠っていました。
幸い、食欲も戻り、いつもより量は少な目ですが、サラダと豚汁とお豆腐、デザートに文旦を美味しくいただきました。

翌日木曜日は、岩城先生とお約束していたのだけれど、連絡してキャンセル。
楽しみにしていたのですが先生にうつすわけにはいかない。

木曜日もほぼ寝たきりで過したら、本日金曜日は、朝からスッキリで、もうすっかりよくなり、通常に午前中に練習、午後はレッスンと社会復帰出来ました。

フルートも絶好調で、銀の五代目までもが初代みたいなハイスペックな笛に育ってきた感じに鳴ってくれるようになりました。

このところずっと考えていて、寝ている時もツラツラ考えて、ようやくやり方がまとまった新たな
「フルート体での站樁」のやり方をずっと試したかったのですが、その成果もあり、
本日のレッスンで生徒さん達に試していただいたところ、驚きの効果が挙がり上機嫌。

本当に人の身体というのは協調させて使えれば凄い可能性を秘めているということを再認識。

私のやり方は、特に站樁をやり込んだ訳でもなく、生徒さん達も同様で、つまりはなんちゃって站樁、であり、ラフで雑なものなのに、それでも、これ程違うということに驚きました。

「部分ではなく全体で」「ひとつながりで動く」(南京玉すだれ的、一筆書き的に)

というのは最初の頃からの甲野先生の教え。

それを心掛けながらの「フルート体での站樁的構え」とでも表現すればよいか。

この精度をより高めていければ、もっと違う世界が広がっているのかもしれません。
でも、まあ、あまり欲張らず焦らず、身体と相談しながらやっていくしかない。


今回熱があっても、鼻喉は全く大丈夫で、咳やクシャミも全くなかった、というのが不思議な感じがしましたが、そのお陰で消耗もなく治りが早かったのもしれません。

4月は13日にフルートフェスティバルin横浜、17日に甲野先生の音楽家講座、そして24日に砂原さんのミニピアノとのコンサート、26日は楽器店の発表会と講師演奏があるので、ここで体調崩す訳にはいかない。

ということで、今後はより慎重になって、様々なお付き合い等では不義理してしまうことも増えるかと思いますが、どうぞご容赦くださいませ。

岩城先生からはお見舞いの言葉と共に

「このところ空気が乾燥しているので、ウイルス繁殖の好条件です。」

との先生らしいメール。

一緒に行くはずだったNさんからも、お茶のお仲間でもウィルス性胃腸炎で体調を崩された方が複数いるとうかがいました。

幸い今のところ家族にも感染しておらず、ほっとしています。



2025-02-17 00:44:39 | 日常
久々の休日となり、庭に出て蕗の薹など収穫。

いつも大分大きくなってから気付いて、慌てて、だったのですが、今年はかなり早めの収穫で、粒も小さいのですが、11個摘むことができました。

その上、夫が原木で購入したシイタケの木にシイタケが2つ。
今年はもう流石に捕れないだろうとあきらめていたので、嬉しい。



蕗の薹はシラスと一緒にオリーブオイルで炒めてパスタにしてランチに。
小粒ですが、香りと苦みは大きくなったものよりもずっと凝縮されていて、美味しかったです。

シイタケは、包丁の刃が立たない程硬かったのですが、少しお砂糖を加えて1時間程コトコトと煮たところ、ようやく柔らかくなりました。
スライスして味見したら、まるでアワビみたいな触感で、こちらも美味しい。

お醤油をかけたものを夕食に数切れ添えて、残りは明日、厚揚げと一緒に煮る予定。



昨年12月28日のコンサートでいただいたお花も、ずっと外で咲いていてくれて、大分数は減りはしましたが、もう一か月以上経つのに、まだまだ綺麗。




午後はフルートの練習。

途中休憩を兼ねてドレス選びなどし、水色をチョイスし、ゴゾ島で買ったレース(最高!)を羽織りアクセサリーも付けて本番と同じ格好で吹いて具合を確かめていたらピンポ~ンとチャイムが鳴り、新しくご近所に越していらしたという若いご夫妻がご挨拶に。

お待たせしてもなんなので、「・・すみません・・こんな格好で・・」と対応。

同じ町内会に若いご家族が増えるというのは、嬉しいものです。
ここに越してもう23年?程になるけれど、未だに我が家が若手NO.2だった。
これでようやく若手NO.3に。

