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何気に思った 県民性

2010-03-09 | ひとりごと
『石川の気質』

北陸3県の中では,石川県は海の幸にも山の幸にも恵まれ,
最も食うに困らない県です。

歴史的にも戦乱に巻き込まれる事も少なく,
加賀100万石の前田家の統治のもと
静かに暮らして来た経緯があります。
それゆえ,石川県民は,至って【のんびり】しています。

長い平和は,文化教養を育みました。
「加賀に行くと,天から謡曲が降ってくる」と言われるように
かつては屋根ふき職人,植木職人までもが謡曲をたしなみ,
始終それを口ずさんでいたとのことです。

石川県は,とにかく文化人の多い県です。
雑誌「日本人」を創刊した三宅雪嶺。
西田哲学の西田幾多郎,禅の研究家で知られる鈴木大拙。

作家では泉鏡花,室生犀星などが石川県出身です。
文化勲章受賞者は,東京,京都に次ぎ,
工芸面での人間国宝の数では日本一です。

教養人というのは,屈折していて単純明快ではない。
【 イエス】・【ノー】がはっきりしません。

京都人と共通する優柔不断,【慇懃姑息】が
石川県民の性格と言われてます。
表面はソフトなのですが,
内面には一筋縄ではいかない舌高さを秘めているのです。

特に,よそ者(石川県では[遠所者]と言う)は,
なかなか受け入れてもらえないそうです。

石川県民の会社での仕事ぶりですが,
ミスなくそつなくこなす事が,

どこか自分本位で,
人を引っ張っていく熱いものはありません。
ただ,何事につけても長期的な見通しに優れ,
敵を作らず,上手に渡る術を心得ています。

石川県民のビジネス感覚ですが,
商売相手としてですが,
外見的印象の鷹揚(おうよう)さと違い,ハッキリしません。

このような性格が県都・金沢を
伸ばしきれなかった理由とも言われます。

石川県内で活躍する経済人に隣の【富山県人】が
多いという事実が,これを裏付けます。

商売人としては,富山県人のような強引さが無いというのです。
また,取りっぱぐれのない,
お役所や大企業にはめっぽう弱いとのことです。

あるところに記載されていたものですが
知っていることでいろんな方面での
有効利用できるのではないかと思う

熱いものが感じられないのは
こうした事が多少なりとも影響しているのでしょうね~