いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

107.「ペツェッティーノーじぶんをみつけたぶぶんひんのはなしー」レオ・レオニ作 谷川俊太郎訳

2006-02-17 23:58:36 | 絵本
ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし好学社このアイテムの詳細を見るとてもきれいな絵本。地面や水面は、マーブリングした紙をいろいろな形に切って重ね合わせたり、上から少し描き加えたりして構成されている。 生き物たちはクレパスで塗ったような四角形の組み合わせで作られていて、主人公のペツェッティーノは一見すると、他の生き物たちの部分品のようにも見える。 お話は自分が誰かのとるに足りない . . . 本文を読む
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覗いてますな

2006-02-17 19:21:13 | ヒロタ亀緒君
亀緒君の寝床を大きくしたので、水場の中のレンガの配置も変えねばならなくなった。以前より浅いところが多くなってしまったのだが、亀緒君はどちらかというと深い方にいることが多い。 おっ、覗いている覗いている。亀緒君が覗き込んでいるところは、レンガの隙間で、そこには小さめの備長炭が沈めてあるのだ。実はそれだけではなく、寝床の床にあたるレンガの下には、熱帯魚用の活性炭が一袋沈めてある。多少水質がよくなるだ . . . 本文を読む
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106.「わにくん」 ペーター・ニクル作 ビネッテ・シュレーダー絵 やがわすみこ訳

2006-02-17 02:11:51 | 絵本
わにくん偕成社このアイテムの詳細を見るとても細かくていねいに描かれた絵。汽車の車輪や線路の枕木や遠くの遠くの景色まで、これでもかというくらい描きこまれている。絵本の中にまた額縁のように枠が描いてあって、その中に絵も文章も描きこまれているのだが、時々絵の一部が枠の外にはみ出したりして、不思議な雰囲気になっている。 お話自体は、かわいそうなようなそうでもないような、わりと単純な内容なのだが、絵が面白 . . . 本文を読む
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105.「つきよのぼうけん」エドワード・アーディゾーニ絵 エインゲルダ・アーディゾーニ文 

2006-02-17 01:20:21 | 出来事
つきよのぼうけん徳間書店このアイテムの詳細を見るぬいぐるみの熊のダンディとお人形のケイト、ちび熊のテディは、もうすぐクリスマスというある日、ゴミ箱に捨てられてしまう。子どもたちがもうおおきくなってしまったから。 3人はゴミバケツから逃げ出し、やはり道端に捨てられていたオモチャの汽車に乗って走り出す。踏み切りの前で急停車すると、窓から3人をみつけた踏み切り番の家の小さな娘が、人形を1人ずつそっと抱 . . . 本文を読む
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2006-02-17 01:03:14 | 自由詩
きれいな花を咲かそうと たった一粒まいた種 そこから伸びた蔓草が 君の庭を埋め尽くそうとしている それでも花が咲くような気がして 庭の真ん中に突っ立ったまま 蔓草が巻きついていく生垣を 君はぼんやりと眺めている 緑の葉っぱが羽のように 君の足や腕にそっと触れているから 身体に絡み付いてくる蔓に 君は気づきもしない あんなにたくさんいた 虫はどこに行ったの あんなにたくさんいた 鳥はどこに行っ . . . 本文を読む
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