久々の高級打ち上げ案件で、ミシュラン獲得のエメ・ヴィベールに行ってきました
有楽町線麹町駅から徒歩4分。日テレの脇を通って女子学院高校の裏手にひっそりとたたずむ洋館。門の前ではお店の方が待っていてくれました。門をくぐると立派な洋館がドーンと聳え立っています。中に入ると大きな吹き抜けがあって、目の前のドアを抜けるとダイニングホール、階段を登るとラウンジがあります。まずは2階に上がってラウンジのソファーでくつろぎながら食前酒をいただきます
立派な暖炉には本物の薪がくべてありました。
冬場は実際に使用されるんでしょうか?
アルコーラーの皆さんはシャンパンで、
ノンアルコーラーは苺入りピーチベースのノンアルコールカクテルでカンパーイ
しばらく歓談した後、テーブルの用意ができたということで1階に下ります。
ダイニングホールは薄暗くてムード満点
ガラス張りの窓の外にはお庭があります。
ムードを壊さないためにフラッシュ撮影厳禁だったので
料理の写真を加工して明るくしたため、画質が粗くなりましたが御容赦ください
ディナーメニューはA(10,500円)とB(15,750円)の2種類。当然この日は高い方のメニューBを予約しておきました
テーブルセット。中華風の飾り皿がスタンバイしてました。
アミューズブーシュ:スモークサーモンのタルタル
臭みはなく、サワークリーム風味のタルタルがスッキリとして美味です
前菜:ランド産鴨のフォワグラのポワレとホワイトアスパラガス
もう一品、「鴨のフォワグラ トルション 自家製ブリオッシュ」とから選べます。
アスパラ大好きなので迷わずこちらにしました。
フォワグラは柑橘系のソース(ナッツと絡めたもの?)が上に載ってて
濃厚ながら重過ぎないお味に仕上がっています。
アスパラは柔らかすぎてナイフを入れるのがちょっと難しかったです
でもとっても美味でした
スープ:冷製カリフラワーのスープと甲殻類のジュレ フレッシュウニ
ウニが嫌いなのでウニ抜きにしてもらいました。
上がそら豆たっぷりのカリフラワーのスープ、下が甲殻類のジュレの二層です。
下から混ぜていただきます。甲殻類はエビやカニのエキスが凝縮された感じ。
単体では磯の香りが苦手な私にはきつかったですが、
カリフラワーのスープとあわせることでスッキリとした味わいになっていました
パンはアツアツをサーブしてくれます
1個目はプレーン、2個目(手前)はひまわりのタネ入りです。
どちらも香ばしくて美味でした
ただ、3日前にアフタヌーンティーで胃を壊したばかりだったので殆ど残してしまいました
魚料理:天然・真鯛とオマール海老のヴァプール ミネストローヌ風
お魚料理はたっぷりのお野菜・ペンネとあわせた真鯛とオマール海老。
バジル風味で臭みは全くなく、とっても美味しくいただきました
オマール海老がぷりぷりで最高です ヴァプール=蒸し焼き
お口直し:シャンパーニュのグラニテ
肉料理の前にさっぱりとしたグラニテ(カキ氷状氷菓子)でお口直し。
ノンアルコーラーはシャンパンではなくライムに変更してくれました。
肉料理:和牛ヒレ肉の塩包み焼き アイユ風味のレギュームと二種のソース
分厚いヒレ肉の登場!ニンニク風味のお野菜をたっぷり敷いて、
上にはサラダ感覚で葉っぱ類がたっぷり
赤ワインと緑色のソース(何味か忘れました)の2種類でいただきます
お肉はもちろん柔らかくジューシーで、付け合せのお野菜も美味しゅうございました
フロマージュ各種
チーズはカリカリに焼いたものかとろけるチーズしか食べれない私にとって
無用のこのコーナー。様々なチーズがワゴンに載せられて登場します。
ブルーチーズやヤギのミルクで作ったもの等強烈な匂いを発するものも多く、
早くどっか行ってくれ と思いましたが、1つだけ、
ヨーグルトに近いタイプのチーズをほんの少しだけいただきました。
パンデピスに載せていただくと、本当に臭みがなくヨーグルトに近い味でした
一口のデセール:グレープフルーツのジュレ
こちらが登場したときは宴たけなわで、ギャルソンの方も会話に割って入らずに
お皿だけ出して去っていったので説明を聞きそびれた一品。
さっぱりとしたグレープフルーツのジュレにグレープフルーツの果肉も入ってます。
一番の驚きは、お香の匂いがしたこと
南国リゾートっぽい一品でした
デザート:オレンジ風味のショコラのムース、ペカンナッツのパルフェ
デザートはこの他に
春の花々のハチミツをつかったヌガーグラッセ 赤い実のソースと
サクランボのクラフティーと桃のソルベ
アイスクリームとシャーベット盛り合わせ
の計4種類から選べます。私はショコラ+オレンジの王道の組み合わせで。
ここはシェフの他にシェフパティシエ(あのロオジェ出身だそうです)がいるので
デザートもレベルが高いです
オレンジ風味のソースの上に、薄いチョコレートのビスケットで作った筒に入った
チョコレートのムースが載って、その横にナッツたっぷりのパルフェ(冷菓)。
とてもバランスのとれた一品でした 美味かった~
因みに前日お誕生日のメンバーがいたのでその旨を伝えておいたら、
フランス語で「Happy Birthday (名前)」と書かれたプレート付のデザートが登場しました
ハーブティー:レモングラス
小菓子
食後はコーヒーまたは紅茶と様々な小菓子が登場します。
いつもならカプチーノを飲むところですが、先日コーヒーで胃がやられたばかりなので
(正確にはコーヒーの飲みすぎで胃酸が出すぎたもので、コーヒー自体が胃に悪いというはないらしいです)
ここは大人しくハーブティーを注文しました。
スッキリとしたレモン風味のハーブティーで、大分胃も落ち着きました
食後はお庭を散策。
八重桜、藤、石楠花が満開でした
結婚式ではこちらがチャペルになるそうです。
お庭から見たダイニングホール。
さすが二つ星獲得レストラン。お味はもちろん、サービスも抜群でした(1名妊婦がいたのですが、背もたれ用にクッションを用意してくれたり、ラウンジを出るときにまだ残っていたカクテルをちゃんとダイニングにも持ってきてくれたり)
ディナーももちろんよいですが、今度は明るい時間帯のランチでお店の雰囲気をもっと楽しみたいと思いました
エメ・ヴィベール
東京都千代田区二番町14-1
03-5216-8585(レストランコンシェルジュ)/03-5216-7575(ブライダルデスク)
公式サイトhttp://www.aimeevibert.com/
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