東焼石岳登山の前日、登山をするには時間は足りないものの、
日中は時間が余ったので、せっかくだから世界遺産の平泉を観光することに。
10:06に水沢江刺駅を出発し、レンタカーで平泉に向かいます。
平泉観光は、巡回バスかレンタサイクルを利用することになりますが、
この日は携帯の天気予報によると午後にわか雨の可能性があったので
巡回バスを利用することに。
結果的に、雨は降りませんでしたが、快晴で日差しが強く、
この炎天下で自転車を乗り回していたら体力が奪われて
翌日の登山に影響が影響が出そうだったので、巡回バスにして正解でした
コチラの情報で、毛越寺駐車場を利用すれば、
1日フリー乗車券が通常400円のところを200円で購入可能とのことで、
一番大きい中尊寺の駐車場ではなく毛越寺に向かいました。
10:40頃駐車場に到着。売店でフリー乗車券を購入してから、
まずは世界遺産・毛越寺の観光へ。
ちなみにこれ、「もうえつじ」ではなく「もうつうじ」と読みます。
昔は「もうおつじ」だったのが「もうつじ」になまり、
さらにそれが「もうつうじ」に変化したそうな。
拝観料500円を支払って中に入ります。見どころは浄土庭園。
本堂と大泉が池。
築山。
あやめ園。このあやめ、なんと明治神宮から株分けされたものだそうで。
この品種は初めて目にしました。
(画像クリックで拡大表示)
アヤメとカキツバタ、花菖蒲の違い。
奥の方にもあやめの畑が。
ぐるっと池を回り込んで鐘楼跡へ。
・・・なんだか場違いなドラゴンボート
平安貴族が池に浮かべて遊んだということでしょうか。
あやめ園を振り返ります。
地蔵菩薩。・・・ちょっとうちの弟に似た顔立ちでした
ぐるりと一周観光を終えたら毛越寺の駐車場に戻り、
11:33のバスで中尊寺に向かいます。
バス停を下りると目の前に弁慶の墓碑が。
月見坂を登り、途中の弁慶園で名物の弁慶餅をお昼ご飯代わりに頂きました。
これが絶品もう1本食べたいくらいでした
無料でしそ茶もごちそうになって、大満足のお昼ご飯でした
再び中尊寺の境内を散策。途中でお坊さんを隠し撮り
小さなお堂でお経をあげていたり、厳粛な雰囲気でした。
本堂は人がたくさんいたのでこんな写真だけ
靴を脱いで中に入ってお参りできるようになっていましたが今回はパス。
目にご利益がある峯薬師如来様にお参りをして、讃衡蔵(さんこうぞう)へ。
ここと、金色堂に入るには拝観料800円が必要です。
讃衡蔵は館内撮影禁止。中には貴重な宝物がたくさん展示してありました。
見物を終えたらいよいよ本命の金色堂へ。
金色堂の中も撮影禁止でしたが、中は圧巻の一言
金箔、夜光貝の螺鈿細工など息をのむ美しさです。
中では観光案内のアナウンスが流れていて、
さらに静粛にという注意書きがあるにもかかわらず、
団体さんと一緒になったら騒がしくて説明がちっとも聞き取れず
日本人の団体でも中国人並みに騒々しかったのには参りました
拝観料が取られるから、どうもガイドさんはチケットだけ渡して外で待っているようですが、
あそこは野放しにしないでちゃんと面倒を見ていただきたいですね。
ということで、団体さんが立ち去るまで待って、人が減って静かになったら
改めて案内を聞きながらじっくり見学してきました。
少し進むと、奥の細道の句碑と芭蕉像が。
「五月雨の 降り残してや 光堂」
金色堂が昔おさめられていた旧覆堂の内部を見学して、
能楽堂を遠くからチラ見して帰路につきます。
毛越寺は土曜なのにこんなに人が少ないのと驚くほどでしたが、
さすがに中尊寺は国内外からのたくさんの観光客でにぎわっていました。
駐車場まで戻り、周辺の蕎麦屋を覗きますがあまりそそられるメニューがなく、
弁慶餅も食べてそれほどお腹が空いていないので昼食はパス。
バス停向かいの平泉レストハウスを物色し、
お土産品と、小腹を満たすためのおやつを購入し、
13:40のバスで、お隣の高館義経堂(たかだちぎけいどう)へ。
源義経終焉の地&松尾芭蕉の奥の細道ゆかりの地です。
拝観料200円を支払って中へ。
高台に上がって、北上川を見下ろします。
右手に進むと、芭蕉の句碑。「夏草や 兵どもが 夢の跡」
手前の東屋で黄金かもめの卵を食べて一休み。
大きな栗が丸ごと1粒入って美味でした
