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plainriver music: yuichi hirakawa, drummer in new york city

ニューヨークで暮らすドラマー、Yuichi Hirakawaのブログ

sound editing 其の四

2005年02月25日 | 音楽
先日、ここでサウンドエディットというアプリの"envelope"について書いた。プリアンプのように(若干違うが)音を増幅させるこのイフェクトは、音量レベルを絞って録音したアコースティック楽器の音色にしっくりくる、てな事だったのだが、一昨日のギタートリオの音にかけても、まぁまぁ上手くいきました。

マイクを置いた位置が良かったのかも知れない。いや、本当はどこに置けば良いかはわかってるんです。毎週何回も演奏している所だし。ただそこは結構目立つし、スタッフには邪魔なので、遠慮しているわけです。今回は壁を背にした自分のドラムとその隣りのベースの間に置いた。ギターのアンプはドラムの直ぐ前の床。板張りの床なので、直に置くのと椅子などに載せたのではえらく音色が変わる。

マイク位置の高さは1.5メートル程、ステージ後方から客席に向けた。それなりの指向性がある棒状マイクなので、真正面で張りのある声で喋られると、そればっかりが録音されてしまう恐れがあったが、この日はセーフ。それどころか、2セットまるまるしっかり聴いてくれた人が結構居て嬉しかった。

昨日この演奏を取り込んでいたら、一曲だけ携帯電話の発信音に荒らしまくられたのがあって、しばし唖然。トリオ全員手元に電話持ってたからなぁ・・。しかし笑える。いや、大事なライブ録音だから笑っちゃいかん。

今日掲載の写真は、ニューヨークで活躍されている建築家、瀧浦氏に撮影していただいたものです。