里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「うちの庭にやってくるジョビオくんとヒヨちゃん」

2024-03-13 | 野鳥・探鳥日和
 
ジョウビタキのオスのジョビオくんです。この冬は彼がうちの庭の周辺を縄張りにしていますので、毎日の

ように顔を合わせることができます。

ジョウビタキは縄張り意識の強い鳥で、冬のこの時期はオスもメスもそれぞれ餌場確保のために自分だけの

縄張りを持ちます。それでもジョウビタキはあまり人間を恐れない友好的な鳥なので、今回はそんな、

うちの庭のジョビオくんを撮ってみました。

#1










杭の上に止まって、左目でじーっと地面を見ています。

#2










そして素早く地面に飛び降りました。

#3









降りるとすぐに、地面から私を見つめてきました。ちょっと警戒しているのかな?

#4










でも危険はないと思ってくれたようで、すぐに餌探しを始めました。ジョウビタキの餌は主に昆虫や蜘蛛

だそうですが、冬には木の実も食べることがあるようです。

#5










虫でも見つけたのでしょうか? 口を開けたままの姿勢で地面をつつきました。

#6










また柵の上に登っては地面をじーっと見つめます。

最初にこの動作を見た時、私のカメラのシャッター音が気になって耳を傾けているのかなと思ったのですが、

どうやら地面を見つめている姿のようでした。

#7










そして再び、地面に向かってダイブ!

#8










背筋を伸ばして堂々の仁王立ち! カッコイイポーズです。「エヘンプイ!」

#9










それでもやはりちょっと私のことも気になるようです。チラチラと私の方にも視線を送りながら餌探しを

していました。

#10










ひとしきり餌探しをした後、木の枝に止まって鳴き始めました。

「ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ!」 縄張りを主張する鳴き声なのかもしれません。

#11










私をじっと見つめて、そして私に向かって敬礼!?

#12










別の枝に移ってからも 「ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ!」

今年はまだ北へは帰らず、今日現在もうちの庭を元気に飛び回っています。

#13












さて、もうひとりの登場人物(鳥物?)はヒヨドリのヒヨちゃんです。

かみさんが彼のためにリンゴの芯を庭に投げると、待ち構えたようにやってきてはそれをついばんでいます。

#14










でもこれはちょっと大きめな餌だったようで、ヒョイとあおってはみたものの・・・

#15










おっとっと、と、なったもんで、舌も駆使して・・・

#16










パクッとくわえてみますが、どうもやっぱりちょっと大きすぎるようで・・・ 

口いっぱいになってしまって、うまく飲み込むことができないご様子。

#17










再び、ヒョイとあおってはみるものの・・・

#18










う~む、どうもうまく飲み込めん!

#19










なんとか飲み込めるように柔らかくしようとして、またヒョイ!

#20










パク! 少しは柔らかくなってきたか?

#21










今度こそと、ヒョイ! おっと、落ちそう!

#22









パク! 危ない危ない!

#23










そんなことを繰り返しているうちに、結局餌を下に落としてしまい、残念そうに下を見つめます。

でもすぐに諦めたようで、何処かへと飛び去っていってしまいました。まぁいつ来ても餌がありますので、

余裕のよっちゃんなのでした。

#24















<<おまけ>>

今回のおまけはヒガンマムシグサです。

どこにあるのかちょっとわかりづらいのですが、倒木の左右に大小2本が出ています。左の株を見ると

よくわかりますが、上部の特徴的な仏炎苞が最初に出て、その後葉が出てくるのがヒガンマムシグサの

特徴です。

#25










こちらは生え始め、仏炎苞がちょっとだけ顔を覗かせているところです。今のほんの一時期だけに見られる

珍しい光景です。

#26



















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