Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

剱岳 点の記を見て来ました。

2009-07-23 08:57:29 | 日記

前回(3月末)は試写会での鑑賞でしたが、
今回はちゃんとお金を払って(といってもレディースデーで1,000円でしたが
映画を見てまいりました。

場所は丸の内TOEIということで、言わばこの映画の本拠地(東映映画なので)。
劇場に大々的にポスター等が展示されておりました。
劇場の感想としては、前の座席との段差があまりないので、
前方や中央の座席よりは、いっそ一番後ろの方が見やすい感じ。
実際に私は一番後ろの列で見ましたが、
スクリーンとの距離もそう遠くなくて快適でした
また、前の座席に傘立てがついているのでその点は便利でした。

さて、前回はタダでみさせていただいたので、
(しかも試写会「木村大作戦」の趣旨としては宣伝員になってくださいとのことだった)
かなりベタボメのレビューを書きましたが、
今回は批判すべき部分は批判しようという冷静な心構えで見てきました。

結果。

やっぱりこの映画素晴らしすぎて文句付けられません

何度みてもあの映像は圧巻です。
ホンモノだからこそ、ここまで人を弾き付ける力があるのでしょう。

一部「このシーンって必要?」と思うようなシーンがなきにしもあらずですが、
自然の一部を切り取ったようなシーンが多かったので、
話の筋とは関係なく価値があるかな、と思うものでした。
人物描写の部分も、そのキャラを掘り下げるためには必要なのかな、と思える感じでした。

今回は映画鑑賞に合わせて原作を読み直したのですが
(結局当日までに半分くらいまでしか読めませんでしたが
原作が本当に「点の記」らしい、淡々とした描写が続くのに対し、
この映画は割りと深く人物像に切り込んでいて、
その点では「原作と違う」と思われる点が結構ありました。
松田龍平演じる生田信なんて、あそこまで無茶なキャラじゃないし。
宮崎あおい演じる主人公の妻葉津よは原作より重要な役どころになってるし。
最後に「この映画を原作者に捧ぐ」と言っているので、
こんなに色々とキャラを変えていいのかな?とは思いましたが
映画にする以上は必要な変更ではないかと思います。
原作に忠実に作ったら、かなり味気ない作品になっていたはず。

エンドクレジットでは、立山周辺の四季折々の映像美が
次々と映し出されてくるので、
殆どの観客がエンドクレジット終了まで席を立たなかったのも印象的でした。

因みに、客層としては、登山やってそうな中高年もいましたが、
若者(恐らくキャスト目当て)も結構いて幅広い年齢層でした。

映画公開から1ヶ月がたちますが、
まだ人がいっぱい入っていて、この映画の人気ぶりを再認識しました。

もうすぐ公開が終了するようですので、
まだご覧になっていない方は是非劇場まで足を運んでみてください



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