なんだか色々と「春」を感じる一日でした。







餡餅雑煮会  2月8日(土) かおりひめ

2025-02-10 23:36:47 | 日常
旧正月を故郷のお雑煮を食べながらみんなで祝おう!という主旨で22年前から始まった「餡餅雑煮の会」。

毎回参加できている訳ではないのですが、今年は参加。

後輩Tちゃんのご実家が農家で、美味しい野菜と餡餅をいつも贈ってくださっていて、それを新橋のアンテナショップ「かおりひめ」で調理していただいています。

香川県のお雑煮として有名な餡餅雑煮。
私は母が関東出身だったこともあり、高松に居る時は全く知らず、食べたことがなかったのですが、こちらで同窓会に参加するようになって初めて知りました。

最初は恐る恐るでしたが、一口食べて、その奥行のある洗練された味にびっくり。
白味噌と餡子、とても合います。何よりそれを結びつけている出汁。
みな手間暇かけた本物だからこそとは思いますが、
これらのバランスがしっかりとれていて、本当に美味しい。





他のお料理もみな香川産のものばかりで、美味しかったです。

そして何より楽しかった。
小さなお子さん連れで家族で参加されている方、婚約したばかりの若い二人、亡くなられてしまった先輩ご夫妻のお嬢さんも参加され、本当に、高松高校・東京玉翠会というご縁で繋がった、様々な年代が一同に会してワイワイと語らい、ほっこりする会です。

日本酒マスター(ソムリエ?)になられたM先輩がお隣で、「お酒は残しちゃだめよ~~」と愛らしい声で色々と勧めてくださるのですが、日本酒への愛がより注入されているせいか、いつもより美味しく感じられたのも不思議でした。

斜め前に腰かけられた最長老は90代のF先輩。
かつては政治の世界で活躍されていましたが、今も矍鑠とされていてお元気。
「姪御さんと同期で仲良しなんですよ!」とお話したら、「ああ、あの子は本当に賢いええこや」と仰っていきなり本人のKちゃんに電話をされてびっくり。幸いすぐに電話は通じて、「アクティブで凄いね!」「でしょう?」と二人で笑ってしまいました。

そのお隣の席には玉翠会会長のW先輩。
お忙しい中、昨年末のコンサートにお越し下さった御礼を。
嬉しい感想を沢山いただきました。

真ん前には私が立ち上げて「顧問」になっている「カラオケ倶楽部」の「名誉顧問」のF先輩。ビジネスの世界でご活躍ですが、昔の歌ならみなサビのみならず、それ以外のAメロもしっかり把握していて歌えるという実力者。コロナ以降、もうずっと参加していませんが、そろそろまた集まりたいものです。

他にも書ききれないくらいの先輩、同期、後輩の皆様との交流はとても楽しかったです。
今回4月24日の鶴見でのコンサートの告知もさせていただき、恒例の余興演奏を。毎回、こうした席での演奏の方が苦手で、以前は変な緊張があったりもしたのですが、今回は微塵もない。
というか緊張する理由がない、という気分。
項垂れ奏法もそうですが、それ以上に甲野先生から音楽家講座やメールなどでお話いただいた「心」に関してを以前より考えるようになったからかもしれません。
スピーチしていた時は騒めいていた会場でしたが、最初の一音で皆様がこちらの集中に入り込んでくださったのが感じられ、その一体感の中でのびのびと演奏できました。




曲はビゼーのアルルの女のメヌエット。全部だと長いので、適宜はしょりましたが、それでも結構な長さだった。
アンコールでは春の海の冒頭。これは瀬戸内海の情景の曲なので、ここで毎回吹くことにしているものです。
そして餡餅を提供してくださっているTちゃんのお父様がこの日お誕生日ということで急遽、ハッピーバースデーを伴奏しみんなで歌う。これは動画で撮ってバースデープレゼントに。
最後には応援団のエールがあり、これまたまだ大学生の女の子Mちゃんがカッコイよく決めてくれて、最後は全員で校歌斉唱。もちろんフルートも一緒に。

「音楽ってなんのためにあるか知ってる?
  ニコレはコミュニケーションのためだ、と言ってるよ」

と師・植村泰一先生の言葉が改めて思い出されました。
折に触れ、思い出す言葉ですが、毎回その意味するところは、自分の中で微妙に深まり変化しているのを感じています。

幸せなひとときでした。

実行委員会の皆様、参加された皆様ありがとうございました。

古武術奏法集中レクチャー

2025-02-09 10:03:08 | 音楽・フルート
ご遠方から飛行機で、いらしてくださった方に2時間集中レクチャー。

韓氏意拳を習われているとのことで、話の通り方がとても良く、その場でどんどんと変化されました。

世の中の通常メソードとは大きく異なる私のやり方ですが、合う人にはとても合うことを最近、よく感じます。

それも当たり前で、自分でやっていく中、違和感を感じたからこそ、色々と探し始めて辿り着かれた訳だから。

最近の項垂れ方式は羊座りの背中と足腰じゃないと出来ない、という話をしたところ、
「それは含胸抜背ですね!」と即座に。
まさにその通りで、良い言葉を教えていただきました。

