きょうも放射線治療に行って来た。これでまるっと2週間。まだまだ先は長い。
若い頃から乳腺嚢胞があり、よく水(みたいなもの)がたまってシコリになっていたのだが、しばらくすると無くなって、またしばらくすると水がたまってという状態を繰り返していた。
高齢者と呼ばれる年齢になると、水がたまることはそんなになかったのだが、前回のシコリは消えるどころかどんどん大きくなっていった。
で、嚢胞は癌にならないのかと思っていたのに、なんと右も左も癌で、右は全摘、左は中の腫瘍を取り除いてもらった。ところが、どうもまた水がたまってきているようで、内側からエイリアンが皮膚を突き破って出ようとしているような感じの圧力がかかって痛い。
いや、エイリアンは言い過ぎか。例えて言うなら、先が丸くて短い突起のついたゴルフボールが胸の中でずっとゴロゴロ動いているような感じ。それが時々強めに内側から押してくる。
痛み止めを飲んでもあまり変わらないので、今は飲んでいない。他のことに集中している時は、あまり痛みを感じないが、何もせずぼーっとしていると痛い。仕方がないのでずーっと動いていると、ただでさえ身体がだるいのに、果てしなく疲れる。
リニアック診察室の皆さんにもすすめられ、来月の予定だった乳腺外科の診察を来週に早めてもらい、ちょっとホッとする。
ものすごく痛くなくても、その痛みがずーっと続いていると、かなりしんどい。ホントにメンタルがやられる。
木曜日は、いこいの杜が午前中コーヒーのみの営業の日なので、やまびこ(シルク温泉)でお昼ご飯を食べた。連れ合いは最初肉うどんと言っていたのに、鰻丼に変更。私は肉うどんにした。少々メンタルがやられていても、ご飯はちゃんと食べられる。
でも、温泉には(特に大浴場には)もう入れないかもしれないな。ピンクリボン対応の温泉なら入れるかな。まあどっちにしても、放射線治療中は温泉は禁止なんだけどな。
で、鰻丼とも肉うどんとも何の関係ないのだが、一昨日、また家の中にヘビがいた。以前、まだ自宅と実家を行ったり来たりの遊牧民のような生活をしていた頃、私のキャリーケースの上でなんか紐がクネクネしているなと思ったらヘビだったり、親の部屋の方に行こうと、けんこう会館の渡り廊下から真ん中の棟に入ってすぐ何か踏んだので「ん?」と思ったらヘビだったりしたのだが、また出た。
以下、ヘビが嫌いな方は閲覧注意。
母屋の台所で作ってきた晩ご飯をけんこう会館まで運び和室に持って行こうと思って、ふと足もとを見ると、何かがクネクネしておるではないか。
「お父さん、ヘビがおる!」と和室にいる連れ合いに声をかけつつ、持っていた晩ご飯ののったお盆を机に置き、代わりに常備している捕虫網を手に取る。で、すぐさま捕獲。前回、前々回と同じくヤマカガシだった。ちなみに、前回はちょっとその場を離れたすきにヘビはどこかに移動してしまい、前々回は捕虫網を使いはしたが相手が大きすぎて捕獲できず、捕虫網で追いながら外に出した。
連れ合いにヤマカガシの入った捕虫網を見せる。「小さいなあ」というので「ヤマカガシベビーやけど、ハブやマムシよりはるかに猛毒。触ったらあかんよ」と言い残し、そのまま裏のお宮さんにヘビを放しに行く。
「きゃあ!」とか言うと可愛いのかな。似合わんけど。
可愛いなあ。猛毒だけど。首のところとかが黄色じゃなくて青い。こんな色のヤマカガシは初めて見たかも。
外よりも家の中にいたかったかな。でも、裏庭に放すとうちのお殿様が食べられそうだしな。
ヤマカガシベビーは、ちょっと首を持ち上げてご機嫌斜めな感じだった。ヤマカガシは口の奥の牙以外に首の後のところからも毒を出すらしいので、これ以上怒らせないように早々に退散。
元気でね。君は色が変わってるから、また会っても判別できるかもしれないね。
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