コロナ禍となる数年前から骨董市への足は遠のいていました。
フルートが忙しかったというのもあるけれど、行けば必ず「掘り出し物」があって散財してしまうので。
今日も特に行こうと思っていた訳ではないのですが、8月開催の音楽家講座の会場本予約のために、鶴見まで行かなければならなくなった。
お天気はまさに春日和。
その上、ここ数日は何故か花粉症も出なくなっている。
鶴見は横浜線で東神奈川乗り換えで行くのですが、町田も同じ横浜線。
どうせ外出するのだから、ちょっと寄り道しましょう。
運動不足解消にもなるしね。
と、あれこれ理由を付けて、久々に骨董市に。
駅を降りた時から足取りはワクワクと軽くなる。
本当に、久々の骨董市です。
既に時刻は10時で、これは関根秀樹先生に言わせると、「通ではない時間」。
掘り出し物を見つけるためには、日の出と共に、朝一で出かけなくてはいけないのだそう。
でも、掘り出し物があると、むしろ困るので、ほどほどの時刻で。
海外からの観光客もチラホラいて、着物を着て連れだっている若い人やシニアも皆、骨董市というイベントをとても楽しんでいるのがわかる。
私は赤い薔薇のウクライナワンピースに土埃で汚れても良い普段履きのサンダルで。
そして日よけにラフィアの帽子を今年初めて被りました。
これはヘレンカミンスキーのもので、結構高かったのだけれど、5年目でも未だに現役。
おでこの部分に重めのゴム?が張ってあり、そのせいで、ちょっとの風くらいでは飛ばないし、折りたたんで収納も出来る、という優れものです。
久しぶりのウキウキ。
そして、ほどほどの時刻に行ったにも関わらず、すぐに掘り出し物に出くわしてしまいました。
フルートが忙しかったというのもあるけれど、行けば必ず「掘り出し物」があって散財してしまうので。
今日も特に行こうと思っていた訳ではないのですが、8月開催の音楽家講座の会場本予約のために、鶴見まで行かなければならなくなった。
お天気はまさに春日和。
その上、ここ数日は何故か花粉症も出なくなっている。
鶴見は横浜線で東神奈川乗り換えで行くのですが、町田も同じ横浜線。
どうせ外出するのだから、ちょっと寄り道しましょう。
運動不足解消にもなるしね。
と、あれこれ理由を付けて、久々に骨董市に。
駅を降りた時から足取りはワクワクと軽くなる。
本当に、久々の骨董市です。
既に時刻は10時で、これは関根秀樹先生に言わせると、「通ではない時間」。
掘り出し物を見つけるためには、日の出と共に、朝一で出かけなくてはいけないのだそう。
でも、掘り出し物があると、むしろ困るので、ほどほどの時刻で。
海外からの観光客もチラホラいて、着物を着て連れだっている若い人やシニアも皆、骨董市というイベントをとても楽しんでいるのがわかる。
私は赤い薔薇のウクライナワンピースに土埃で汚れても良い普段履きのサンダルで。
そして日よけにラフィアの帽子を今年初めて被りました。
これはヘレンカミンスキーのもので、結構高かったのだけれど、5年目でも未だに現役。
おでこの部分に重めのゴム?が張ってあり、そのせいで、ちょっとの風くらいでは飛ばないし、折りたたんで収納も出来る、という優れものです。
久しぶりのウキウキ。
そして、ほどほどの時刻に行ったにも関わらず、すぐに掘り出し物に出くわしてしまいました。
古伊万里の八寸皿5枚。
多分、初代ロットと同じ時代、150年前くらいのもの。
染付に色絵を乗せたもので、地肌の滑らかさ、白さも良い。
ややラフだけれど、細かく描かれた模様は全て手描き。
12000円とあって、1枚の値段かな?と思ったら、5枚でこれ。
その上、5枚全てがみな状態も良く、通常ある細かい傷もない。
ホツもニュウもなく、傾きもない。
程よく薄手で重くない。
これは普段使いするための大きなポイントです。
「多分しまいこまれたままだったんだと思いますよ。」とお店のご夫婦も感じ良い。
似たようなもので、傷があったり、傾いているから、と格安で1枚8000円を売っていたのを昔、どうしよう?と悩んで結局やめたのですが、やめておいて良かった!
見込みは龍。これが皆顔が違うのだけれどアニメのキャラみたいな愛嬌があり、爪もなぜか描かれていなくて、グーの手足というのも可愛い。
さらに人か仙人か?が乗っている動物は、最初はキツネ?と思ったのだけれど、尻尾が細いので、おそらくネズミ。
巨大ネズミなのか、はたまた小さな仙人なのか?
色々と模様の意匠に思いを馳せるのも楽しい。
サラダを添えてローストビーフなんか載せたら最高に似合うはず。
代金を払って、お取り置きしてもらい、さらにウロウロ。
次に見つけたのは、蚕網。
蚕を育てる時に下に敷くものだそうで、初めて見ました。
麻紐が細かく格子に編まれていて、壁に下げて小さな植物などディスプレイすると素敵だな、とどこに掛けるかは考えないままに500円だったのでこれも購入。
ピピがこの網に猛烈に反応してジャンプするので、ピピのジャンプが届かない場所に吊るさなくてはなりません。
猫って、どこまで飛べるのだろう?
最後にみつけたのは、古い写真集。
『写された幕末・庶民篇』(石黒敬七著・アソカ書房)
発行年はなんと昭和32年。ほぼ同世代の本。
状態もとてもよく綺麗だったので、これも800円を700円にしてもらって購入。
写真も、著者による解説も素晴らしく、電車の中で夢中で読みました。
本当は数々の珍しく興味深い掲載写真も紹介したいのですが、
「禁・無断複写転載」
とあったので。
今はネットでもこうした昔の写真を見ることができるけれど、この石黒氏の解説がとても良い。
今まで全く知らなかったのですが、気になって調べたら、なんと柔道家でもあり、
その上『空気投げ』が得意技!?
また母校、高松高校の大先輩・菊池寛とも交流があった、という、なんというか全方向型の怪人物。
大荷物となりましたが、なんせウキウキしているので重くない。
その後、鶴見に行って、会場予約手続きして、帰宅したのは午後1時半。
ピピと遊んで掃除して、出会ってしまったお皿を洗って、夕食を作って、フルート吹いて、と皆少しずつですが、色々なことが出来た一日となりました。