久しぶりにスペイン王室御用達ショコラティエ
カカオ・サンパカのチョコレートを購入しました
ラジョラス(板チョコ)から、初挑戦のものを2種類。
箱の中の袋は大航海時代を思わせる船のイラスト。
なんたってチョコレートをヨーロッパに広めたのはスペイン人ですからね
薄い板チョコにカカオ・サンパカの刻印入り。
今回購入したのは次の2種類。
エクアドル/ベネズエラ91%@1,260円。
まず1つ目はなんとカカオ含有率91%のダークチョコです
原材料も、チョコレートバイブルに載ってた必要最低限の材料のみ。
ここでおさらいすると、カカオの品質は3種類あります。
とても繊細且つデリケートで希少価値の高いクリオロ、病気に強く大量生産向けのフォラステロ、
そしてトリニダードで偶然この2つが交配してできたトリニタリオ。
カカオ・サンパカが使用するベネズエラ産カカオは高級品種のクリオロ種100%
そしてエクアドル産のカカオは、一番品質の劣るフォラステロ種ですが、
フォラステロ種の中でも香り高いアロマで特級品とされるアリバ種のカカオを使用しています。
カカオのもつアロマがとても強いので、
マスマーケット用のフォラステロを使ったカカオ含有率90%以上の
一般的な「苦いだけ」のダークチョコとは異なり、
苦みプラス強烈な力強いアロマを感じるので、全く別物です。
イメージとしては、葉巻とかブランデーに合いそうな大人の世界の味わいです。
(葉巻もブランデーも口にしたことないので本当に合うかは知りませんが)
チョコレートバイブル著者のクロエさんによると、
この苦みは経験を積めば理解できるようになるとのこと。
私もカカオ愛好家としてコツコツ経験値を積み上げてきて、
ようやくこの美味しさが理解できるようになりました
ただ、今まで食べた90%以上のマスマーケット用チョコは
やっぱりカカオの品種が違うので、
カカオ経験値を積んだ今でもきっと食べたら苦いだけで終わりそうです。。。
ショコヌスコ70%@1,680円
こちらは上記91%ショコラと同じ原材料ですが、使っている砂糖の量が増えています。
使用しているカカオはカカオ・サンパカの名物ショコヌスコ
このとおり、伝説のカカオですもちろん最高品種のクリオロ種。
一度ボンボンショコラで1粒だけ食べたことがありますが、
今回のようにショコヌスコだけをがっつり使ったショコラは初体験です。
干しブドウのようなアロマを感じる一品で、口に入れるとすっと溶けてなくなります。
苦みのバランスも程よくて、これは私のお気に入りダークチョコの
グレナダ71%を超えてお気に入りNo.1になりました
(まあ値段も断トツNo.1の高さですが・爆)
上質なダークチョコレートに包まれて、心から幸せな気持ちになりましたとさ
CACAO SAMPAKA
東京都千代田区丸の内2丁目6番地1号 丸の内ブリックスクエア1階
ウェブサイトhttp://www.cacaosampaka.jp/
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