いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

記念日

2008-09-10 22:00:11 | 出来事
ヒロタ亀緒君がうちに来てからきょうでちょうどまる4年になる。2004年9月10日の夕方にうちの玄関出てすぐの集合ポストの下で石に化けていたのだ。

私はその日が締め切りの某自費出版社のコンクールに応募する原稿を郵便局に持っていこうとしていた。玄関のドアを開けるとちょうど2階の部屋の奥さんが階段を上がっていかれるところで、「そこに亀がおるよ」と教えてくれたのだ。

で、わ~い亀だ亀だと捕まえてしまい、こんな街中でキャッチ&リリースが許されるわけもなく、一応マンションの管理人さんや近所のクリーニング屋さんや酒屋さんには、亀を逃がしてしまって探してる人がいたら連絡してくださいとお願いしてあったのだが連絡もないまま管理人さんに「林本さん、飼ったって」と電話をもらい現在に至る。

拾った亀なのでヒロタ亀緒と名付け(最初オスかメスかわからなかったので、亀雄や亀男ではなく亀緒にした)、今では甲長も拾った時の2倍をこえてプールと甲羅干しサロン付きの個室まである立派な家族の一員になった。

きょうは記念日ということで亀緒君にも蒸したささみをあげたのだが、動きが鈍くなるくらいたらふく食べていた。

亀は長生きするらしいので、私も元気で長生きせねばならん。少なくとも水を換えたり水槽やレンガを洗ったり出来る体力は80過ぎても絶対必要だ。

亀緒君のおかげか、あのコンクールでは3万円もらえたし、それでなくても毎日とても癒やされている。これからもいっぱいいいことがあるかもしれない。なにしろ亀だもんな。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ケーニヒスクローネのブリオ... | トップ | ちっさいギプス »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (げっちゅう)
2008-09-11 02:08:58
亀緒くんは優しい飼い主さんに出会えて、とっても幸せですね。人も生き物も、すべては何かの縁で繋がっているような気がします。
これからも亀緒くんが居心地の良い林本さんのところで、いつまでも元気でノンビリ暮らせますように。
そして、林本さんの足も早く良くなりますように。

先日は、亀緒くんハウスの作成方法をご丁寧に伝授していただき、本当にありがとうございました。
我が家のイシタロウは「しめた!」とばかりに、部屋の中を延々と歩き回り、疲れたら部屋の隅っこほうで爆睡してばかりで、ぜんぜん水場に戻りませーん。
もしや、この子はニホンイシガメにそっくりなリクガメじゃなかろうか?と思ったりする今日この頃です。
返信する
ありがとうございます (林本ひろみ)
2008-09-11 18:45:46
確か去年の課題図書だったと思うのですが、松久保晃作さんという動物写真家の方が書かれた『イシガメの里』という本があります。淡路島に住んでいるニホンイシガメの写真集です。

その本によるとニホンイシガメは陸地をかなりの距離歩いて移動するそうです。暑い季節には川から山の涼しい池にトコトコ避暑に行ったりするらしい。

うちの亀緒君も朝ご飯とトイレをすませるとトコトコとテーブルの下やマガジンラックの下に入って、からっからに乾いた状態で夕方まで寝てたりします。で、4時半とか5時頃になるとまたトコトコと自分の部屋に帰っていきます。ホントに半分陸亀みたいですよね。

今は自分の部屋の甲羅干しサロンで寝そべっていますよ。
返信する

コメントを投稿