里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

この冬に出会った野鳥たち その1「チョウゲンボウ、ハイタカ、ジョウビタキ、アオサギ」

2024-01-11 | 野鳥・探鳥日和
 
ここ数年、新年最初はタカから始めるのが吉例となっていますので、今回もタカの仲間 チョウゲンボウから始めてみたいと

思います。



<<チョウゲンボウ>>

精悍な顔をしたチョウゲンボウの若です。猛禽類の割には可愛い顔をしている子だと思います。

#1










チョウゲンボウはハヤブサの仲間なので、ハヤブサと同じように目の下に涙を流したような黒い模様があります。

#2










NGK(日本碍子)の上に止まって眼光鋭く枯れ田を見回していました。

#3










<<ハイタカ>>

 ♬~ 電線に ツグミが3羽 止まってた ~♬

昔々流行った電線音頭を思い出すシーンだなーと思って見ていると・・・(電線音頭はツグミではなくてスズメでしたが)

このツグミたちめがけて1羽のタカが襲いかかってきました。一番左のツグミはいち早くそれに気づいた様子。

#4










どうやら襲いかかったのはハイタカのようでした。でもこの時の狩りは失敗に終わりました。3羽のツグミがバラバラの方向に

逃げましたので、狙いが定まらなかったようです。

#5










上昇しながら悔しそうにしばらく辺りを旋回していましたが、やがてどこかへと飛び去っていってしまいました。

#6











<<ジョウビタキ>>

実をつけたハゼの木に止まっているジョウビタキのジョビ夫くんです。ビックリまなこのような目が面白いですね。

#7










野鳥の写真を撮っていると、よくこういう正面顔が撮れてしまうことがあります。きっとこれは両眼でこちらを見ることによって

立体視ができますので、自分と私の距離を確認しているのではないかなーと、私は密かに思っているのですが・・・

#8










敵(私)との距離は大丈夫だと思ったようで、ハゼの実を食べようと狙いを定めます。ハゼの実は昔は和蝋燭の原料に使われた

だけあって油脂成分が豊富に含まれていますので、多くの鳥に好まれるようです。

#9










えいやっとばかりに、狙いを定めた実を咥えました。

#10










しかしすぐには取れなかったようでちょっとバランスを崩します、が、だいじょうぶ。

#11










自慢げに実を頭上に掲げて、「取ったどー!」

さらには「あいつ(私)との距離もまだだいじょうぶだな」、両眼視しながらそう思っているのかも。

#12










そのまま一気に丸呑みして平然としたすまし顔。そしてやっぱりこのビックリまなこ。

#13










それでも私に見られていることはあまり愉快ではなさそうなご様子。

#14










飛び出しやすい場所に移動して飛び去っていきました。本当はもっと食べたかったでしょうに、私が見ていたせいで

彼には悪いことをしてしまったようです。

#15










一方こちらはジョウビタキのメスのジョビ姫さんです。このジョビ姫さん、なぜか毎年冬になるとこの汚れたガードレールに

止まっている場面に行き合います。よっぽどここが気に入っているんでしょうか? まさに掃き溜めに鶴!

ジョウビタキの寿命は4~5年ともいわれていて縄張り意識も強いようですから、この辺りが彼女の毎年定まった縄張りなのかも

しれません。

#16










<<アオサギ>>

アオサギが止まっているこの一角にだけ陽が当たって、まるでスポットライト浴びているように見えました。「スターにしきの」

ならぬ「スターあおさぎ」!

#17










<<おまけ>>

こちらは「昭和枯れすすき」ならぬ「令和枯れすすき」!

逆光を浴びて枯れ穂が美しく輝いていました♪ 自然がそっと見せてくれた美の極地のような気がします。

#18



















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