この冬、天気の良い日には積極的に庭で日向ぼっこを楽しんでいました。
そうすると、思っていた以上にたくさんの鳥たちが庭にやって来ていることに気づいたんです。そこでそんな鳥たちを
モデルに写真を撮ってみました。
トップバッターはウグイスです。この止まり方、ウグイスがよくやるカッコいい止まり方です。
2月の頭ぐらいからさえずりの練習を積み重ねてきたおかげで「ホーホケキョ」も完璧です。時には半音上げて
さえずってみたりして、耳に優しく聞こえる歌声でした。
さらには「ケキョケキョケキョ!」という、あの有名な谷渡りまで披露してくれました。でもこれは私への威嚇だった
のかも。谷渡りという鳴き方は警戒音だという話ですから。
#1
上の姿勢を前から見たもので、この尾羽を上にちょっと上げた姿は”正調ウグイスポーズ”そのものです。
#2
左目で私を見て・・・
#3
両目で見て・・・
#4
右目で見て・・・ 右足に体重を乗せたまんまの立ち姿に彼の余裕を感じてしまいました。
#5
背伸びをして辺りを警戒する姿も凛々しく見えます。
#6
いろんな姿を見せてくれた後、おもむろに「バイバーイ!」
淡いピンクの枝垂れ梅越しの構図を狙っていたところにこの羽ばたき! 偶然楽しい絵になりました。
#7
うちの庭をナワバリにするモズは毎年なぜかいつもメス。この子の優しい目には猛禽類とは思えない柔らかさが感じられます。
#8
メスならではの胸の波状紋が美しく輝いていました。
#9
コゲラも餌探しのためにしょっちゅううちの庭にやって来てくれます。
#10
後ろ姿の迷彩模様がうまく柿の木肌に溶け込んでいますね。
オスならば後頭部に赤い模様の羽が見えることがありますが、興奮していない時には見えないことも多いので
雌雄の区別が難しい鳥でもあります。
#11
木の皮の下に潜り込んでいる虫を探してぐるっと木の周りを回っていました。聞けばすぐにわかる鳴き声も
含めて、なんとも可愛らしいキツツキです。
#12
うちの庭にやってくるジョウビタキもなぜかいつも女の子、ジョビ姫ちゃんです。翼の白い模様がオスメスともに
あることから紋付鳥ともいわれています。尾羽を上下にフリフリしながらカタカタと鳴くのが可愛らしい鳥です。
#13
ツグミは風切り羽根の茶色がよく目立ちますね。
#14
地面に降りて餌を探す鳥ですから、それだけに時々こうやって体を伸ばして辺りを警戒します。
地面に降りるということはそれだけ人間の目に留まりやすいということでもあります。冬鳥の代表になる
所以ですね。
#15
さっそくミミズをゲットしたようです。
#16
トビは三味線のバチのように、スパッと切り取ったような尾羽がよく目立つ大きなタカです。
ところが庭で空を見上げた時・・・
#17
これはなんじゃ? この飛翔姿、まさか大きなコウモリ?
#18
よく見るとトビだったんですね。
う~ん、おまえさん、その姿、どうしちゃんだい???
#19
尾羽がないとこんなにも不思議な生き物に見えてしまううんだなーと思ってしまいました。
#20
以前、うちの庭で尾羽がないスズメを撮影したことがありました。この子です。その後、この子は母親として立派に
子育てをしていることも判明しました。
鳥なんて、尾羽がないだけでは屁とも思わずに生きていけるんですね。鳥の餌になるチョウチョだってボロボロの
翅でも平気で飛んでいますからね。そんなことを思うと自然界の逞しさを感じざるを得ません。
#21
<<おまけ>>
毎年必ず撮るオトメツバキです。きちんと肥料が入れられて手入れされていますので、花びらに一点の色褪せもない
美しい花を咲かせます。
まずは単独花
#22
次は二連花
#23
そして三連花
#24
うちの庭ではクロッカスが咲いていました。影の写り込みを意識して夕方に撮影してみました。
#25
クロッカスはかみさんが好きな花のひとつで、昨年たくさんの球根を植えていました。
#26
^ ^
○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○