2023年末から24年にかけての冬場は寒暖差アレルギーになり散々でした。
蛇口をひねったように流れ出す鼻水、それに伴う喉の荒れ、咳などなど、笛吹きとしては最悪のコンディションでした。
その後持ち直して、スギ花粉のない南イタリア・シチリアでは体調も持ち直したものの、帰国するともうすぐに花粉症で、4月あたりからは咳が残る風邪がずっと長引いて気力体力ともにかなりダウンしていました。
23年秋に弟が逝ってしまった影響はもちろんあっただろうけれど、やはり年齢的な衰えを感じずにはいられない反省ばかりの冬と春だったので、23年末に、24年末の奏楽堂でのコンサートを決めた時に、「とにかく冬場の体調管理」というのが一番の課題でした。
それからは年賀状にも書いたけれど「早寝早起き飲酒控えめ」をモットーにして、宴会も減らし、出ても1次回で帰宅という、昔の私を知っている人が聞いたら信じないだろう暮らしぶりとなりました。
音楽家講座の懇親会でも、前回、ウーロン茶を飲んでいたら、甲野先生が
「え?白川さん、ビールじゃないんですか!?」
ととても驚かれていらした。
自分でも信じられない程です。
加えて、青汁、プロポリス、漢方薬で、驚くほど元気になったし、3キロ痩せた。
(本当はもう3キロくらい痩せると健康体重ですが、まあおいおいに。)
マルタで同行した大阪の若いご夫妻のご主人がワイン好きで、色々お話しした後、
「でも、かくかくしかじか、今はワインはもう外で飲むだけで、家では毎日青汁なんですよ」と言ったら、
「ナルホド。赤と白から青にですね~」
と上手い事言っていたのも今思い出しました。流石大阪。
ちなみに「塩浴」も毎日ではなくなったけれど、続いているし、化粧水を使わなくなって1年と3か月経ちましたが、何ら問題なかった。というかむしろ調子良い?
ともあれ、本当に色々調子は良かった。
風邪も全くひかなかったし、奏法の進展もあり、肩の凝りも激減で、階段なんかは人生最新記録の速さで上っていたし。
それが一昨日の水曜日。
その前日火曜日から、妙にお腹が張る兆候があり、「?」と思っていたものの、特に不調はなく水曜日も夜は普通にレッスンに行くつもりで準備していました。
午前中は夫とスーパーに買い出しに。
そこにあるリペアコーナーでヴァレッタで買ったその日に強風で壊れた赤い傘をみてもらったところ、その場で400円で修理してもらえて喜んだりして普通に元気だった。
ただ今から思えば、スーパーでカートを押して歩く時、ちょっといつもより重たい気がしたし、前回はランチの夫のお寿司に対抗して鰻弁当を買ったりしていたのに、あまり食欲がなく混ぜご飯の小さなおにぎり2個だけにしたり、とちょっといつも通りではありませんでした。
でも、普通に御昼を食べて、1時からは二人ではまっている中国ドラマ
「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」を観ていたのだけれど、その後、お腹がゴロゴロしだし、膨満感も増し、吐き気も。
ついでにボーっとして急激な眠気も。
でも、それほど大したことないので、寝れば治るか、と思い昼寝して3時に起きて出かける準備をし始めたのですが、よりボーっとしていて熱を測るとまさかの38度2分。
お腹の風邪(ノロウィルス?)とは思うけれど、万が一インフルやコロナの可能性もあるし、ノロウィルスも感染するので、直前で本当に申し訳なかったのですが、「38度越えの熱があるのにレッスンという訳にはいかない」と会場に電話して生徒さん達にお休み連絡をしていただきました。
お腹に来る風邪は息子が小さい頃、もっと酷いのをもらって以来、おそらくひいていないこともあり、ちょっと対応にとまどいましたが、とりあえず、葛根湯はウィルスの増殖を抑える作用もあるかも?とも言われているので、プロポリスと一緒に飲んで、またひたすら眠りました。
夜には大分下がりましたが、37度2分。
去年までの平熱は35度6分とやたら低かったのですが、青汁を飲み始めてからは36度3分になったので、まあ人並みに。
でも、やはり37度越えは私にとっては高熱。
何より、いくらでも眠れるというのが異常事態。
夕方、6時頃、ピピが心配したのか、お父さんもリビングで寝ていて起きなかったせいで、ごはんの催促なのか(絶対こっちだね)フミフミゴロゴロして起しにきてくれたけれど、それがなければ、多分ずっと眠っていました。
