『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

背中で語る

2022-05-17 00:16:40 | ピピ
昔、実家で飼っていたのはヨークシャーテリアとプードルのミックスで、自分のことを人間だと思っている犬でした。

人間の言葉も完全に理解していたのではないか?と思います。

里帰りし息子が生れた折、当然のことながら家族全員の関心は赤ちゃんに。

茶の間で集っている時に、ふと視線の先に居たのはこちらに背中を向けて座っているルゥちゃんの姿・・

「同じだねえ・・・」

とそんなことを思い出したピピの姿でした。

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夫がリビングでTVを観ている時、私は夫の部屋でパソコンで調べものや動画を観ることが多いのですが、ピピが私の居る夫の部屋にやってきて、扉の近くでこのポーズ。

「ピピ!?」

と呼びかけて、写真も撮っているのだから気付かないはずはないのに、頑なにその姿勢のまんま。








何度か呼びかけた後、振り向いたのですが、なんというか

「ふん!どうせ僕のことなんか・・」

といった不貞腐れた表情。
猫には表情筋がない、と言われているけれど、ピピにはある。



そして、また後ろを向いて座り続けていたのでした。






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もう一つは、リビングで。




急に「カカカカカ」と独特の変な声を出したので、また山鳩でも来たか?と見たら、視線の先にトカゲ。
写真の中ほど、コンクリートの上です。

ピピは気に入らないようですが、今年も無事に子孫が生き延びているのね、と、この時期トカゲをみかけるとほっとします。

雑草のジャングルとなっている庭がばれてしまいお恥ずかしいですが、こうしてトカゲや虫、ミミズ、と様々な生き物にとっての数少ないオアシスになっているのだよ、ということでお許しを。