3月17日(月)
良いお天気に恵まれた一日となりました。
この日は、午前中にコンサートの打ち合わせがあり、その後ランチをして、1時から近くのカラオケ屋さんで練習(フルートを!)したのですが、平日だというのにとても混んでいて15分待って、2時間限定。
本当はもう1時間くらいと再度申し込もうと思ったら、今度は30分待ちとのことであきらめ、他のお店に行ったら、やはり30分待ち。
でも、とにかく色々と試したいことも多かったので、そこで再び練習。
程よい時刻となり、音楽家講座。
朝から色々とやって、練習も4時間弱、とフル稼働でしたが、楽しいことばかりなので、旅行の時と同じで全く疲れを感じることもありませんでした。
甲野先生は京都からそのままお越しくださいました。
お忙しい中、本当にありがたいことです。
少し早く到着されたので、今回の気付きをご報告して、演奏も聴いていただくことができました。
「白川さんも、今生を長く生きて、その気付きがあれこれ考えなくても、出て来るようにならなければいけないですね。もちろん、それを他の人に説明するには役に立ち良いのですが・・。何しろ、今私は誰よりも自分の未熟さを自覚したところで、それは家の倉庫の地下にもう一つ隠し部屋があって、そこに宝が沢山入っていた、というような驚きと喜びがあるんですよ。」
とのこと。
先生のレベルで、先生のお年で、「未熟を自覚して喜んでいる」ということが凄いことです。
これしきのことで喜んでいちゃあまだまだですよ、と諭された気持ちで、
「はい。なにしろ、これに気付いたのが昨日のことなので、私も元気に長生きしてより探求していきたいと思います。」とお返事。
ともあれ、先生の前でもより自在に演奏出来たのは大きな進展。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
講座は半数が初参加の方だったこともあり、またその後、私もそうでしたが、先生の不思議な体験のお話によって、相当色々と変化された方が多かったこともあり、また「不思議な話」で始まりました。
この御話しに付随して先生が体験されたその他の不思議な体験のお話もありましたが、いずれも、先生のプライベイトなことなので、ここに記すのは控えさせていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前回のお話に加えて、更に2つの不思議な体験のお話をされる。
また、それに関係した身体を観ることが出来る方々のお話も。
会場の全員がとてつもない集中力で引き込まれているのが判る程。
お話はいつもの1時間よりも長くなりましたが、ちょっとそれを止めて個別指導に、という感じではなかったし、参加者の方の雰囲気も同様だったので、そのままに。
こんなことは音楽家講座が始まって以来、22年にして初めてのこと。
そして、この不思議な体験によって、ご自身の内面が変化したことにより、大きな技の進展が。
(お話)
今回のことで、根本的にものの見方が変わった。
極当たり前のことにでも感謝する。その「ふり」だけでも違うが、本当に自分の中が変わると驚く程の変化が。
「天然もの」の変化には力がある。
良いお天気に恵まれた一日となりました。
この日は、午前中にコンサートの打ち合わせがあり、その後ランチをして、1時から近くのカラオケ屋さんで練習(フルートを!)したのですが、平日だというのにとても混んでいて15分待って、2時間限定。
本当はもう1時間くらいと再度申し込もうと思ったら、今度は30分待ちとのことであきらめ、他のお店に行ったら、やはり30分待ち。
でも、とにかく色々と試したいことも多かったので、そこで再び練習。
程よい時刻となり、音楽家講座。
朝から色々とやって、練習も4時間弱、とフル稼働でしたが、楽しいことばかりなので、旅行の時と同じで全く疲れを感じることもありませんでした。
甲野先生は京都からそのままお越しくださいました。
お忙しい中、本当にありがたいことです。
少し早く到着されたので、今回の気付きをご報告して、演奏も聴いていただくことができました。
「白川さんも、今生を長く生きて、その気付きがあれこれ考えなくても、出て来るようにならなければいけないですね。もちろん、それを他の人に説明するには役に立ち良いのですが・・。何しろ、今私は誰よりも自分の未熟さを自覚したところで、それは家の倉庫の地下にもう一つ隠し部屋があって、そこに宝が沢山入っていた、というような驚きと喜びがあるんですよ。」
とのこと。
先生のレベルで、先生のお年で、「未熟を自覚して喜んでいる」ということが凄いことです。
これしきのことで喜んでいちゃあまだまだですよ、と諭された気持ちで、
「はい。なにしろ、これに気付いたのが昨日のことなので、私も元気に長生きしてより探求していきたいと思います。」とお返事。
ともあれ、先生の前でもより自在に演奏出来たのは大きな進展。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
講座は半数が初参加の方だったこともあり、またその後、私もそうでしたが、先生の不思議な体験のお話によって、相当色々と変化された方が多かったこともあり、また「不思議な話」で始まりました。