幸い、食欲も戻り、いつもより量は少な目ですが、サラダと豚汁とお豆腐、デザートに文旦を美味しくいただきました。
翌日木曜日は、岩城先生とお約束していたのだけれど、連絡してキャンセル。
楽しみにしていたのですが先生にうつすわけにはいかない。
木曜日もほぼ寝たきりで過したら、本日金曜日は、朝からスッキリで、もうすっかりよくなり、通常に午前中に練習、午後はレッスンと社会復帰出来ました。
フルートも絶好調で、銀の五代目までもが初代みたいなハイスペックな笛に育ってきた感じに鳴ってくれるようになりました。
このところずっと考えていて、寝ている時もツラツラ考えて、ようやくやり方がまとまった新たな
「フルート体での站樁」のやり方をずっと試したかったのですが、その成果もあり、
本日のレッスンで生徒さん達に試していただいたところ、驚きの効果が挙がり上機嫌。
本当に人の身体というのは協調させて使えれば凄い可能性を秘めているということを再認識。
私のやり方は、特に站樁をやり込んだ訳でもなく、生徒さん達も同様で、つまりはなんちゃって站樁、であり、ラフで雑なものなのに、それでも、これ程違うということに驚きました。
「部分ではなく全体で」「ひとつながりで動く」(南京玉すだれ的、一筆書き的に)
というのは最初の頃からの甲野先生の教え。
それを心掛けながらの「フルート体での站樁的構え」とでも表現すればよいか。
この精度をより高めていければ、もっと違う世界が広がっているのかもしれません。
でも、まあ、あまり欲張らず焦らず、身体と相談しながらやっていくしかない。
今回熱があっても、鼻喉は全く大丈夫で、咳やクシャミも全くなかった、というのが不思議な感じがしましたが、そのお陰で消耗もなく治りが早かったのもしれません。
4月は13日にフルートフェスティバルin横浜、17日に甲野先生の音楽家講座、そして24日に砂原さんのミニピアノとのコンサート、26日は楽器店の発表会と講師演奏があるので、ここで体調崩す訳にはいかない。
ということで、今後はより慎重になって、様々なお付き合い等では不義理してしまうことも増えるかと思いますが、どうぞご容赦くださいませ。
岩城先生からはお見舞いの言葉と共に
「このところ空気が乾燥しているので、ウイルス繁殖の好条件です。」
との先生らしいメール。
一緒に行くはずだったNさんからも、お茶のお仲間でもウィルス性胃腸炎で体調を崩された方が複数いるとうかがいました。
幸い今のところ家族にも感染しておらず、ほっとしています。
蛇口をひねったように流れ出す鼻水、それに伴う喉の荒れ、咳などなど、笛吹きとしては最悪のコンディションでした。
その後持ち直して、スギ花粉のない南イタリア・シチリアでは体調も持ち直したものの、帰国するともうすぐに花粉症で、4月あたりからは咳が残る風邪がずっと長引いて気力体力ともにかなりダウンしていました。
23年秋に弟が逝ってしまった影響はもちろんあっただろうけれど、やはり年齢的な衰えを感じずにはいられない反省ばかりの冬と春だったので、23年末に、24年末の奏楽堂でのコンサートを決めた時に、「とにかく冬場の体調管理」というのが一番の課題でした。
それからは年賀状にも書いたけれど「早寝早起き飲酒控えめ」をモットーにして、宴会も減らし、出ても1次回で帰宅という、昔の私を知っている人が聞いたら信じないだろう暮らしぶりとなりました。
音楽家講座の懇親会でも、前回、ウーロン茶を飲んでいたら、甲野先生が
「え?白川さん、ビールじゃないんですか!?」
ととても驚かれていらした。
自分でも信じられない程です。
加えて、青汁、プロポリス、漢方薬で、驚くほど元気になったし、3キロ痩せた。
(本当はもう3キロくらい痩せると健康体重ですが、まあおいおいに。)
マルタで同行した大阪の若いご夫妻のご主人がワイン好きで、色々お話しした後、
「でも、かくかくしかじか、今はワインはもう外で飲むだけで、家では毎日青汁なんですよ」と言ったら、
「ナルホド。赤と白から青にですね~」
と上手い事言っていたのも今思い出しました。流石大阪。
ちなみに「塩浴」も毎日ではなくなったけれど、続いているし、化粧水を使わなくなって1年と3か月経ちましたが、何ら問題なかった。というかむしろ調子良い?
