里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

春爛漫の里山を彩る山野草と虫たち

2020-04-07 | ここ里山の草花あれこれ
 
新型コロナウィルスのせいで重苦しい空気が漂う今日この頃ですが、少し前の3月、春爛漫の森に出かけてみました。

今回はそんなお話です。


大好きなサンキライの花が今年も咲き始めました。

#1










香り高いその枝が高級楊枝に使われるクロモジの花も健在でした。

#2










小さいながらも可愛い花を咲かせるシャクです。

#3










暗い森の中ではこの白さがよく目立ちます。

#4










色の濃い真紅の花をつけるのはミツバアケビです。

#5










こちらはアケビの花(ゴヨウアケビかも?)、雄花と雌花で色の濃さに違いが見られるのが面白いですね。

#6










カナメモチの若葉です。

赤くなるのが得意な植物ですが、紫外線から身を守るため、若葉が赤いのもこの木の特徴ですね。

#7










長い釣竿を担いだウラシマソウです。マムシグサとともに春の森を代表する植物ですね。

#8











タネのでき方が面白いネコノメソウです。

#9










森の中で綺麗な花を咲かせるシャガです。蜜のありかに隠れ潜むクモがいました。賢いやつですね。

#10










これはまだ蕾ですが、白い花が咲くと、葉の上に雪が積もったように見えるガマズミです。

#11










春だけに見られる貴重なビロードツリアブ です。くっついた複眼を持つこの子はオスですね。

#12










こちらではキブシの花に吸蜜に来ていました。

#13










ボケボケのスミスミですが、後尾したまま飛んでいるビロードツリアブ は初めて見ましたので載せてみました。

#14










キブシの花にはコツバメも吸蜜に来ていました。

#15










コツバメの翅の裏は地味ですが、よく見ると味わい深い模様だと思います。

#16










ヒゲナガバチの口吻は鋭く尖っていて、細長いムラサキケマンの花の蜜を吸うのにはピッタリの形をしているように見えます。

#17










「ねぇねぇ、その花の蜜は美味しいかい?」

#18










「どれどれ、俺にも吸わせろよ!」

#19










越冬個体と思しきアカタテハが1頭、ヒラヒラと飛び回っていました。

#20















<<おまけ>>

鳥の羽毛が1枚、クモの糸に捕まって風に揺れていました。詩情をくすぐる風景でした。

#21










随分色の白いノスリに出会いました。

#22










まだ若い個体のようでしたが、若さゆえの白さなのでしょうか?

#23




















 
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