この御話しに付随して先生が体験されたその他の不思議な体験のお話もありましたが、いずれも、先生のプライベイトなことなので、ここに記すのは控えさせていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前回のお話に加えて、更に2つの不思議な体験のお話をされる。
また、それに関係した身体を観ることが出来る方々のお話も。
会場の全員がとてつもない集中力で引き込まれているのが判る程。
お話はいつもの1時間よりも長くなりましたが、ちょっとそれを止めて個別指導に、という感じではなかったし、参加者の方の雰囲気も同様だったので、そのままに。
こんなことは音楽家講座が始まって以来、22年にして初めてのこと。
そして、この不思議な体験によって、ご自身の内面が変化したことにより、大きな技の進展が。
(お話)
今回のことで、根本的にものの見方が変わった。
極当たり前のことにでも感謝する。その「ふり」だけでも違うが、本当に自分の中が変わると驚く程の変化が。
「天然もの」の変化には力がある。

(刀を何度も構えながら)
微妙な働きの凄さ。
何十か所もが、ザワっと揃う気持の良さがあり、ずっとやってしまう。
左小指はちょっとはずれるくらい。右手でやっているようだが、じつは左。
左が体中で持っている。(だからこそ)左は触れているだけ。
感情も含めた気持ちよさがある。
自分のあらさがし。
微妙な働きの凄さ。
何十か所もが、ザワっと揃う気持の良さがあり、ずっとやってしまう。
左小指はちょっとはずれるくらい。右手でやっているようだが、じつは左。
左が体中で持っている。(だからこそ)左は触れているだけ。
感情も含めた気持ちよさがある。
自分のあらさがし。



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(個別指導)
1.三味線
身体が音を止めた感じになってしまう。
大きな音ががなってしまう。
(先生)「自分の中から止めているものを払う。今やります」
祓い太刀で大きく変化。
2.フラメンコギター
様々な姿勢があって悩んでいるのだけれど、どれが良いか?
(先生)脚のポジションを変化させることを提案
「動こうとしたとき、動ける姿勢で」
軸が整い、音にも芯が通った響きに。
3.三味線
響きを自分で感じられない。
弾いているうちに、どんどん怖い表情になってしまう。
(先生)「自分で自分に対する不満がそうさせる。ある世界にパっと入れるとFlowな状態に入ることが出来、内面が変化する」
丸紐による四方襷で、響き、表情のみならず、声、肩の位置も大きく変化。
4バストロンボーン
柔らかい音から勇ましい音までをより自然に吹き分けられるようにしたい。
呼吸に関して何かないか?
(先生)「呼吸に関しては、あまり話したことがなく、これも今回初めて話すのだけれど、動きに肺が関わってくる。肺を色々な形になるように。動きにもいろいんな役目がある。子供のダンスの様に肺が踊る」
そのまま下がろうとされたので、「今の今ですし、出来なくでも当たり前のご助言ですから、もし良かったら、なんとなくで、良いので、アフターも吹いてみていただけませんか?」と司会者無茶ぶりをしてしまったのを快く受けてくださり演奏。
より楽しそうに軽々と変化し響く演奏に。
5.歌
以前祓い太刀をしていただいて、大分首肩周辺がラクになり高い声も出るようにな ったので、御聞かせしたい。またやっていただきたい。
祓い太刀で更にのびやかに変化。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんといっても、「肺のダンス」だろう。
丁度、ポニョ、エイと進化?してきて2日目だったこともあり、それがより深い場所(肺)で行われているのだよ、とヒントを頂いた心地。
思わず、「先生、それは何か具体的な形とか、イメージはありますか?ハートとかこう何か?それとも、そういうものではなく、何か?」
「そりゃあ、具体的にありますよ」
とのことだった。
懇親会でも初参加の方に技を経験していただいて、いつもの居酒屋稽古会に。
「ね、人は人の心がありありと読めますから、こちらの手は何もやっていない、と思わせるのです」と仰っていたので、ここでもまた質問。
「先生、それは楽器も同様ですか?」
ニヤっとされ「それは、そうですよ。楽器は最も思念の残るものですからね。楽器、刀、そして着物・・」
いつも、「今日もよろしく」と楽器に挨拶して始めて、「今日もありがとう」と楽器を手入れしてしまって、とやっているし、生徒さんにもそのように教えているけれど、楽器に技をかけて通じるようにしよう、なんていうことは思ってみたこともなかった。
でも確かに、そのように思った時の自身の心身は全く違う訳だから、これは科学的手法といっても良い。
また新たな研究課題が出来、面白いです。
ご参加くださった皆様、スタッフAさん、会場スタッフの皆様、甲野先生
本当にありがとうございました。
次回は同会場同時刻で、4月17日(木)となります。
5月はお休みで、その次は6月となります。
どうぞお越しくださいませ!