また今回のお陰で、改めて「站椿」のことを思い出し、私もまた進化することが出来ました。

もちろん、ちゃんとお稽古した訳ではなく、なんちゃって站椿レベルですが、昔、多くの教練の皆様から、そして韓先生ご自身からご指導していただいたことがあり、その頃のことを思い出しています。

私の構え方はずっと抜刀がベースだけれど、道具(楽器)を持たない站椿を楽器を携えてやることで、よりフルートと身体が一体化し、釣り合いが取れる。

こんなにシンプルなことになんで今まで気づかなかったのか、と悔やまれます。


またつま先の向きも、色々と研究課題に。
ソの字立ちで骨盤を決めていたけれど、その開き具合で腹奥の司令塔の働き具合も違うかな?と模索中。

本当に面白いものです。

マルタ旅行番外編 2 旅の衣裳計画

2025-02-04 17:10:49 | 旅行
旅行が決まると、すぐに、その時期土地の気温気候を調べて、何を着て何を持っていくかを考えるのも楽しみの一つです。
とはいっても、着るものはウクライナワンピース一択なのですが・・

昨年3月の南イタリア、シチリアは比較的気温も温かかったので、ウクライナワンピース5着・・という大荷物に。
行く先々ごとに、似合う袖の刺繍の色や模様を考えると、どうしてもこうなってしまって。・・・でも写真ではあんまり差はない。みんな生成りのウクライナワンピースだから。まあ、自己満足のためですね。
ただウクライナワンピースはしっかりとした手紬の麻生地なので、優に一着、1キログラムはある。加えてブーツ3足、ハイヒール1足、ともうこれだけでも結構な重量で、結局帰国時は重量ギリギリとなりシチリアの塩を買うのをあきらめたという苦い思い出が。

今回は冬で、汗にもならず、アウターや小物で変化もつけられるので、前回の反省もあり、選びに選んで色合わせのしやすいブルー系の2着のみにしました。一着は着ているので、トランクの中には1着だけ。ちょっと心配ではありましたが、いざとなったら現地で何かワンピースを買う理由にもなるしね、と決断。

インナーの薄手コットンタートルもグレーとロイヤルブルーの2枚だけ。
スパッツも無印の厚手コットンのものを2足。

ブーツもベージュと朱赤の一枚革のスウェードブーツ2足。
通気性が良く、歩きやすく普段も良く履いているもの。
これは去年の南イタリア、シチリアの時と同じ。
細かくパンチングされているベージュの春ブーツは裏を3回くらい張り替えて、もう10年くらい穿いている。
靴は壊れたり、濡れたりすることもあるので、必ず2足(以上)持っていく。
真夏以外はスゥエードブーツが定番。

旅行とはいっても、登山する訳ではない。普通の街並みを歩いたりするくらいなので、普段と一緒。普段から靴はもう歩きやすいものしか履いていないので、それで大丈夫。

ミュンヘンに居た頃、隣人のオーボエN君は、何処へ行くにもスーツと革靴で、スキーに行く時もそうだったので、びっくりしたけれど、私も似たようなところがある。
私はカジュアルテイストが好きでジーンズを穿くこともあるけれど、スニーカーを履いている自分は想像できない。

甲野先生はボタンが嫌いというか苦手ということもあり着物。
他者にはわからない好みの感覚というのは本当に人それぞれ。
改めて掘り下げてみるに、多分私にとってのスニーカーは先生のボタンと似たようなところがある。

・・話が逸れてしまい失礼しました。

アウターは、ユニクロのカーキのポータブルダウンジャケット。これがとても優れもの。外は寒くても屋内や電車内は暖房で暑いこともあり去年まではフルート持参の時など電車で苦労していたのですが、これは脱いでもコンパクトにまとまり、荷物の中に納まるし、何より軽いので、旅行前から重宝していました。その上、とても暖かい。そして確か5千円前後だった。コスパ最高です。

もう一つは去年の旅でも活躍した黄色のダウンベスト。
同じく念のためのマスタード色のレインコート。
アウターはこの3つ。

小物は朱赤のロングマフラーと長い指先が出る手袋。これも普段から使っているものですが、ハチミツ色のヴァレッタの街には絶対似合うはず・・と真っ先にトランクに。実際、最初の2日はお天気も悪かったので、ぴったりでした。

