里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「キジのビックリ」、ネイチャーセンター奥の細道で謎の生き物

2020-06-23 | 野鳥・探鳥日和
 
日本の国鳥キジです。

#1










頭からしっぽの先までユニークなデザインの鳥だと思います。

#2










私の周りにはたくさんいる鳥です。

#3










今は恋の季節で、よくオスの鳴き声やホロ打ちの音が聞こえてきます。

#4










キジは走ることは得意で人間よりも速く走ることができますが、翼を持った鳥のくせに飛ぶことは苦手です。

飛ぶのはよっぽど追いつめられたとか、このときのように出会い頭に人間(私)と出会ってしまったときぐらいです。

#5










もう、それこそ1mという近さでバッタリ出会いましたので、ビックリしたキジが飛んで逃げるところを撮ることができました。

#6










このでっぷりとしたお尻と小さな翼! 飛ぶのが苦手な理由がよく分かりますね。

それに尾羽もこんなにたくさん隠し持っていたんですね。

#7










キジくんを驚かせてしまってお気の毒でしたが、なかなか見られない光景を目にすることができました。

#8















さてここからはネイチャーセンター奥の細道です。

いつものようにこの道を散策していると、先の方に謎の生き物が・・・

なーんだ。 よく見るとネコでした。

7〜8年前にもここにタヌキによく似たネコがいたことがあって、当時センターにいたものすごく博識な女性職員のMさんに

「タヌキと間違えそうなネコがいました」という話をすると、「そのネコは私もタヌキだと思って写真を撮ったことがあります」と

言っていたことを思い出しました。

で、このネコ、お腹のふっくら具合といい、おだやかな表情といい、おそらく近所で飼われているネコではないかと思われますが、

こんな奥の細道で出会うのは非常に珍しいことでした。

#9










で、これが伏線でして、その数日後、同じような場所でふたたび謎の生き物が・・・

たぶん前回のネコだろうと思って油断して近づいてみると、なんと、夏毛のテンでした。

素早く逃げられてしまいましたので、残念ながらこんな証拠写真程度のものしか撮ることができませんでした。

#10










肉球を見せながら、宙を跳ぶように猛ダッシュ!

#11










じつは6年前にも同じこの場所でやっぱり夏毛のテンに出会いましたので、そのとき撮った写真も載せておこうと思います。

#12










この2枚の写真の方が夏毛のテンの様子がよく分かると思います。

#13













じつはこの奥の細道では今までにそこそこ多くの動物と出会っています。

アナグマ、タヌキ、イタチ、リス、ウサギ、キョン・・・ それでも2度も出会ったのは今回のこのテンとキョンだけです。

人間の身近に生息しながらも、人間に見つからないように息を潜めて生活しているんでしょうね。それだけにたまに出会うと

心がときめいてしまいます。



















 
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