ともあれ、本当に色々調子は良かった。
風邪も全くひかなかったし、奏法の進展もあり、肩の凝りも激減で、階段なんかは人生最新記録の速さで上っていたし。
それが一昨日の水曜日。
その前日火曜日から、妙にお腹が張る兆候があり、「?」と思っていたものの、特に不調はなく水曜日も夜は普通にレッスンに行くつもりで準備していました。
午前中は夫とスーパーに買い出しに。
そこにあるリペアコーナーでヴァレッタで買ったその日に強風で壊れた赤い傘をみてもらったところ、その場で400円で修理してもらえて喜んだりして普通に元気だった。
ただ今から思えば、スーパーでカートを押して歩く時、ちょっといつもより重たい気がしたし、前回はランチの夫のお寿司に対抗して鰻弁当を買ったりしていたのに、あまり食欲がなく混ぜご飯の小さなおにぎり2個だけにしたり、とちょっといつも通りではありませんでした。
でも、普通に御昼を食べて、1時からは二人ではまっている中国ドラマ
「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」を観ていたのだけれど、その後、お腹がゴロゴロしだし、膨満感も増し、吐き気も。
ついでにボーっとして急激な眠気も。
でも、それほど大したことないので、寝れば治るか、と思い昼寝して3時に起きて出かける準備をし始めたのですが、よりボーっとしていて熱を測るとまさかの38度2分。
お腹の風邪(ノロウィルス?)とは思うけれど、万が一インフルやコロナの可能性もあるし、ノロウィルスも感染するので、直前で本当に申し訳なかったのですが、「38度越えの熱があるのにレッスンという訳にはいかない」と会場に電話して生徒さん達にお休み連絡をしていただきました。
お腹に来る風邪は息子が小さい頃、もっと酷いのをもらって以来、おそらくひいていないこともあり、ちょっと対応にとまどいましたが、とりあえず、葛根湯はウィルスの増殖を抑える作用もあるかも?とも言われているので、プロポリスと一緒に飲んで、またひたすら眠りました。
夜には大分下がりましたが、37度2分。
去年までの平熱は35度6分とやたら低かったのですが、青汁を飲み始めてからは36度3分になったので、まあ人並みに。
でも、やはり37度越えは私にとっては高熱。
何より、いくらでも眠れるというのが異常事態。
夕方、6時頃、ピピが心配したのか、お父さんもリビングで寝ていて起きなかったせいで、ごはんの催促なのか(絶対こっちだね)フミフミゴロゴロして起しにきてくれたけれど、それがなければ、多分ずっと眠っていました。
幸い、食欲も戻り、いつもより量は少な目ですが、サラダと豚汁とお豆腐、デザートに文旦を美味しくいただきました。
翌日木曜日は、岩城先生とお約束していたのだけれど、連絡してキャンセル。
楽しみにしていたのですが先生にうつすわけにはいかない。
木曜日もほぼ寝たきりで過したら、本日金曜日は、朝からスッキリで、もうすっかりよくなり、通常に午前中に練習、午後はレッスンと社会復帰出来ました。
フルートも絶好調で、銀の五代目までもが初代みたいなハイスペックな笛に育ってきた感じに鳴ってくれるようになりました。
このところずっと考えていて、寝ている時もツラツラ考えて、ようやくやり方がまとまった新たな
「フルート体での站樁」のやり方をずっと試したかったのですが、その成果もあり、
本日のレッスンで生徒さん達に試していただいたところ、驚きの効果が挙がり上機嫌。
本当に人の身体というのは協調させて使えれば凄い可能性を秘めているということを再認識。
私のやり方は、特に站樁をやり込んだ訳でもなく、生徒さん達も同様で、つまりはなんちゃって站樁、であり、ラフで雑なものなのに、それでも、これ程違うということに驚きました。
「部分ではなく全体で」「ひとつながりで動く」(南京玉すだれ的、一筆書き的に)
というのは最初の頃からの甲野先生の教え。
それを心掛けながらの「フルート体での站樁的構え」とでも表現すればよいか。
この精度をより高めていければ、もっと違う世界が広がっているのかもしれません。
でも、まあ、あまり欲張らず焦らず、身体と相談しながらやっていくしかない。
今回熱があっても、鼻喉は全く大丈夫で、咳やクシャミも全くなかった、というのが不思議な感じがしましたが、そのお陰で消耗もなく治りが早かったのもしれません。
4月は13日にフルートフェスティバルin横浜、17日に甲野先生の音楽家講座、そして24日に砂原さんのミニピアノとのコンサート、26日は楽器店の発表会と講師演奏があるので、ここで体調崩す訳にはいかない。
ということで、今後はより慎重になって、様々なお付き合い等では不義理してしまうことも増えるかと思いますが、どうぞご容赦くださいませ。
岩城先生からはお見舞いの言葉と共に
「このところ空気が乾燥しているので、ウイルス繁殖の好条件です。」
との先生らしいメール。
一緒に行くはずだったNさんからも、お茶のお仲間でもウィルス性胃腸炎で体調を崩された方が複数いるとうかがいました。
幸い今のところ家族にも感染しておらず、ほっとしています。