里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

万木の森の秋模様(小さな生き物たち)

2020-10-11 | 小動物・虫・魚 & more
 
前回に続き万木の森の秋模様です。

虫をはじめ小さな生き物たちも活発に活動しています。

例えばキイロスズメバチ。この子もせっせと、巣で待つ子どもたちのために狩りをしているようです。

さすがはスズメバチ、威風堂々の飛翔姿だと思います。羽音も恐ろしげでした。

#1










狩りの途中、アザミの花でちょっとひと休み。自らは花粉や蜜を餌にして活動しているんですね。

#2









キイロスズメバチによく似た名前の別人、キイロスズメの幼虫です。お尻の上のシッポからも分かるようにスズメガの

仲間ですね。頭の横に付いている白いものは何か寄生虫なのかも知れません。

(背景の色もちょっとだけ意識してみました)

#3











ツユクサ二重連にやって来たのはホソヒラタアブです。どこにでもいる普通のハナアブですが、見逃せない

美しさを持っている虫だと思います。

#4










イトトンボのことはあまり良く分かりませんが、これは成虫で冬を越すオツネントンボのような気がします。

みごとに枝に擬態していますね。木隠れの術、かな?

#5










ミチオシエともいわれるハンミョウです。色鮮やかな衣装を身に纏っていますが、立派な大アゴも合わせ持つ

獰猛な虫でもあるようです。

#6










その銀色の大アゴでアリを捕らえた瞬間です。

#7










ヒガンバナはアゲハチョウに大人気の花です。このときも大きなモンキアゲハが吸蜜に来ていました。

#8










こちらも同じ個体ですが、カメラの角度によってずいぶん翅や模様の見え方に違いがあるようですね。

#9










キタキチョウ、この森ではよく見かける蝶で、私が好きな蝶々でもあります。

#10










順光で撮るとこんな感じですが・・・

#11










逆光で撮ると表の模様が透けて、また違った美しさが表れてきます。

#12










ウラギンシジミの翅裏にも白光りする独特の美しさがありますね。触角の先のオレンジ色も印象的です。

このワンポイント・アクセントに、生きていく上でどんなメリットがあるんでしょう? 異性へのアピールかな?

虫たちもかなりのおしゃれさんなのかも知れませんね。

#13










不死鳥のように炎の中から蘇ったクロコノマチョウでしょうか? ずいぶん焼け焦げたような感じがしますね。

#14










触覚を見ると蛾のように見えますが、翅を立ててとまっている姿は蝶のようです。種類や名前は特定できませんでしたが

蛾の仲間だろうとは思います。ちょっと珍しそうなので撮ってみました。

#15










若いニホンアマガエルと出会いました。精悍な顔をしたヤツでした。

#16










一方こちらは老成感満載のニホンアマガエルです。貫禄じゅうぶんの大親分のようにも見えます。

#17










いつも、目を半眼にして座禅を組んでいる高僧ガエルなのかも知れません。

#18










ニホンカナヘビが日向ぼっこをしていました。ずいぶん寒くなってきましたからね。

#19










とっても色のきれいなアオダイショウがいましたので撮ってみました。私もヘビは大の苦手ですが、それでも美人さんな

ヤツだと思います。

#20




















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