林真理子さんの本を読みました。
社会問題になっていますが…
80代の親が、自宅にひきこもる50代の子どもの生活を支え、経済的にも精神的にも行き詰まってしまう状態になっているという問題です。
林さんの本といったら、今までは、
エッセイばかりを読んでいました。
今回は小説。
題名も「小説8050」
社会問題になっていますが…
80代の親が、自宅にひきこもる50代の子どもの生活を支え、経済的にも精神的にも行き詰まってしまう状態になっているという問題です。
この本もそのような一家族の話。
どんなきっかけで、どうしてひきこもりになってしまったのかを一から調べ、解決に向けて必死で取り組んでいく父親の姿が細かに描かれていました。
難しい問題…でも、身近でありそうな事。
読み応えのある一冊でした。
「小説8050」が面白かったので、もう一冊、林さんの小説を読みたくなりました。
そこで読んだのが、「下流の宴」
東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子がフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。
一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して…
切実な女の闘いと格差社会を描いた傑作ベストセラー小説。(「BOOK」データベースより)
黒木瞳さん主演でドラマになってるようですね。私は残念ながら観ていませんでした。
「あなたとは住む世界が違うんです!」
って、ちょうど今、朝ドラの役の中でも鈴木保奈美さんが言っていますね。
ドラマの方はさて置き、
こちらの本も面白かったです。
ということで、さらに2冊、林さんの小説を借りてきました。読むのが楽しみです。
龍です🐉
下流の宴は私も楽しく読みました😉
恐るべき根性を出して医大に合格してしまうフリーター娘も、
前向きに頑張り始めた彼女の生命力が煩わしくなり別れを選ぶ息子も、
あり得ない話しじゃないと思わせる筆力が見事でした。
小説8050の方は未読なので、
図書館で探してみますね😃
龍さんも読まれたんですね。龍さんの感想、正にその通り✨フリーターの女の子が医学部に挑戦、合格は痛快でしたね😄
8050の方は、下流の宴より少し重かったです。でも、父親の諦めない姿には力をもらえました。
いつも拙いblogを読んでいただきありがとうございます😊