いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

どうってことないのですけど

2005-01-10 00:07:38 | 出来事
もう去年のことだし、だから何なんだというようなことなんだけど、なんかちょっと書いておきたいような気がするので。

12月のある日、たぶんオープンマイクか何かに参加するために、自転車で家を出た。少し雨が降っていて、でもたいしたことはなかった。家からすぐのあおなみ線の駅に行くまでだけのことなので、傘は持っていたけれどささずに自転車を走らせていた。

私の前を一台の自転車が走っている。たぶん私よりけっこう年上の男の人が乗っている。黒っぽい厚手のコート姿で、後ろの荷台に何か荷物が乗っている。で、問題はその人の頭なのだが、よくスーパーのレジ近くの台のところに置いてあるような薄手のポリ袋、あの使おうとすると口のところがくっついていてなかなか開かないやつだが、あれを頭にかぶっておられるのだ。それもかなり小さめ。この人はなぜに頭頂部だけを雨から守ろうとしているのか……。

そしてあおなみ線の中でのこと。座っている時なのだが、何というのか、ずっと不快な匂いがしていた。確かに以前嗅いだことのあるような匂いなのだが、何の匂いなのかわからない。どこからこの匂いが漂ってくるのだろう。しばらく様子を見て、どうも匂いの発生源は隣の女の人のような気がしてきた。ちょっと昔風な形の上着にキツネの襟巻きをしておられる。おそらく私と同年代くらいの女の人だ。ああ、この匂いは……と、ようやく思い当たる。箪笥の匂いだ。箪笥の中に長い間入っていた洋服の匂いだ。この上着か襟巻きを、久々に出してきて着ておられるのだろう。

そして今度は帰りの地下鉄でのこと。かなり車内は混み合っていたのだが、優先席には誰も座ることなく空いていた。そこへ隣の車両からやって来た母娘連れが躊躇することなく着席。上等そうなきれいな服装のお母さんと年頃の娘。ううむ……。でもまあ、日本人に見えて実は二人とも外国の人で、「優先席」という漢字が読めないのかもしれないし、丈夫そうに見えて実は二人ともめちゃめちゃ虚弱なのかもしれないしな。

書いてはみたが、ホントにどうってことない話だったな。

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2 コメント

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匂いって・・・ (ももこ。)
2005-01-14 18:19:20
匂いって、気になりますね。

本屋に、強烈な異臭を放つ男性がおりました。

結構、人がいたのですが、

彼の周りだけ人がいませんでした。ぷち営業妨害かも。
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以前、スーパーで…… (林本ひろみ)
2005-01-16 00:25:19
物凄いというか凄まじいというか、とにかくそばにいるとまず咳が出て、しばらくすると吐いてしまうという、信じ難いような異臭を放つ男性が買い物をしておられました。



話し方は非常に丁寧できちんとしておられるのですが、着ておられる洋服が腐葉土色に変色していました。



その方がレジで支払いをしている間、レジのお姉さんが何度もこらえきれず「うっ」と声を上げては口を押さえておられました。



食品売り場でしたので、すでに「ぷち」ではない勢いでした。



でも、本当に物静かに丁寧に話す男性だったので、なんでこういう人がこういう状況に?と思いました。それ以後、その男性を見かけたことはありません。



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