先ず吾々の知らなければならない事は、「 自分とは何であるか 」 と云うことである。
自分を「物質」だと知る限りに於いてその人は「物質的存在」としての制約を受けるのである。
そして自分を霊的存在として自覚し得た程度に随(したが)ってその人は解放され、自由を得るのである。
「人は自己の信ずる通りのところのものとなる」のである。
宗教は病気治しでも家運隆昌術でもないが、「 自己とは如何なるものか 」 を知らしめる結果、
人間が霊的に解放され、その随伴的効果として家運隆昌も起れば肉体の健康をも得られるのである。
『 生長の家 』 昭和二十五年 九月号 七日の法語 谷口雅春先生
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます