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里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「ヒヨドリの赤い実ゴックン」

2021-02-04 | 野鳥・探鳥日和
 
先日テレビで落語を観ていたら、噺のマクラでおもしろいことを言っていました。

   おてての皺と皺を合わせてしあわせ〜

   木の節と節を合わせてふしあわせ〜

思わず笑ってしまいました。


さて本題ですが、今回は雨の降る薄暗い日に二重のガラス戸越しに撮った写真なので、かなり粗い画像に

なってしまいました。ご容赦下さい。


とある雨の日、1羽のヒヨドリがどこかから大きな赤い実をくわえて、うちの庭先にやって来ました。

#1










さっそく呑み込もうとします、が・・・

#2










さすがにこの大きさには無理があったようで、うまく呑み込めませんでした。

#3










ここから彼の(彼女の?)、赤い実との格闘が始まります。

#4










右を向いたり左を向いたりしながら、なんとかこの赤い実を呑み込めるように押しつぶしているようです。

#5










雨に濡れるのも厭わず必死でがんばっていました。

#6










その甲斐あってか、かなり丈夫だった赤い実が大分こなれてきたようです。

#7










10分以上の格闘の結果、やがてごらんのようになんとか呑み込めそうな状態になってきました。

#8










「ここまで来たらもうこっちのもんだい!」

やっとなんとか呑み込むことに成功しました。

#9










このあと、なにごともなかったように飛び去って行きました。

ヒヨドリの赤い実ゴックンの顛末でした。

#10















<<おまけ>>

今回はずいぶん粗い画像でしたので、おまけはきれいな写真を載せたいと思います。

まず最初はこの時期毎年恒例の美人さん、オトメツバキです。

#11










この花には得も言われぬ美しさがありますね。毎年見惚れてしまいます。

#12










むかしから、若者は桜に熱狂しお年寄りは梅に趣を感じるといいますが、私もそんな歳になってしまいました。

#13










ムラサキシキブのこの紫色には日本古来の美しさがあるように思います。日本の固有種というわけではないようですが、

それでも極東地域にのみ偏在する植物のようです。

#14




















                                  ^ ^
                          ○o。。。 ミ・。・ミ  。。。o○




 


8 コメント

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Unknown (nuripuraclub)
2021-02-04 17:58:26
こんにちは~。ノド詰まりをしなくて良かった!良かった♪最後に種もちゃんと置いて去ったようで。
昨年夏、公園で綺麗な鳥を見かけ、私もブログに投稿してみようかなぁ~ってパチリ📸
でも綺麗さも伝わらない出来栄えで諦めました。
改めてしろねこ仙人さんの腕前は凄いんだなぁ~と再確認した次第です。
今回も伝わっています✌
お花、歳と共にお仏壇のお花の生け方が(花瓶ですが)随分変わりました。あまり菊とか使わず、本数も少なくして、でも自分で言うのも何ですが😅とても上品な出来栄えなんです。
コロナで殆ど来客はありませんが見る度満足で満足で! 

歳を取ると逆の発想転換をする機会が増えました。
その場合転換する発想量が多い利点がありますよね✌
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庭に来る野鳥は (さなえ)
2021-02-05 07:34:28
楽しみですね。私も出かけられなくなったので庭に野鳥用のエサ台を作ってもらいたいですよ。
昨日はスズメの一群を見つけたので、望遠をつけて外に出たらもういないのよ。
でも望遠を構えたら体が揺れてシャターが切れなくなりましたよ。
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<<ヌリプラ倶楽部店長さんへ>> (しろねこ仙人)
2021-02-05 08:03:30
 
おはようございます。今回のヒヨドリはずいぶん大きな実を見つけたようで、
かなりの悪戦苦闘を強いられてしまいましたね。
お、タネのことにも気付いて頂けて嬉しいです。きちんと見て下さって
いるんですね。

私の写真技術もまだまだです。もっともっと精進しなければ・・・
店長さんご自慢の生け花も写真に撮ってブログで見せて下さい。きっと
ステキな写真になっていると思いますので。

歳をとって困ることもずいぶん増えましたが、逆に歳をとったが故に
獲得した発想や知恵もたくさんありますよね。
 
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<<さなえさんへ>> (しろねこ仙人)
2021-02-05 08:11:01
 
今のように新型コロナで出かけられないときに庭に餌台があると野鳥観察の
楽しみができますね。ナットーくんにお願いしてみてはいかがですか?
彼ならばお手のものなのではないでしょうか?
あと、以前お兄さんが作ってくれたアルミのバードフィーダーもミカンや
リンゴを入れて置けばメジロやヒヨドリがやってきてくれると思いますよ。

まだ体調が戻っていないのかも知れませんね。望遠レンズは重たいですから
扱いには苦労しますよね。
 
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Unknown (ひめねずみ)
2021-02-05 17:22:18
10分以上もかかってやっとごっくんしたんですね。粘った甲斐がありましたね!
撮影されているしろねこ仙人さんの方も、ですね!
うちのエサ台にも時々鳥が来てくれるようになりました。ヒヨドリが台の上で食
べて、
スズメは地面に落ちたのを食べていることが多いです。

オトメツバキ綺麗ですね~♡
moonさんも見てらっしゃるといいですね~
暖かいところではそろそろ梅が咲く時期なんですね。こちらはまだまだです。。。
枝に蕾がぽっぽっとついて、いくつか花が咲いているのって
とっても趣があって好きです(*^_^*)
梅の花にはめしべがあるのとないのが混在しているそうです。
ムラサキシキブの実も本当に美しいです!!

そういえば、昨日はお誕生日でしたね。おめでとうございますm(__)m
主人の誕生日も昨日でしたので、たまたまあった材料で、ちらし寿司を作りましたが、大変でした(^^;

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<<ひめねずみさんへ>> (しろねこ仙人)
2021-02-06 08:45:08
 
はい、うちの庭先でヒヨドリが悪戦苦闘していましたので、はたしてこれから
どうなるんだろうと、興味津々で見ていました。でもこの暗さはやばいなーとも
思いながらシャッターを切っていました。

お、餌台を設置した効果が出てきたようですね。やっぱりこういう場所では
ヒヨドリが親分になってしまいますよね。楽しい写真が撮れることを
楽しみにしています。

オトメツバキからmoonさんを連想するところがステキです。そうですね、
年賀状には元気でやっていますと書いてありましたが、ブログを再開して
くれることを楽しみに待ちたいと思っています。

私は小学6年の時に札幌から東京に引っ越して、そのときの庭に梅の木が
ありましたので、そのときから梅が大好きになりました。
おっしゃるように花とつぼみが一緒にある状態にはとっても趣がありますよね。
ほほう、雌しべがない梅の花があるというのは知りませんでした。
何かの奇形なのでしょうか?

ムラサキシキブの実の紫色には独特の美しさがあるように思います。

そういえば私はご主人と同じ誕生日でしたよね。お祝いのお言葉、
ありがとうございます。私からもご主人におめでとうを言わせて
頂きたいと思います。奥様手作りのちらし寿司に夫婦仲の良さを感じました。
私も当日朝にかみさんからおめでとうと言われ、続けて「昨日から忘れないようにこれだけは言おうと思っていたんだ!」と
いう言葉までもらって嬉しかったです。
(蛇足でした)
 
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梅の花のめしべ (ひめねずみ)
2021-02-08 13:34:35
こんにちは(^^)/

先日は頑張ったヒヨドリの可愛い画像をありがとうございました。

梅は昆虫や鳥たちの気を引くために沢山花を咲かせているのですが、
たくさんの花が受精して実になるとエネルギーも沢山使うことになるので、
そこそこの実が生ってくれるくらいのめしべのある花をつける
のだそうです。
たまたま前日にEテレの「植物に学ぶ生存戦略」で「梅」を取り上げて
放送していました。
山田孝之さんと林田理沙アナのやりとりが、ちょっとシュールなんですが、
面白いです。専門的な植物の生態を分かりやすく解説してくれます。
過去の番組を10分版にして今月も放送されるようです。
YouTubeでも見られると思います。。。

うちの主人にも誕生日のお祝いの言葉をありがとうございます。

本当に素敵な奥様ですね~♡♡



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<<ひめねずみさんへ>> (しろねこ仙人)
2021-02-09 08:12:08
 
こちらこそ、あまり写りの良くないヒヨドリを見て頂き、ありがとう
ございました。

なるほど、梅も省エネ生活をしてたんですね。おもしろい考え方ですね。
でもちょっと不思議に思います。本来子孫を残すことが最大の命題の
はずなので、どんなにエネルギーを使ってもたくさんの実を残そうと
するような気がしてしまいます。

しかし梅は人間がたくさん手を加えてきた栽培植物ですから、大きな
実を実らせる方向に進化させてきたともいえるわけですね。その過程で
実の数を減らす作用が働いたとも考えられるのかも知れません。
そんなことを考えるのも楽しいことだと思いました。
ステキなヒントを頂きがとうございました。

で、「植物に学ぶ生存戦略」をYouTubeで見てみました。ふたりの会話が
ユニークでシュールでしたね。林田アナの会話の返しが妙に冷静で
笑えました。
林田アナといえば、以前ブラタモリでアシスタントをしていましたね。
その苗字から我が家ではリンダちゃんと呼んで人気があります。
(我が家といっても私とかみさんの間で、ということですが・・・)

前回のコメントではちょっとのろけてしまったかも、すみませんでした。
 
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