さよならアルポルト定例会

もう何年も前から名鉄百貨店9階のアルポルトというお店で、友だちと月に１度のランチ定例会をやっていた。

そんなに混み合っていることもなく、ゆったりとした席で、のんびり話ができて、スタッフさんも嫌な顔をすることなく何度もお水を注ぎに来てくれて、こっちも長くなりそうだと途中で追加でドリンクを注文したりして、お会計の時も気さくに会話をしてくれて、丁寧に見送ってくれる。

以前見たネットでの評価はそこまで高くはなかったけれど、前菜もパスタもデザートも私たちは美味しくいただいていた。

きのうはそのアルポルト定例会の日だったのだが、いつも注文しているランチが値上げされていた。確か前回は1980円。今回は2200円。

そして、内容的には以前よりすべてが小ぶりになり、寂しい感じになっているような。皿が大きくなったのかもしらんけど。

食器を下げてからは、お水を注ぎに来て下さることはなかった。何か追加で頼んだ方がいいのかなと思っていると、女性のスタッフさんが来られて「２時間過ぎましたのでお会計をお願いします」と言われた。びっくりした。

２時間までになったのですかと尋ねると、「コロナ禍なのでご予約のお客様も２時間でお帰りいただいています」ということだった。前からずっとそうですが、みたいな感じで言われた。

知らんかった。コロナがもっとひどい時でも時間制限はなかった。どこかに書いてあったのか。入店時にそんな説明受けてないけど。なんか、ひどくがっかりしつつお会計をすませる。

ということで、カフェ難民になってしまった。あちこちウロウロしていると近鉄名古屋駅でカフェ発見。救われた。カモミールティーを飲みながら、次回からのランチ定例会の店をスマホで検索。

長居できることを最優先で探す。一応入店時に「時間制限はありますか？」と聞いた方がいいかもしれないな。

さようならアルポルト。今までありがとう。いつも長居する迷惑なお客ですみませんでした。好きな店だったんだけどな。残念だ。

そして、こちらは定例会仲間のMさんがくださった誕生日プレゼント。なんとジョウビタキ（オス）の色の帽子。すごく嬉しい。本当に間違いなくこれはジョウビタキ（オス）の色だ。

これをかぶっていると、ジョウビタキ（メス）が寄ってくるかしら。