もう一つはターコイズブルーのストール。黄色のベストにはこっちだね、とこれもトランクに。

そして元生徒さんのYちゃんと編集者のTさん夫妻からいただいたチベタン帽。甲野先生と私のご縁の関係で出会った二人です。耳から垂れ下がる三つ編みフリンジ?が可愛い。「先生に絶対に合うと思って!」とのことでしたが、実際とても気に入って師走の買い出しの時にも、よくかぶっていました。暖かいのに、通気性が良いのは流石のモンベル。

グレーベースのジャガードなので、いただいた直後から、お揃いになるマフラーを探していたのですが、みつからないままで、旅の中であったらと思っていたけれど、初日のヴァレッタのショッピングの時、紳士もので半額になっているぴったりのグレーのロングマフラー10€を見つけ購入。


後で写真を見ても何処に行ったか判るように、それ以上に、夫々の場所に調和するようにと、毎日何かしらは変化させていました。アクセサリーは4種類のセットを夫々に合わせて2回ずつ使用。最初と最後の4日間は2日ずつ飛行機に乗りっぱなしで着替えないので、実質8日分の組み合わせ。
バッグはいつもの、山葡萄のカゴバッグ。
脱いだアウターやストールをしまうのにも便利でした。
一応用心して貴重品はポシェットに。普段と違うのはこのポシェットくらい。
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写真はないけれど、13日、14日の成田、ドバイ、マルタ(セントジュリアン)は青い小花のウクライナワンピースにロイヤルブルーのタートル、ベージュのブーツ。アクアマリンのセット。カーキのダウンジャケット。
機内、車内のみなのでマフラーは無し。



15日のヴァレッタ観光では水色と茶色の幾何学模様のウクライナワンピースにグレーのタートル、ベージュブーツ。ダウンジャケットと朱赤マフラーセット。夜はオペラ劇場でのコンサートなので、カメオを付けて。






16日のハーバークルーズは昨日と同じウクライナワンピースとグレーのタートルだけれど、靴を朱赤ブーツにし、夜は教会でナポリで活躍したイタリアバロックの作曲家達のモテットだったので、アクセサリーをマルタクロスと昨年アマルフィで買ってもらった地中海珊瑚にして変化。
でもアウターも同じなので、ぱっと見はほぼ同じ。






17日は悪天候でほぼステイホームのセントジュリアン。
ワンピースは青い小花(見えないけど)で念の為に持ってきたレインコートが活躍。朱赤ブーツは靴底裏がゴムでタフなのでこの日も。
夫がしているのが、15日にヴァレッタで買ったマフラー。





18日の晴天のゴゾ島は水色茶色のウクライナワンピースに黄色のダウンベスト、ターコイズブルーのストール、そして昨日セントジュリアンのショッピングモールで買ったばかりの若干スタイリッシュなショートブーツで。偶然フェリーとお揃いのコーディネート。






19日は漁師町のマルサシュロックとハジャーイムの巨石神殿ということで、ちょっとワイルドにチベタン帽で。初日にヴァレッタで買ったグレーのマフラーと合わせる。ロングマフラーは縦線効果も。昨日と同じ水色、茶色の幾何学模様刺繍のウクライナワンピース、グレータートルに。夜、教会のコンサートとレストランに行く時はチベタン帽を脱いで、きちんと感を出して。ブーツはベージュのスウェード。沢山歩き回る時はやはり10年履きこんだこの靴。








20日のイムディーナは青小花のウクライナワンピースに青のタートル、黄色のダウンベスト、ターコイズ色のストール、ベージュのブーツ。





21日、22日の帰途は水色茶色幾何模様のウクライナワンピースに青タートル、グリーンアンバーのセット、セントジュリアンで買ったショートブーツ、カーキのダウンジャケットで。赤のマフラーはトランク上部に入れて、成田に着いてから取り出して着用。




ウクライナワンピースを2着にしたことで、若干心細かったけれど、アウターと小物で充分に変化がつき大満足。
帰宅してからのお洗濯もラクだったし、良い事づくめでした。

これまでウクライナワンピースはずっと袖の模様に拘っていて、それを引き立てることしか考えていませんでしたが、今回、その発想から離れて「生成りの麻ワンピース」として取り扱うことを覚えました。それでも、手紬手織りの質感、生地の落ち感など好みだし、裾のさりげない刺繍が見えているだけでも可愛い!と益々ウクライナワンピースが大好きになりました。