の合言葉でおなじみのグルメーゼの会・第3弾で、恵比寿にあるフレンチレストランモナリザに行ってきました
毎回ゲストを呼んで、そのゲストがことごとくグルメーゼの会員になっていくこの企画。今回のゲストは、第2弾の北島亭(詳しくはコチラ)の情報源であるシェフの娘・Nさん。実は私とは同い年であるだけでなく、誕生月まで同じという偶然 他の会員ともすっかり打ち解けて、めでたく会員第6号に認定です 因みに創設メンバーのE嬢は怪我をしてしまい、今回不参加でした
まずは食前酒でカンパーイ
こちらはシャンパンに苺のピュレを混ぜたもの。その説明に惹かれて、ノンアルコーラーのクセに(注:私は体質的には酒に強いらしいですが、どうも味や匂い、舌でピチピチはじける感じが苦手でお酒が嫌いであります)調子に乗って注文。比較的飲みやすかったですが、3分の1程度でギブアップ これで1,200円とは・・・失敗した しかし、お酒好きの皆様には好評でした。因みに苺の他にブルーベリーバージョンもあります。
食前酒のお供に。カナッペです。ナマモノ嫌いの私には、一粒のイクラでさえお手上げでしたが(一応トライはしました。エッヘン)、ブルスケッタは美味しかったです。ブルスケッタの上に載っている物体はなんだったっけ?
ここでやっとメニュー選び。私はホワイトアスパラと、メインの豚肉に惹かれて一人13,000円のコースを、残りの皆様は10,000円のコースを。13,000円の方がデザートが一品多く、その他料理内容も異なるのですが(因みに同一メニュー内でも何品かチョイス有り)この日はいい素材が入ったということで、10,000円のコースでも13,000円のコースの前菜2と魚料理にアップグレードができて、それなら私も10,000円でよかったヨと、少し後悔・・・ 気を取り直してお料理紹介に参りましょう。
アミューズ・ブーシュ:色んな貝のマリネ
ナマモノ嫌いにはちょっと無理そうと思いましたが、食べてみたら全然生臭いこともなく、ペロリと平らげました 上品なお味です。
酒飲みの皆様がオーダーした白ワインのコルク。ソムリエールの方がとても素敵且つ博識且つ楽しい人で、この日はちょっとしたワイン講座がありました。特に赤ワインは3種類のグラスワインを頼んだのですが、種類によってグラスの形が違うのは何故かときくと、ワインの種類によって、反応する味らい(甘い、苦いなどの味を感じる細胞。)の位置が違うので、最初に口に運んだときに、ワインの特徴に合った未らいに到達するように、あごの角度に合わせてワイングラスの形を変えているとのこと。どれだけ違うものか、別の種類のグラスを持ってきてくれて、実際に飲み比べをしたら、やはり味が全然違うらしいです
因みに、いい感じに酔っ払ったコマネチさんは、別の人のワインを試したときに、どちらが正解の形のグラスか伏せてデギュスタシオンしたところ、「コレッ」と見事不正解のものを選んで皆に笑いを提供してくれました ドンマイ
コース料理が運ばれてくる少し前にパンのサービス。左がフルーツの自家製酵母で作ったパンで、右が香ばしいライ麦のパン。ちゃんと温めてあってどちらも美味しかったです
いよいよコース料理の登場です。まずは前菜その1。ホワイトアスパラガスのブランマンジェ<モナリザ風>です。周りはオレンジソース。そして、3つ並べられていたのが・・・私が期待していたホワイトアスパラガス
・・・見事に期待を裏切られました
美味しいんですが、北島亭で出たヤツくらいの特大サイズを期待していたのに、こんな欠片が3つ・・・ もっと食べたかったー!これならやっぱり1万円のコースでよかった、といっそう自分の選択を後悔しました
こちらは1万円のコースの皆様のパリパリ空豆と蟹のミモザ風サラダ。かおりんさん撮影。ソースの外周に小さく黄色いドット模様がつけられていてとてもかわいいです
前菜その2の軽くスモークしたオマール海老と空豆のラグー シヴェ・ソース。こちらはアップグレードで1万円のコースも共通になりました。上の赤い殻を取り除くとプリプリの海老の登場です。スモークの香ばしさが素晴らしく、美味しいの一言です そら豆もいい味出してます
つづいてはメインのお魚料理。真鯛のポワレと旬のホタルイカのリゾット うにとサラダ添えです。事前にうにが苦手だと伝えたら、うにの代わりにお野菜たっぷりにしてくれました。パリパリに焼いた鯛の皮が最高で、身にまぶした黒ゴマも香ばしくて、全く臭みがありません。魚の生臭さが苦手な私でも美味しくいただけました。こちらもこの日だけ1万円のコースでもアップグレードできたものです。1万円のコースの桜鱒があまり魅力的でなかったから13,000円のコースを選んだこともあって、ここでもちょっと腑に落ちない感じ。最初から言ってくれよー。。。
パンのお替り。ミルクパンです。栗饅頭みたい というのがグルメーゼ会員の皆様の共通認識でした。モッチリしてミルク風味の甘いパンがまた食欲をそそります
いよいよお待ちかねのメインのお肉料理 バスク種黒豚のグリエ マスタード風味 温野菜添え。なんと日本には1週間に2頭しか入ってこないという、
バスク地方の血統書つきの豚肉です
こちらによると、「香り高く、肉質も柔らかいバスク豚は脂身も絶品」とのこと。まさしくその通りで、網目を入れてグリルした脂身が、こんなにボリュームたっぷりでも全然重くないのです!!肉の部分も柔らかくてジューシーで、粒マスタードソースなしでも美味しくいただけるほど。これは1万円のコースでもアップグレードはできなかったので、これを食べれただけで、13,000円のコースにした甲斐があったと思い直しました
後編につづく
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