憧れのマキタブルーの草刈機を買ったので早く庭の草を刈りたいのだが、そのためにはまず裏庭のあっちにもこっちにも積み上げられた剪定した木の枝(クワとかクロガネモチとかキウイとか)を片付けねばならない。
いや、それより先に、これまたあっちにもこっちにも生えているアジサイを、片っ端から剪定せねばならない。
いやいや、それよりも先に、剪定するのを忘れていたピンク色の花が咲く方のボケの、いらない枝を地際から切らねばならない。
いや待て待て、裏庭のモミジがまた庇を持ち上げにかかっているのを、とりあえず阻止せねばならない。
いやいや待て待て、いこいの杜に上がっていく坂のところの溝が草で埋まっている。ここはまず一番に溝なのでは?
ということで、きょうは夕方になってから、優先順位一位の溝の草引きをすることにした。
わずか1週間名古屋に帰っていただけなのに、「もうずーっと以前から草ぼうぼうでしたけど、なにか?」という感じで、溝が草だらけになっている。
溝の中に立ち、屈んで草を抜いていくと、いろいろな昆虫が飛び出してくる。アマガエルまで飛び出してきて驚いた。ごめんな。君たちの草むらだったのにな。裏庭に何ヶ所か草むらを残すから、それで我慢しておくれ。
溝の草を抜くついでに、手の届く範囲で庭の草も抜く。草だけではなく、ほとんど見た目は草のクラピアも、伸びすぎているところは抜く。
なんとか終わった。これで水が流れる。大きな可燃ゴミの袋1つ分の草を抜いた。
去年あんなに抜きまくったチガヤが、またワサワサ生えてきているので、それも根っこから抜く。抜いてもまあまた地下茎は残るので、来年も生えてくるのだろうが。
ユーパトリウム セレスチナム(アオイロフジバカマ)の間に、ピョコピョコ出ていたチガヤを根っこから抜き、ヤツデやハランの間に生えているチガヤも、手の届く範囲で根から抜いた。疲れた。
その後、夕飯のしたくにはまだ間があったので、前庭や庇の下や裏庭の東側半分くらいの水やり。何度も自分が積み上げた枝にけつまずき、バラの枝の棘がエプロンに引っかかってとれなくなる。
だがしかし、明日からようやくこの枝の山を片付けられる。あ、違う。先にアジサイの剪定か。
あ〜、いったいいつになったら草刈りにたどり着けるのだろう。
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