転職した元同期1名+残留組3名の計4名で、渋谷の東急本店内にあるフレンチレストランラ・ブラッスリー シェ松尾に行ってきました
店内はこんな感じ。赤と白を基調にしています。
まずは食前のお飲み物。松尾オリジナルのカップに入った赤色のハーブティー(ハイビスカス、アップル、ローズヒップ等)と、私が頼んだ緑色のハーブティー(煎茶・ベルベーヌ)。緑色はレモンやバーベナのようなちょっと柑橘系のすっぱさと煎茶が一緒になって不思議な味でした。
この日注文したのは、映画「厨房で逢いましょう」公開記念 スペシャルコース。映画を観ていないのでなんともいえませんが、4人で2種類あるうちの~スペシャルコース エデン~@5,250円を注文しました。
最初に2種類のパンが登場。アツアツに温めて出してくれます。プレーンと色んな雑穀が入ったパンはどちらも美味
前菜は、オホーツク海産 タラバ蟹のブランマンジェ 色鮮やかなビーツのヴィシソワーズ ロワイヤル風。ビーツの真っ赤な色が鮮やかですが、味は普通のビシソワーズ。しかし2層になっていて、かき混ぜるとタラバガニをたっぷり使ったブランマンジェが出てきます。ビシソワーズのじゃが芋の風味とよく合っていました
魚料理は香ばしいポテトを纏った旬魚のオーブン焼き ポルチーニ茸の芳香。本日のお魚はマダイ。皮を取って、代わりにカリカリにしたポテトが載っています。下のポルチーニ茸のソースも美味。ただ、魚自体には少々生臭さが残っていて、魚嫌いの私としてはフツーのお味でした まずくはないですが、もう少し臭みが取れていたらよかった・・・
肉料理は牛ロース肉のポワレ 茄子のローストとロングマカロニ添え チョココーラソース。その名の通り、チョコレートとコーラを使ったソースです フレンチではよく料理にチョコレートを使いますが、実際に食べるのは初めて。恐る恐る口に入れてみると・・・
意外と美味しい
チョコレートはほんのり甘い程度で、カカオの香りが効いています。コーラはその存在に気付かないほど。ロース肉は少々硬く、もう少しレア目の方が好みでしたが(肉の質の問題もあるでしょうが)ソースとの相性は良かったです。ナスにもチョコレートソースがよく合いました。これは驚きです
最後のデザートは、アーモンドプラリネのムースグラッセ ビターチョコレートのソルベと甘酸っぱい野バラのクーリ。チョコレートのソルベは後を引く美味しさ。プラリネのムースはぎっしりとした食感で、ナッツの香ばしさが美味。上に載ったナッツのクラッカー(正式名称知りません)もサクサクパリパリの食感がヨシ、この前山で食べたばかりのヤマイチゴの甘酸っぱさもナッツの香ばしさとよく合います。野バラのクーリというのは手前のソースらしく、ほんのりバラの香りがしました。右上のベリー類とも合うし、プラリネムースとも合います。やっぱり松尾のスイーツは美味しいなあと感じる一品でした。食後のコーヒーも深い味わいでお腹の底から落ち着きます
同行者のスナイパーえみおさんがクーポンを見つけてきてくれたおかげで、お土産に焼き菓子2種類がつきました
手前はオレンジ風味のフィナンシェ。オレンジの上品な香りと、しっとりととろけるような食感は後を引く美味しさ。 奥のフロランタンは、生地にフランボワーズジャムがはさんであって、甘酸っぱくて美味 フランボワーズのジャムが入ったフロランタンなんて初めてです(オレンジ風味のフィナンシェを食べたのも初めてですが)。キャラメルの甘さがフランボワーズの甘酸っぱさに良い意味で相殺されていてとても美味しかったです
今回は期間限定メニューを頼んだので、次回はレギュラーメニュー(プリフィクスコース)に挑戦したいです そして、ゆくゆくはグレードアップしてシェ松尾の本店へ・・・
ラ・ブラッスリー シェ松尾
渋谷 東急本店8階(レストラン街)