ステージに幕が下りていて、芝居を観に来た感覚でスタートを待った。
こういうスタイルって今まであったかな?
佐野元春 & THE COYOTE BAND 2014 AUTUMN TOUR “FINAL”
2014/11/30 渋谷公会堂
いきなり「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」「スターダスト・キッズ」「ダウンタウンボーイ」ときた。
元春の言うパーティナイトの始まりに、会場の温度はすでに高い!
この後、COYOTE BANDと一緒に作りあげた2000年以降の2枚のアルバムからの曲が続く。
その曲たちは、元春にしては珍しく、こまめにMCを付けての演奏となり、
なんだか、とても大切なものを手渡しされたような気がした。
特に「Us」と「黄金色の天使」は歌詞がストレートに響いて胸にしみた。
大好きな「La Vita e Bella」と「ポーラスタア」も、この日は特別に感じてしまい、最近どこか弱くなりがちな自分への励ましにさせてもらったほど。
来年出るらしいNEWアルバムからの曲も聴けた。
(そのうちの1曲は彼の15歳のときの作品がモチーフだというからびっくり)
発売が楽しみだ。
「ボヘミアン・グレイブヤード」をライブで聴いたのは…20年以上前?
とても新鮮だったな。
「ドラマの主題歌になったら(ヒットチャート上位に)ボーンって。なんだよ!もっと早く気づいてよ!」のMCが
可笑しかった「約束の橋」ではいつもの大合唱。
それにしても今回のライブは、元春とCOYOTE BANDの一体感を見せつけられたなぁ。
サックスがいない元春バンドは、正直言うと私はちょっと寂しいのだが、若く力強いこのバンドメンバーと今の元春は、相性が最高なのではないだろうか?と思ったりする。
これからもますます進化していってほしい。
来年は35周年。いろいろ期待しております。
「みんな大丈夫? 脚や腰が痛いとかネットでつぶやかないでよ」と言ってくれた元春。
ありがとう。そうだね、昔からのファンは歳をとってきているからね(笑)
でも大丈夫! 最後の最後「ナイトライフ」まで楽しくはじけさせてもらったよー。
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