事物の悲観面に心を注いで、悲観面に心が捉われてはならないのである。
今までの生活のやり方や、考え方や、行動や計画の進行に間違いがあって、
愈々その間違いの結果、事態が破局の最悪状態に近づきつつあっても、
それに心が捉えられて、心が挫折してしまってはならないのである。
そんな時ほどあなたの心は明るく保たれなければならないのである。
「 事態が破局に近づきつつある 」ことを悲観的に考えないで、
そこに陰極が陽転せんとする契機が孕んでいることをみなければならない。
生命が生きてある限り陰極は必ず陽転するのである。
その“ 陽転 ”に対して心を開いて、神から放送されて来る、“ 陽転のためのアイディア ”に
波長を合わせるがよいのである。
心に強く描いて波長を合わせたものが現実化するのである。
破局を恐怖して、破局に心を集中してはならない。
心を転ずることによってのみ“ 陽転 ”の機会をつかむことができるのである。
『 生長の家 』 誌 昭和四十四年十二月号
「 実相を礼拝して 生活を光明化するには 」 十九日の法語 谷口雅春
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