里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「シジュウカラの巣作り練習、カイツブリの行進、ムクドリの怒り、カワラヒワの叫び」

2021-01-05 | 野鳥・探鳥日和
 
新年早々2度目の緊急事態宣言が出されようかという昨今、なかなか鳥撮りにも出かけられず、悶々とした日々が

続いています。ということで今回は、昨年撮ったままお蔵入りしていたものの中からいくつかを載せてみようと

思います。


まず最初はシジュウカラです。昨年の11月に撮りました。

メスのシジュウカラが小枝にぶら下がって何かをしている様子。

#1










なにかをくわえて小細工をしているような感じです。

#2










どうやら集めてきたクモの巣を使いやすいように細工しているようでした。

シジュウカラに限らず、多くの野鳥は巣材として集めてきた苔や葉っぱなんかをまとめるためにクモの巣を

使います。

でもまだ季節は11月、シジュウカラの巣作りは3月ぐらいからですから、ちょっと早すぎます。

それでもシジュウカラはもう今ぐらいからパートナーを見つけて、自分たちの愛の巣をどこにするか、

あちらこちら探し回っています。そんな合間に巣作りの練習をしていたのではないでしょうか?

#3










メスがパートナーのオスに向かって、「ねぇ、こんな感じでいいかしら?」

「うん、じょうずじょうず、完璧だね!」

見るからにそんな会話をしているようでした。

#4










その後2羽揃って森の奥へと消えていきました。

#5












こちらは昨年の6月に撮ったカイツブリの親子連れです。もうかなり大きくなった子供2羽とそのお母さんでした。

#6










お母さんカイツブリに寄り添って、つかず離れず泳いでいる姿がなんとも微笑ましかったです。

#7










お母さんカイツブリが「ピッ! ピッ!」と鋭く鳴いては子供たちを従わせています。

まるで幼稚園の先生が笛を吹いて子供たちを引率しているようにも見えました。

#8












こちらはこの冬に撮ったムクドリくんです。どうやら何かに怒っているような様子。

#9










翼まで開いて、かなり激しく怒っているようでした。

でも何に対して? なんだかよく分かりませんでした。

#10










「おととい来やがれ!」

そんな風に叫んでいたのでしょうか?

#11












こちらはまん丸目玉のカワラヒワくん。

#12










この子はあさっての方向に向かって、なにやら叫んでいました。

怒るときはみんなそれぞれ、自分の得意な方角に向かって叫ぶようです。

#13










ということで、今年もよろしくお願い致します。



















                                  ^ ^
                          ○o。。。 ミ・。・ミ  。。。o○