6月のセザンヌ展に続き、またしても妹から無料鑑賞券を譲り受けて行ってきました
公式サイトはコチラ。
会場のブリヂストン美術館は意外とこじんまりしていましたが、
テーマごとに分かりやすく配置されていて良かったです。
今回の鑑賞券は、一般休館日にスポンサーだけに貸切でオープンするというもので、
7月23日(月)と9月24日(月)の2日間限定で有効なチケットでした。
ということで、9月24日(月)に、
16時からのギャラリーツアーに参加しようと思って会社を早退して行きました。
平日だし空いてるだろうと思ったら大間違い
ギャラリーツアー狙いの人が一気に集まって、
時間ぎりぎりに行ったら最後尾でガイドの説明が殆ど聞けない距離だったので、
(しかも説明対象の絵も人の頭で全く見えない・・・)
ここはギャラリーツアーは潔く諦めて、オーディオガイドを頼りに集団を避けて鑑賞しました。
今回の美術展の概要は以下の通り。(招待状から引用)
「クロード・ドビュッシー(1865-1918)は、
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスを代表する音楽家です。
その作品は、伝統的な楽式・和声を超えて、
自由な音の響きを重視した感覚的な印象を表現する革新性によって知られています。
本展は、ドビュッシーと同時代の芸術、なかでも美術との関係に焦点を当て、
ドビュッシーが愛した印象派や象徴派の芸術家たちの絵画、彫刻、工芸作品のほか、
愛蔵品や直筆の手紙、写真などの資料を展示し、
ドビュッシーを取り巻く19世紀末のジャンルを超えた芸術創造の精華をご紹介いたします。」
ということで、オーディオガイドでは、
ドビュッシーが作曲のモチーフに使った絵画のコーナーで、
説明に合わせてドビュッシーの曲が流れるという仕組みになっていて、
なかなか興味深い展示になっていました
個人的に特に印象に残ったのは、
フィギュアスケートの現世界女王コストナーが昨季のフリープログラムに使用していた
「牧神の午後」がドビュッシー作曲とは知らず「あ、これあの曲だ」と驚きだったのと、
ちょうどこの美術展に行く直前にテレビ番組で北斎と広重の浮世絵の特集をやっていて、
紹介されていた通りに北斎の浮世絵はしっかり線が引かれているのに対して、
広重は線を使わないで面で表現していて優しい印象になっている、
というのを実物を目にして確認することができました
他にもルノワールとか、モネの睡蓮とかを一度に見ることができた上に、
ブリヂストン美術館所蔵のコレクション展示もあって、
ピカソとかドガの踊り子や、この前見たばかりのセザンヌのサント・ヴィクトワール山や、
日本の近代美術コーナーでは黒田清輝や地元藤沢出身の岸田劉生(麗子じゃなかったけど)もあって、
とてもよかったです
<オマケ>
職場の先輩も偶然この美術展に行っていて、
お土産にオフィシャルキャラクターのドビュ君(笑)の金太郎飴をいただきました
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