左手方面に進むと、三脚をセットして本格的撮影に臨むおじいさんがいたので、
近くから同じ方向を撮影してみました
桜の名所・束稲山を正面に臨む、まさにベストポジションでした
奥には義経の像と供養塔。その他、資料館などもありました。
14:14のバスで、毛越寺の駐車場に戻ります。
こちらの巡回バス、一応出発地と終点が平泉駅前に設定されていて、
駅前で10分停車します。そのまま乗っていてもいいですが、
他の皆さんは一度下りて、駅周辺をさっと観光してから
発車時刻に合わせて戻ってきていました。
私たちはこのシステムを知らずにずっとバスに乗りっぱなしでしたが、
目の前の駅前芭蕉館に目は釘づけ。
「盛り出し式平泉わんこそば」のお店ですが、お土産品として、
そば粉を使用したなんとも美味しそうな商品を販売していました。
結局バス停車中は寄れなかったので、車で再訪(駐車場があります。)。
そばまんじゅうと、そばサブレを購入しました。
ヒットしたのはこちらのそばサブレ。
そば粉を使ったカリカリサクサクのサブレで、チョコレートクリームを挟んだ一品。
甘さ控えめでとっても美味です
6枚入りで800円くらいだったでしょうか。
ちょっとお高めですが、とても美味しいのでお勧めです
14:33に駐車場に到着。当初の予定では、16時ごろまで平泉を観光し、
途中で前沢牛のお店で夕飯を食べてから登山口に一番近い宿泊施設の
焼石クアパークひめかゆに向かうはずだったのですが、かなり時間が余ってしまいました。
ということで、急きょ父のお勧めの厳美渓(げんびけい)に向かいました。
毛越寺から20分ほどで到着。1日300円の駐車場もありましたが、
700円以上のお買い物で駐車料無料になるという厳美渓レストハウスの駐車場を利用しました。
ここで一番有名なのは、
空飛ぶ団子(郭公だんご)
籠に400円を入れて鐘を突くと、お店の人が手動で籠を手繰り寄せ、
少ししてからお団子1箱(あんこ・みたらし・ごま計3本入り)と、
人数分(?)のお茶を載せた籠が一気に滑り降りてくる、というシステムのようです。
人垣の間から覗いただけなので詳細はイマイチよくわかりませんが
眼下の峡谷。なかなかワイルドな景観です
時間があるので、30分の散策コースをたどることに。
遊歩道は貸し切り状態。
5分もかからずに吊り橋に到着。対岸からカップルがわたってきて、
母が面白がって「揺らしてやろう」といい年して悪戯してました(笑)
吊り橋を渡って駐車場まで戻ります。
30分どころか、10分ちょっとで回ってこれました。
これならロングコースの方でも行ってこれたかも。。。
ということで、まだ時間が余っていたので、
ここまで来る途中で目にした達谷窟(たっこくのいわや)に寄り道。
拝観料300円を支払って中へ。
車道からこれが見えて、こんなの見たことないと寄り道を決めたスポット。
例によって毘沙門堂の中は撮影禁止でしたが、
心なしか空気がピリっとしてました。
毘沙門堂を出た先には岩面大仏が。かなりデカイです。
ハスが浮かぶ池の前ではなにやら工事中でした。
朱塗りの金堂と青々とした竹が絵になる風景でした
ハナミズキとかやぶき屋根のお堂。
たっぷり観光を満喫したら、早めの夕飯を。
るるぶで目をつけていた前沢牛専門店の牛の里にて。
こちらのお店はリーズナブルなお値段で上質なお肉をいただけるのがポイント
しゃぶしゃぶとステーキ重がセットになった静御膳@3,150円をいただきました。
詳細はグルメ報告にて。
食後はコンビニで明日の登山用の食料を調達し、
ひめかゆには18時前に到着しました。
温泉でさっぱりと汗を流し、早めに就寝。
翌日は3時起きで4時に出発して東焼石岳登山を楽しみました。
オマケ。
行きの新幹線の車内販売アナウンスで気になっていた、
青森産リンゴを使ったプレミアムアイスを帰りの車中でゲット
スジャータのものでしたが、
果肉がたくさん入っていて、さっぱりとした甘さで美味でした
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コメントありがとうございます。お返事が遅くなりすみません。
残念ながら、最近の旅行は犬連れで行き先もリピートばかりなので、
ご期待に沿えないと思います。。。
この度はスカウトありがとうございました。